トップページ > エロ漫画小説 > 2019年01月19日 > dLvaJo6y0

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名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)
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303 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 19:10:51.32 ID:dLvaJo6y0
○──―[ライトエロのタイトル&著者]─―――─────―─―――───―――─○
一:大きい女の子は好きですか? (5)/愛染五郎
二:モンスター娘のいる日常(14)/オカヤド
三:レセプタクルafter/黒咲練導
四:けもっ娘どーぶつえん!(4)/めぷちん☆
五:Cheers!(20)(21)/チャーリーにしなか
六:チチチチ(3)/クール教信者
七:イケナイ菜々子さん(2)/あさぎ龍
八:淑女たちの都市伝説 〜蜜桃のしたたり〜 /大見武士
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304 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 19:12:07.71 ID:dLvaJo6y0
―─▼以下コメント欄(2行は書きましょう)▼─――――───────────────―
一:大きい女の子は好きですか? (5)/愛染五郎
ttps://pbs.twimg.com/media/DbwrDN7VQAAIhW-.jpg:large
北海道を舞台とした女子バレー大学生たちの青春セクシーギャグ。合体複数回アリ。
自分は長いこと著者のファンを自覚しているのだが、著者ほど人物像を掴みかねる作家を他に知らない。
どこか邦画、それも低予算の知る人ぞ知るカルト映画に通じるノスタルジーの様な読後感を味わえる作品群には、
きっと固定ファンが存在するだろうと思う程の魅力を感じるが、しかし著者は決してそれを前面に押し出そうとしない。
本作はバレーボールを扱った漫画である。であるのにもかかわらず、その描写がほとんど存在しない。
著者の力量が足りず描けないという訳ではなく、一度描けば迫力ある彼女たちの活躍が紙面に広がる。
しかしそれが描かれることは少なく、参考になるであろうスポーツを扱ったラブコメなど無数に存在し、
個性的で魅力的なヒロイン達が汗水流して奮闘する物語は、きっと人気も出るであろうと思われ、
恐らく書店で本作を初めて手に取った読者もそれを期待して購入しているであろうはずである。
しかしそうしないのは本作がやはり「エロマンガ」であるからではないかと思う。
エロマンガにおけるスポーツや職業とは、作品のジャンルではなくシチュエーションであり、
エロに付随するエッセンスである。
本作で言えば「背の高いお姉さん達とショタとのエロ」というシチュエーションがまずありきであり、
エロいお姉さんがバレーボールをする様子ではなく、
バレーボールのお姉さんがエロいことをする様子を描くのが本作の目的なのである。
本作がエロマンガであるということが分かれば、新キャラの設定も納得がいき、
筋肉隆々な双子の片割れや、最大胸囲の豊かさを誇るお嬢様、ぽっちゃりに様変わりした部長などは、
そのキャラの個性を表したというよりも、フェティシズムに由来するキャラクター造詣であることがわかる。
つまりシチュエーションのバラエティを増やすことが目的であったのである。
さらに本作はコメディというよりもギャグのテイストの方が色濃く、本作をよりカオスなものに仕立て上げている。
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305 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 19:12:31.52 ID:dLvaJo6y0
普通であれば各表紙に描かれる登場人物はヒロイン達が順に登場するものなのだが、
必ずメインに据えられるのは本作の最大のトリックスター、
バイセクシャルの性豪ヒロインというチョイスで、読者の頭にクエスチョンマークを与える。
内容で言えば今巻の場合、その彼女が性豪へと至るまでのエピソードや、
浴場でヒロインたちが突如として始めるマットプレイ、主人公の男の娘化など、
見るものを唖然とさせられるコメディを超えたギャグの数々は更に読者の頭を混乱させるが、
これこそが本作の魅力、本質といっていいと思う。
しかしアクが強く絶対に人を選ぶだろうと予想され、
長いこと著者の作品を読んできた自分でも理解に苦しむことがあり、具体的には先の主人公の男の娘化がそれである。
