- 山文京伝について Part49 [無断転載禁止]©bbspink.com
792 :名無しさん@ピンキー[sage]:2017/02/12(日) 10:24:31.23 ID:VNGt0OHX - 聖満は唯子との激しい性交のあとスヤスヤと眠りにつく。
(行為中はあんなに男を感じるのに、やっぱり子供なのね...) 唯子は聖満の体に布団を掛け母親のような慈しみの目で見つめる。 「ありがとよ唯子、コイツも久しぶりの旅行を楽しんでるみたいだ」 (楽しむ...?わたしも世間の煩いから開放されたような楽な気分...あの人と...これが、主人との旅行だったら...わたし...) 「コイツはほんの礼だ受け取ってくれるか?」 卍が手にしてるのは銀色に光るピアス。 「わたし...ピアスは...」 「唯子、おまえにきっと似合うぞ...このところ美貌にも磨きがかかってきた...きっとこのピアスもおまえを引き立たせてくれる」 ポッと頬が熱くなる。 卍は唯子にを抱き寄せ、甘いキスをする。 「わたし、怖い...」 「心配するな、俺に任せろ...快楽は痛みを和らげる。いいか、おまえが感じてるのをしっかり俺が見ていてやる...その時、このピアッサーで...」 根拠のない信頼。 卍は唯子の有無なく押し倒す。 唯子は抵抗もなく卍を受け入れる。 無言の承諾。 「はあっっ!」「はぁっっ!!」 今まで以上にこの人を熱く優しく感じる。 「はあっっ!い...」パチン!! 右耳に痛みを感じ、今までにない絶頂をする 。 「い...いくぅぅぅっっ!!」 「もうひとつ!」 「はい...!」パチン! 「!!!!!」 その後、記憶がなかった。 それほど激しい夜だった。 翌朝、鏡の前に立つ唯子。 両耳にキラリと光るもの。 この人の色に染まってくのが自分自身でも分かる。 唯子はゾクリと同時に何か満たされたものを感じた。
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