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171 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 22:56:33.81 ID:dmhErHC+ - 「あ〜疲れた」
久仁子は勤め先の地方銀行から自宅へ帰る途中だった。 「明日行ったら休み。頑張ろう!」 久仁子は車を運転しながら自分に言い聞かせた。 車は家まで五分程の場所まで来た。この辺は道が狭く視覚の悪い道路だった。 久仁子はスピードを落としゆっくりと進んだ。 「あ、危ない!」 道路脇から男が飛び出して来て久仁子の車の左前方に当たった。 「イタタタ…痛てぃ」 車前方に座り込み首をおさえる男に久仁子は近づいた。 「大丈夫ですか?救急車呼びますね。」 久仁子は心配そうに男の顔を覗き込んだ。 「いやいや大丈夫大丈夫。飛び出した此方が悪いんだし」 「でも心配だし病院に行ったほうが…いいかと…」 久仁子はもう一度男に聞いた。 「大丈夫だっての。ほらね!」 男は立って体を動かして見せた。
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172 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 22:59:40.73 ID:dmhErHC+ - 「でも…やっぱり病院には行った方が…。」
久仁子はしつこく病院に行く事を勧めたが男は固くなに拒んだ。 「じゃあ連絡先を交換してそれでいいだろ?何かあったら連絡すっからよ」 男は久仁子から携帯番号と免許証を受けとり住所を確認した。 「麻美久仁子さんね。あれ?この生年月日だと俺と同い年かよ。若く見えるな〜」 久仁子は今年四十歳になるがそれよりも随分若く見えた。 女子高生の一人娘がいるのだが一緒に歩いていても親子には見えなかった。 「じゃあこれ。俺の連絡先。そういうと一枚の名刺を久仁子に渡した。」 名刺には大和田まことと書いてあった。 「画家なんですか?」 久仁子が貰った名刺にはそう書かれていた。 「ま〜最近は隠居状態ですけどね。今はたまに学生達に教える位ですよ。」 大和田は少し格好をつけ自慢げに久仁子に言った。
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173 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 23:01:51.93 ID:dmhErHC+ - 「本当に病院に行かなくて大丈夫なんですね?」
久仁子がもう一度だけ大和田に確認すると 「大丈夫だって。警察とか呼んでも面倒なだけだから。」 そう言うと笑った。 「本当にすいません。 久仁子は深々と頭を下げて謝った。 「いいからいいから。早く帰りな。安全運転でな。」 その言葉に久仁子はやっと車に乗り込み再度大和田に頭を下げ車を発進させた。 大和田は軽く片手をあげ見送った。 これから起こる久仁子に対する凌辱を想像しながら。
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174 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 23:04:56.22 ID:dmhErHC+ - 久仁子が家につくとすでに一人娘の那奈が帰ってきていた。
「おかえり」 ショートカットの良く似合う活発そうな女の子だ。 「ご飯の準備しといたよ」 「ありがとう。いつもごめんね」 久仁子の帰りが遅い時は晩ご飯の準備をしたり洗濯物を取り込んだり家の手伝いも良くした。 「今日はなんで遅かったの?」 「ん、うん…え〜と …」 久仁子はあえて那奈には事故の事は話さなかった。 大学受験の近い那奈に余計な心配をかけたくない親心からだ。 「あ!そういえばパパからメール来てたよ。」 久仁子の旦那一雄は現在海外に単身赴任中だった。 海外に赴任して一年になる。来年には帰って来れる予定だ。 「早くパパと一緒に暮らしたいな」 那奈がそう言うと久仁子も頷いた。
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175 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 23:07:18.80 ID:dmhErHC+ - 「行ってきま〜す」
次の土曜日那奈は大学受験セミナーに朝早く出かけた。 「あ〜いい天気。溜った洗濯物洗っちゃお」 久仁子は洗濯を始めた。 「ピンポーン」 「あれ、お客さんだ。宅配便か何かかしら。」 久仁子は足早に玄関に向かった。
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176 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 23:30:07.66 ID:dmhErHC+ - 「はいどちらさま?」