現在では主人公の女装や、男の娘は珍しくない題材であるが、この二つは似て非なるものであり、
主人公が女装したら可愛くなるという描写はあったとしても、決してスカートの中は描写しないものである。
けれど、著者は女物の下着を履かせた主人公の股間のふくらみをチラッチラ、チラッチラ見せつけ、
主人公を男の娘という性の対象となるように読者に印象付けさせる。
これは今まで竿役として読者が感情移入してきた男に欲情させるということであり、
つまり同性愛と同時にナルシシズムをも読者に与える形になっているのである。
自分はこの場面を見てその意味を理解したとき戦慄を覚えた。
エロマンガ家には褒め言葉として「頭おかしい」と作者に対して冠し、評することがあるが、
自分はこの著者に対してはナチュラルなサイコパスの気を感じ、別の意味のおかしさを感じてしまう。
よく見ないと節操なくネタがちりばめられている様に感じさせられるが、
以上のようにおそらく著者は意図的に奇妙に描いているのではないかと想像され、
だからこそ本作をどういった結末で締めくくろうとしているのか非常に興味深い。
ついにバイセクシャル性豪ヒロインはメインヒロインである主人公の姉にまで毒牙を向け始め、
いよいよ収集が付きそうもなくなってきているが、著者の過去作の例を見ると、
清々しいノスタルジックな作品に纏めてしまいそうに思え、次の展開がどうなるのか目が離せない。
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306 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 19:43:13.18 ID:dLvaJo6y0
ニ:モンスター娘のいる日常(14)/オカヤド
ttps://pbs.twimg.com/media/Dd7By8-VQAAYim5.jpg:large
牛、山羊の獣人の搾乳を描いた、亜人種ラブコメディの番外編。合体ナシ、搾乳複数回アリ。
亜人・獣人のエロというアングラなジャンルを一般誌に広めていったエポックメイキングな作品。
残念ながら掲載誌はWEBに移行してしまったが2015年にはアニメ化もされた人気作で、本作と徳間書店の功績は計り知れない。
今巻はレギュラーメンバーがほぼ登場しない番外編という位置づけになっており、
各亜人種の寵愛を一手に引き受ける主人公が、とある牧場で住み込みで働かされることになるというストーリー。
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308 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 20:18:05.11 ID:dLvaJo6y0
本来はポロリがある程度のラブコメディである本作なのだが、
牧場で亜人種とくれば、勿論導き出される答えは豊満な乳房を持つミノタウロス種による搾乳描写である。
今巻はまるまる一冊搾乳のみに焦点を当てた実にフェティッシュな内容になっており、
過去には成人向け、琴義弓介・作で「触乳」という作品が同じ題材を扱っていたが、
それを一般誌でやってしまうというのだから恐れ入ってしまう。
本作の特徴として、他種族と呼称されるモンスター娘達の種族設定や、
彼女たちを受け入れるための社会設定、法体系などが綿密に作りこまれている点が挙げられるが、
これらの要素がヒロインたちの魅力と、物語に深みを出すことに貢献している。
特に多種多様、大型小型様々なヒロインたちに合わせた社会設備、インフラや施設の描写は、
彼女たちの人権を最大限に尊重するように努められて設計されており、
別世界においても実に生き生きと動き回る彼女たちの様子は見ていてとても気持ちよく、
そんな予算どこから出てるんだよという野暮なツッコミも気にならないほどの魅力となっている。
今巻でもその設定が巧みに活かされ、主人公が亜人種たちの搾乳を手伝うという物語を無理なく導いており、
それでいてエロティックな場面を作り上げてしまうのだから唸らされる。
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309 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 20:19:05.61 ID:dLvaJo6y0
具体的には、狭い牛舎で裸にされたミノタウロス娘たちが、四つん這いにされて無理やり搾乳機で搾り出され、
ミルクと共に小刻みにあえぎ声を漏らしてしまうという様子を主人公が夢想するが、
現実には明るいフローリングルームでロングチェアに座り、読書などしながら普段通りの様子で搾乳機で絞られるという、
いたって人権的で事務的な様子として描かれる。しかしオーバーオールをはだけ、上半身裸のその姿で微笑みかけられると、
やはりエロティックに見えてしまうという演出は見事である。
