- 蘭光生 part8 [無断転載禁止]©bbspink.com
188 :名無しさん@ピンキー[]:2019/06/29(土) 11:47:24.83 ID:k6zbgkNV - >>174
>>168です。どっちかっていうと犯される女の子視点の方が好きかもしれない。 自分がしたいんじゃなくて、された女の子に感情移入したいほう。 犯される恐怖や、暴行魔が得体のしれない黒い欲望みたいなのに支配されているのがいいのかもね。 ABCだと、あっけらかんとしすぎてて、遊びの要素が強すぎるのかな。 例えば暴行魔は日ごろは教師とかごく普通の会社員とか、むしろきちんとした職業で虫も殺さぬような男と思われている。 しかし、ときおり気に入った女性に狙いを定め、その恐ろしい牙をむく・・・。 想いを寄せる同僚の可愛い女の子はおとなしくて清楚な感じだけど、このごろふさぎこみがちで表情も暗い。物思いにふける時間が多くなり仕事も手につかないよう。 なぜか以前より話しかけてもおどおどして視線も合わせてくれないし・・・。何かあったんだろうか? 実は彼女は先月誰にもいえない被害を体験して苦しんでいたのだ。 あの思い出すのもおぞましい事件があったのは先月のこと―――。 彼女は自宅のアパートで就寝中、侵入してきた何者かに襲われてしまった。 縛られて裸にされ、月明かりと街灯の灯りがうっすらと射し込む薄暗い寝室の中で、暴行魔にその美しい肢体をすみずみまで貪られ、大切に守っていた処女をなすすべもなく・・・。 夜中に助けも呼べずに、暴行魔の邪まな欲望の餌食となり何度も何度もされるのを、ただ恐怖に怯えながら目を閉じて、永遠のような時が過ぎるを待っていた。 暴行魔は己の欲望を満たすべく彼女にありとあらゆる姿勢をとらせ、彼女の中に侵入し、思いつく限りの辱しめを加え、蹂躙しつくした。 長く、つらく、恥ずかしい行為がようやく終わると、彼女は縛めを解かれた。自由になった両手で胸を隠し、ベッドの上で裸で丸まってうずくまっている彼女に、男は、彼女の恥ずかしい写真や動画をみせる。
|
- 蘭光生 part8 [無断転載禁止]©bbspink.com
189 :名無しさん@ピンキー[]:2019/06/29(土) 11:48:16.98 ID:k6zbgkNV - 破瓜のそれとわかる血や、男の体液の混じったものが垂れている恥ずかしい部位の写真。行為の最中の耳をふさぎたくなるような肌のぶつかり合う音・・・。
免許証やスマホのデータを抜き取られ、警察に訴えると職場や友達にばらすぞと脅しを掛けられた。 「いい体だったぜ・・・またな」 うずくまる彼女の背中から尻を名残惜しそうに撫でまわすと男はアパートから立ち去った。しばらくすると近くでバイクのエンジン音が響いてきた。 男が立ち去り、しばらくは放心状態でいたが、やがて気を取り戻した。泣きじゃくりながら浴室に駆け込み、ボディーソープが空になるまで体を何度も何度も洗い続けた。 部屋に戻ると、もう外は空が白みつつあった・・・。 整頓された彼女の部屋には似つかわしくないほどに乱されたベッドのシーツは、男のおぞましい匂いが残され、シーツには純潔であったことを示す赤い染みがところどころについていた。 (警察・・・) 彼女はふと思ったが、次の瞬間、動画や写真、奪われた個人情報を思い出した。脅された文句が彼女の耳にこだまする。 警察に行って、自分のされたことを刑事さんに説明するなんて、とてもできない・・・。それにもし万が一あの写真や動画がばら撒かれたら・・・。 彼女は、自分だけでなく他の女性も暴行魔の毒牙にかかっているだろう、自分が勇気をもって警察に行けば、次の女性が被害に遭わずに済むかもしれない、ということは分かっていた。 ただ、勇気が出せず、頭ではわかっていてもどうしてもできなかった。 「はい、申し訳ありません、熱が出て今日はとても出社できません・・・」 その日の朝は出勤できずに家に閉じこもっていた。 (病院・・・) でも医者とはいえどとても昨夜の出来事を説明するわけにはいかなかった。まだ痛みこそあるけど、出血は止まったし・・・。 体の傷よりも今は、妊娠していないかだけが怖かった。 一日一日時間が経った。あの時のシーツや、身に着けていて引き裂かれたパジャマや下着はすぐに処分してしまった。 怖くて眠れず、なにより一刻も早くあのアパートから出たかったので、先週アパートも別のところに移ったし、ベッドも新しく買いなおした。 本当に幸いなことに、生理も来た。
|
- 蘭光生 part8 [無断転載禁止]©bbspink.com
190 :名無しさん@ピンキー[]:2019/06/29(土) 11:48:45.12 ID:k6zbgkNV - もう今更どうやって説明するの・・・。彼女はただあの時のことを忘れよう、忘れよう、と努力しているのだ。
ただ、通勤電車で男の人にぶつかるとかすると体が硬直して冷汗が出る。少しでも男の人の視線を感じると、狙われているんじゃ・・・と疑心暗鬼になるのだ。 同僚の男に話しかけられても怖くて声が出ない・・・。失敗しがちの仕事で上司からは叱責されることが増えて・・・。 女の子の名前も入れたかったんだけど、ここでもそうだが、ヒロインの名前は結構好みの差が出ると思うので、ここではやめておきますね。 まあこの後写真をネタに呼び出されて・・・みたいな妄想も広がるんだけど、暴走すると、非現実的感が満載になるのでこの辺で。
|