その後、ひょんなことからミノタウロス種達全員の搾乳を手絞りで行うことになった主人公であるのだが、
同種族であっても彼女たちにもそれぞれ個性があり、基本個室で一対一で行われる手絞り搾乳において、
その反応の様子まで様々であるという各個人の細やかな設定とそのエロティックさには感嘆する他ない。
これまで一種族に一キャラクターで描かれてきたヒロインたちであるが、
今巻は牧場手全員分、ミノタウロス、パーン、サテュロス合わせて40名の設定が作られ巻末におまけとして掲載され、
全員分ではないが、照れ隠しで怒り気味、大柄で無口だけど実は繊細、恥ずかしがり家で泣き虫などの個性と共に、
快感に震えながら搾乳される可愛らしさとエロさを合わせた様子が描かれており、読んでいるこちらもむず痒くなってしまう。
真面目で良く働き、料理上手で搾乳機よりも上手にミルクを搾り取る主人公は牧場内でも好意的に接せられるようになり、
著者が以前SNS上において発言した「感謝されながらおっぱいを揉みたい」という常人には理解不能な発想を、
見事マンガとして表現してしまっていることには脱帽である。
物語は好意を持たれすぎて腕力ではかなわない彼女たちに捕まりそうになる主人公の脱出劇へと展開するが、
捻りの効いたオチも相変わらず見事に決まっている。
ラブコメディとして面白い本作であるが、この14巻だけは番外編ということでエロさが秀でており、
搾乳好きの人にもオススメしておきたい一冊。
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310 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 20:20:05.05 ID:dLvaJo6y0
三:レセプタクルafter/黒咲練導
ttps://pbs.twimg.com/media/DovrAdmVsAAGB6z.jpg
少年一人と少女二人の恋模様を軽妙な会話劇で描いたアブノーマルラブストーリーの続編。合体ワンシーンのみ。
比較的実直で常識人な少年と、チンピラをまんま性別を変えて黒縁眼鏡、ミサイルオッパイを装備させた様な少女、
このふたりをカップルとしながら、そこにもう一人その彼女を好きで同じく黒縁、ミサイル装備の少女を加わえた三人の、
奇妙な三角関係の物語になっている。
表層では実直な少年の下心を見透かして、少女二人がそれをからかって楽しむ、
チンピラのセクハラを男女入れ替えたような会話の流れを楽しむのが本作の基本スタイルになっているが、
何気ない会話の中に隠された妬み嫉みの感情が、この奇妙な三角関係のインモラルさを浮かびあがらせ、
いつ関係が壊れてしまってもおかしくないという張り詰めた緊張感が全編を通して張り巡らされている。
かなりディフォルメされた絵柄で、まるで蛇のような顔つきと目元のくまの様なアイシャドウが、
物語のインモラルさをよく引き立て、そしてピンと先端のとがったシルエットの大きなオッパイは、
柔らかく歪ませながら少年と読者の性的好奇心を刺激する。
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311 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 20:20:49.31 ID:dLvaJo6y0
「彼女が好きな男だから彼氏も好き」という歪んだ愛情、及び性癖を持つ少女は、
なにかにつけて少年の性欲を煽るような言動で誘惑するが、実直な彼はことごとくそれを跳ね返す。
彼女のほうは彼氏への信頼と、少女への友情の念からあまり気にはしていない風ではあるが、
少女二人のメンタルはその外見からは想像できないほど弱く、少しの風で吹き飛び、
先ほどまでの強気な態度が嘘のようにか細くなってしまう。
物語はそんなメンタルの二人を少年の決意ある行動で牽引し纏め上げるのだが、その様子はなかなか男らしくてかっこいい。
ベッドシーンはわずかなページ数しかないが、前巻ではおあずけだった裸体を披露し、
ロケットオッパイとチンピラのくせに綺麗で薄い色素の乳首を惜しげもなく見せてくれる。
しおらしくなった少女たちを少々強引に力強く犯す少年の性行為は、物語の終焉にふさわしいエロティックさを醸し出す。
エロはこのワンシーンしかないのだが、黒咲練導の描くこの完成された緊張感、インモラルとエロティシズムは、
他に類を見ないため、選出させていただきました。ちんこ勃つし。
妬み嫉み独占欲など恋愛に付随する黒い感情を描きながら純愛に収める一風変わった作品。
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312 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 20:35:59.37 ID:dLvaJo6y0
四:けもっ娘どーぶつえん!(4)/めぷちん☆
ttps://pbs.twimg.com/media/DddKoPfVwAAbF18.jpg:large
生殖行為まで含めたけもっ娘たちとのふれあいを描いたアニマルストーリー完結編。毎話合体アリ。
斜陽の動物園の起死回生の策として、動物たちをけもっ娘に変え、
赤ちゃんを産んでもらうために夜な夜な生殖に励むぶっとんだ設定の物語の最終巻。
毎話違った動物たちのトリビアとともにけもっ娘とのえっちを描いてきた本作だが、
特徴的なのが主人公である飼育員の青年の存在で、
根っからの動物好きである彼の献身的なその姿勢は、本作の最大のテーマに繋がっている。
何かしら悩みを抱えた動物たちは、自らではそれを解決できずに苦悩するのだが、
園長兼マッドサイエンティストであるヒロインの豊富な知識からくる適切なアドバイスを貰いながら、
主人公は優しく包み込むように動物たちの悩みを解きほぐし、解決に導き、
そしてその延長として、心を開いた動物たちとの性の営みへと発展していく。
性行為は動物と人との心が通じ合ったことを象徴する暗喩であるという構成が巧みで、
ややもすれば獣姦、動物との合いの子という生々しい思考になりそうな題材を、
ぶれることなく人と動物のふれあいの物語に纏め上げ、異種族への理解と支え合いというテーマに落としている。
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313 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 20:36:24.01 ID:dLvaJo6y0
最終巻である今巻ではついに動物たちの懐妊と、園長との恋愛の成就の模様が描かれ、
現実でも話題となったパンダっ娘の懐妊を皮切りに、性生殖、子へと巡る命のつながりの素晴らしさを伝える。
そのとき引き合いに出されるのが無性生殖と有性生殖の違いについての解説で、
有性生殖だけが持つ交尾というプロセス、そしてその結果として多種多様な動物たちが誕生したのだという歴史について触れ、
様々なけもっ娘たちとセックスするというサブカルなエロマンガの存在を、
どこか高尚で尊い印象を付加して総括するという離れ業を見せ、見事に纏めてしまう。
著者はエロマンガとしてはとても珍しく、科学、生物学的見地から物語を展開して行く手法をとっており、
ただト書きで解説するだけでなく、それがきちんとエロに繋げている点が凄い。
ヒロインが唇という機関は哺乳類にしか存在しないこと、それは母乳を吸うために存在することを語りながら、
自分のおっぱいをぷるんとまろびだす場面など知的でありながら卑猥で、
このふたつは相反するものではないのだなと考えさせられてしまう。
ラストはお約束のこれまでのけもっ娘たちとの大乱交とその後が描かれ大団円となる。
見た目や設定の第一印象とは違った、かなり考証に力の入った作品。できれば若い子に読んでほしく思う。
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314 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 20:37:09.09 ID:dLvaJo6y0
五:Cheers!(20)(21)/チャーリーにしなか
ttps://pbs.twimg.com/media/DTs98gYUQAAqGrz.jpg:large
ttps://pbs.twimg.com/media/DpXgx1yU8AAVemh.jpg:large
モテモテ上げチン主人公をチアリーディング部所属のオフィスレディーたちが楽しく奪い合うラブコメディ。合体毎話アリ。
巻数はついに20巻を超え、年数では15年!に及ぶ長期連載エロマンガ。
長寿連載となるとマンネリや、既視や飽きといったものと渡り合わなければならないのが宿命であるが、
それらがまったく気にならずに読めてしまうのはやはりキャラクターの魅力によるものであろうか。
各ヒロイン個性的でありながら誰もが嫌味がなく、自信に満ち溢れながら立ち振る舞う姿が美しい。
なにより主人公の隣にいる彼女たちはとても楽しそうで、初めてのプレゼントに屈託なく笑い、泣き、
自分の手料理を美味しそうに食べる彼を眺めながら、それを肴に日本酒を飲む。
その様を見ているだけで心地よくさせてしまうようなキャラクターの描写が秀逸である。
彼女たちは主人公に恋をしていながらキャリアを積み、社会的地位を築き上げている。
いわゆる恋は盲目であるとか、恋か仕事か、といった女性のテンプレート的設定から逸脱した、
そういったキャラクター造詣ができているのが本作の魅力であると思う。
しかし、知的なキャラクターは著者が知的でなければ描けないと言われるのと同じように、
知的で気品のある彼女たちを瑞々しく動かすのは、著者にとってとてつもなく大変であるだろうと感じる。
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315 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 20:37:36.04 ID:dLvaJo6y0
キャラクターの数が増えるなか、数巻前に駅員編と表して舞台を広げた後、
チアリーディング部、駅員組み、自宅同棲組みと、登場人物が場所ごとにグループ分けがなされ、
駅、自宅がハイソなキャラクター、チア部が比較的庶民的なキャラクターと色付けされ、分かり易くなった。
そんななか面白いのがチア部のリーダー通称キャプテンで、庶民派グループに含まれるのだが、
同家の従姉妹でハイソグループの中心人物通称駅長と同出自で、成績優秀な彼女と何かと引き合いに出され、
レベルの違いを見せ付けられては主人公に八つ当たりし、その主人公にお尻を突かれて返り討ちにされるという、
大層可愛らしいキャラをしており、人気があるのも納得である。
20巻においてはそのお尻を表して「美穴」と女性医師に言わせるなど、ユニークなエピソードも用意されている。
時折現れる言葉使いから育ちの良さを感じさせ、その点もポイントが高い。
コスチュームに対するこだわりもいつもながら見事で、それにともなうチラリズムや下着姿が、
エロティックに描けているところなども地味ながら注目点である。
魔女コス裸マントに魔道士ビキニローブや、即興で着たチア服の下がアンスコでなく下着だったり、
果ては直腸検査用の検査衣でお尻がチラリなんてものもあり、視覚的にも飽きさせない。
要所要所で物語に転換点があり、複数ヒロインと一つ屋根の下で暮らすことになったり、
次巻以降はヒロイン達のお見合いがあったりと話の展開にも広がりを持たせている。
記憶の中の後姿だけではあるが、重要人物である主人公の父親が初登場している点も気になる。
これだけ盛り沢山でありながら読み易い構成のバランスの良さも秀逸な点で、
気になる方は1巻から一息に読んでもそれほど時間がかからないのでオススメしたい。
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316 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 20:59:10.68 ID:dLvaJo6y0
六:チチチチ(3)/クール教信者
ttps://pbs.twimg.com/media/DlHx-62V4AAlmZ_.jpg
規格外のおっぱいを備えた高身長女子大生と見た目ショタな青年とのパイズリ同居ラブコメディ。合体ナシ、パイズリ大量。
相変わらずの前代未聞本名不詳おっぱいヒロインと、見た目はショタ、頭脳はオッサンな青年が、
ただただラブラブ・パイズリな日常を送る様を描いた作品で、
どんな話であっても最後はパイズリで閉め、
おねショタ・パイズリを描きたいという著者の性癖をストレートに淡々と描いている様は一種の清々しさすら感じさせる。
ただそれが恋人同士の間だけなら良いのだが、それが実の妹とだったり、彼女の妹とだったり、
果ては幽霊として現れた彼女の母親とだったりと、そこにおっぱいがあればパイズリさせていくという、
その節操のなさと、インセストの壁をまったく感じさせない手軽さに少々恐怖を感じさせる。
つまりは突っ込み役が不在であるということで、その役は読者が担うことになっており、
笑いどころであることは分かっているのだが、主人公に思いを寄せる彼の実妹の「孕んじまえばこっちのもんだ」発言や、
部屋に設置させた隠しカメラで主人公の様子をライブ視聴しながらオナニーに耽るという、
犯罪行為が当たり前のように描かれるブラックな笑いの描写に唖然とさせられる。
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317 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 20:59:27.81 ID:dLvaJo6y0
こういった内容の作品を「小林さんちのメイドラゴン」の作者のとか、
「ちょっぴりエッチ」といった文句で宣伝してしまう秋田書店に戦慄を覚えるのと同時に頼もしさも感じてしまう。
物語は会話劇と同時にモノローグや一人語りで構成され、日常的な話題は二人の掛け合いでコメディタッチで描かれ、
時折挟まれるシリアスな話題になると主人公目線で彼女や自分自身の難点、課題を鋭く考察する場面が描写される。
面白いのがその客観的な状況把握をしているのが第三者でなく主人公であるということと、
かつ、その考察に未熟な点がないということである。
普通の作品なら主人公を見守り諭す役割のキャラクターが第三者として存在するのだが、
この作品ではそれを主人公が兼任するという、一種のチートキャラのように設定されているのである。
そのため、二人の関係に亀裂が入ることがまず困難な状況であり、ラブストーリーとしては普通ありえない。
それでいながら緊張感のあるストーリーが展開されるのは、交通事故のように唐突に挟まれる重い設定のためであり、
これはチートキャラのラブコメディに丁度よいアクセントになっている。
ネタバレになるので既刊の話になるが、未だに本名を名乗れないヒロインであったり、彼女の母親が既に故人であったり、
こういった伏線がどの様に回収されるのかとても気になる。
しかし母親がモノローグで真面目な話をしている場面でもパイズリしているくらい比重は圧倒的にコメディよりなので、
余り気にせず気楽に読んでほしい作品。
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318 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 21:00:14.15 ID:dLvaJo6y0
七:イケナイ菜々子さん(2)/あさぎ龍
ttps://pics.dmm.co.jp/digital/e-book/b189bsngh02788/b189bsngh02788pl.jpg
三十路四十路のキャリアウーマンとのシェアハウス・ラブストーリー。合体複数回アリ。
大学生である主人公が複数の美熟女と関係を持つ、いわゆる熟女ものを、
著者独特の透明感を感じさせる絵柄で幻想的に描きあげた作品。
熟女といっても、マンガ、アニメによくある年齢に反して見た目が幼いママさんキャラや、
やたらとムチムチしたグラマラスなキャラではなく、
現実的な肉付き、か細くしわや乳房のたるみを備えた体つきの描かれ方がされており、よりリアルな熟女像を形作っている。
この作品が特異なのは主人公である青年が物語的にほとんど動かないという点で、
積極的に動き、心理面が描写されるのは熟女達の方で、主人公に相手にされずに嫉妬したり、
仕事面で上手くいかないのを主人公にきつく当たってしまったりと、
むしろ感情移入は女性の方に入り、どちらかと言うとレディコミを読んでいるような感覚になる。
年齢の遥か下である主人公に対して余裕の態度で接し、積極的にモーションをかけたり、
若い主人公に癒しを求めているような描写は、まさに女性の視点を意識しているように感じられるが、
一方で濡れ場では心理面より肉体描写を意識したりと、そういった点は男性向けエロマンガの手法で、
まるで「男性の中にある熟女の意識」を呼び覚まそうとする、例えるなら男性向けレディコミと呼べそうな作品であり、
読んでいるととても不思議な感覚に陥る。
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319 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 21:00:30.67 ID:dLvaJo6y0
今巻では三十路と熟女の中では若手なヒロインが起業しようと奮闘する模様が描かれ、
勝気で少々きつめな彼女が、元彼からの自立という意味でも独り立ちしようとする。
その手伝いを主人公は半ば強制的にさせられるのだが、物件探しや元彼の介入で上手く行かず、
八方塞になった彼女は凝り固まり、シェアハウスの住人や主人公にあたってしまう。
その時の彼女の心理描写が巧みで、嫌われそうなキャラクター描写でありながら、共感できるように仕立て上げており、
到底エロマンガのヒロインとは思えないような言動をするものの、魅力的に見えるように描かれている。
なんとか問題を解決し、少し成長した彼女とそれを支えてくれていた主人公とのベッドシーンは、
これまでの強気だった彼女の態度が、緊張の糸が切れたかのように弱々しくなり、
乱暴に組み敷かれ涙と嗚咽を漏らしながらマゾっ気を発揮し、されるがままいい様に裸体を突かれ、ベッドに埋め込まれる。
面白いのがエロシーンではしっかり裸体が描かれているのだが、印象に残るのは彼女たちが身に着けている服や装飾品で、
女性の美しさを象徴しているのは本作ではむしろ後者なのである。
かように女性意識の視点と男性の下半身視点とが行ったり来たりする作風で、
著者が男性であることも不思議な、他に類を見ない作品に仕上がっている。
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320 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 21:18:20.89 ID:dLvaJo6y0
八:淑女たちの都市伝説 〜蜜桃のしたたり〜 /大見武士
ttps://pics.dmm.co.jp/digital/e-book/b390bleed01956/b390bleed01956pl.jpg
公では語れない女性の実話性体験をリポートした再現マンガ短編集。合体毎話アリ。
一般女性の性体験、それも特殊なものを集めて再現して描いたシリーズの最新刊。
実話を謳っているエロマンガといえば、同じ雑誌で八月薫が、また最近では春輝が青年誌で似た作品を発表しているが、
本作の特徴は実話といいながらも、かなり非現実的な内容を扱っている点にある。
それでも実話ではないかと思わせるのは、著者の艶かしい絵柄と、話される内容の社会的背景、
そしてそれを語る女性たちの内面、感情がリアリティを持って感じさせるからである。
今巻は前巻までと変わって、女性たちが一同に会した座談会形式ではなく、
聞き手役の女性編集者との一対一のリポート形式になっている。
この変化は内容にも影響しており、座談会形式ではつまりその場ではオープンにできる話という意味であり、
それでも変質的な話には違いないが、複数人いる中明るいノリで、共感をともないながら語られていた。
しかし一対一でよりクローズドな対話形式の本作は、よりアブノーマルで中には悲壮感漂うものも存在し、
聞き手の編集者が引いてしまう様な話もある。
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321 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 21:18:36.05 ID:dLvaJo6y0
アブノーマルな例で言えば、会社の「男子」トイレで放尿することに快感を感じる女性が、
放尿して昂ぶった勢いでそのまま自慰にまで至り、ウォシュレットで達するというとんでもない奇行の告白がある。
こういった内容の場合、普通のエロマンガであれば、その様子に気づいた男性社員に陵辱されるという展開になるのだが、
本作の場合はその後、別の個室に入ってきた男性が、彼女と同じく会社で自慰をしている人物であることに気づいてしまい、
見知った人物であるとわかると妄想が爆発し、我慢できなくなった彼女は…という、唖然とするような行動をとる。
予想を遥かに凌ぐ展開でありながら、逆に彼女ならやってしまいそうだと思わせる不思議なリアリティが読者に生じ、
エロスを感じさせながらも、もはやホラーのような様相すら漂わせ始める。
他にも男性を苦手として、パートで働きながらも一度も男性と付き合ったことのない四十手前の女性の話は、
男性は怖いがこのまま一度もSEXしないままでいいのかと、日に日に増える性欲と自慰の快感の中考え、
ついにアダルト系の出会い系サイトに手を出してしまうという黒さを感じさせるものがある。
初めてである男性は、軽薄そうだがイかせ好きで、快楽を与えつつも彼女を乱暴に扱い、無遠慮に中出しまでされてしまう。
しかしその中出しの、精液を注がれる快感が彼女を虜にしてしまい、それを切欠に吹っ切れてしまった彼女は、
男性がたじろぐのもお構いなしに、精液を求めてひたすら結合部を熱く摩擦する。
これまでただ生きていただけと話す彼女は、その後も膣内に精液を注がれる快感を求めて出会い系を使っており、
誰もが当然抱く疑問に対して彼女が告白する答えは、朗らかでありながらゾッとさせられるものである。
他にも現実に疲れた教師がかつての教え子である新人教師と、夫の皮肉を間に受け風俗で働く奥手の主婦、
スワッピングはOKだが乱交はNGと夫に釘を刺されてしまうグループセックス好きの主婦、
そして聞き手に回っていた女性編集者の過去の変体プレイの告白と彩り豊か。
いつもながら一から創作したとするなら奇妙奇天烈な作風で、事実は小説より奇なりを体現する作品。
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322 :名無しさん@ピンキー (ワッチョイ f3c6-F2Ks)[]:2019/01/19(土) 21:19:40.80 ID:dLvaJo6y0
○───< 総評や自由発言 >──────―─――─―─―─――─○
2018年にエロ目的で購入したB6版コミック。
ttp://get.secret.jp/pt/file/1547892261.jpg
去年は遂に竹書房から発売されていたライトエロ雑誌が2誌とも休刊となってしまい、
またヤングアニマル嵐も休刊となり、ライトエロコミックを発表する場が著しく減ってしまって寂しい限りです。
他に気になったのが「アヒルのお風呂」という銭湯をあつかった青年コミックで、
女子高生の乳首だけ描かれないという自主規制があり驚いてしまったことと、
異種族レビュアーズ 2 特装版で、モン娘では描かれなかった搾乳時の乳首をオカヤドが描いたこと。
いろいろ読んでいると時代や出版社による自主規制の違いが見えてきて興味深いですが、
ついにセックスの有無ではなく、乳首の有無で自主規制が行われ始めたことに危機感を覚えます。
2020東京オリンピックを来年に迎えた今年、戦々恐々とする平成最後の元旦。


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