久仁子はドアの向こう側にいるで有ろう人物に聞いた。 「あ、私ですよ私。大和田です。」 「え!?大和田さん?」 久仁子は頭から消えかけていた人物の名を聞いて動揺した。 「大和田さんが何故うちに?」 久仁子はそう思いながらドアを開けた。 「あ、こんにちは。麻美久仁子さん。痛たたたっ…」 大和田の首には大げさにもでかいコルセットが巻かれていた。 「首どうなされたんですか?もしかしてあの事故が原因?」 「えぇ〜…あの晩寝てたらひどく痛むんですわ。しょうがなくひき逃げされたって病院行きましたよ」 「ひき逃げ!? 私ひき逃げなんかしてませんよ」 「まあまあ落ち着いて。それでね医者が言うには全治三ヶ月の重症らしくてね。本当は入院なんだけど事を大きく支度ないからね〜…。はい此れ診断書。」 そう言って大和田は知り合いの闇医者に書かせた偽の診断書を久仁子に渡した。 久仁子が受け取ったその偽の診断書には確かに全治まで三ヶ月のむち打ちと書かれていた。
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177 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 23:34:41.60 ID:dmhErHC+ - 「三ヶ月… それに轢き逃げってどういう事?」
突然の事に久仁子の身体は震えだした。 「奥さん顔色悪いけど大丈夫?取りあえず上がらせて貰うよ」 そう言うと大和田は久仁子の許可も取らずにずけずけと部屋に上がり込んだ。 「え! あ! 困ります。部屋散らかってるし」 久仁子はそう言いながら大和田を静止させようとしたが大和田は部屋のソファーに座り込んだ。 「久仁子さん冷たいお茶くれよ。歩いて疲れた」 図々しい大和田の注文にイラッとしながらも久仁子は冷たいお茶を差し出した。 「ゴクッ…ゴクゥ。あ〜旨い。」 大和田は一気に飲み干した。 「痛たたたっ」 大和田が首をおさえながら全て嘘の作り話を久仁子に始めた。 「病院に警察が来たんであの日の事を話ましたよ。車に轢かれて運転手が降りてきたが介護も救急車も呼ばずその場から逃げたってね」 「だってあれは大和田さんが大丈夫だって言ったから… 、 …。」 「相手が大丈夫だって言っても警察呼ばなきゃね。それがルールじゃないの?」
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178 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 23:36:24.86 ID:dmhErHC+ - 「で、警察には他にはなんて?」
久仁子は自分が轢き逃げ犯として捕まるかも知れない恐怖に身を乗り出して聞いた。 「いやね、一瞬の事でナンバーも見れなかったって言ったんですわ」 (あれ? なんで? この人私の携帯も住所も知ってるのになんで警察に言わないの?) 久仁子は心の中で思った。 「ま〜そこで久仁子さん、相談ですわ。この通りこの状態じゃ仕事なんて出来ません。でも収入がなければ飯も食えないでしょ?一日一万の計算で三ヶ月で九十万。きりが良いとこで百万払ってくださいよ。」 その時久仁子は始めて大和田が荒手の当たり屋だと気がついた。 「そんな大金無理です!」 「そんな事ないでしょ。随分裕福な暮らしじゃないですか。」 大和田は部屋を見渡しながら言った。 「すぐに百万なんて…無理。」 もう一度久仁子がそう言うと大和田の態度が豹変した。
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179 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 23:39:45.10 ID:dmhErHC+ - 「うだうだ言ってんじゃねぇぞこら。」
大和田は怒鳴りつけた。 「此方は善意で久仁子さんの事は警察には黙っててやったんだぞ。百万出すのか出さないのかどっちだ。」 あまりの大和田の迫力と自分は轢き逃げ犯という負い目に負け払う約束を交してしまった。 「口約束じゃ駄目だ。これにサインしろ」 大和田は手書きの契約書に印鑑を押させた。 「よし終了。あ〜なんか腹減ったな〜。何か作ってくれ」 久仁子は大和田の図々しい要求にも渋々答えた。 「美味い、美味いよ此れ。容姿も綺麗で料理も美味い。此れであっちのほうも上手かったら完璧だな」 大和田は久仁子の全身を舐める様に見ながら言った。 「変な事言わないで下さい。」 いやらしい視線に耐えながら久仁子は言った。
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180 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 23:43:55.81 ID:dmhErHC+ - 「飯食ったら眠くなったな」
大和田はそう言うとソファーに横になった。 「困ります。帰って下さい。娘も帰って来るし」 久仁子は大和田に今すぐ帰る様に懇願した。 「娘さんは夕方までセミナーでしょ?旦那さんは海外でしたっけ?」 「なんでそんな事まで…」 久仁子は恐怖を覚えた。 「今の時代ちょっと金出して調べれば何でも分かっちまう。便利だよな。」 大和田はニヤニヤして言った。 「久仁子さんちょっと此方に来て足のマッサージをしてくれ。久しぶりに長い距離歩いて疲れた。」 大和田は久仁子にマッサージの要求をした。 「えっ…あっ … はい…。」 久仁子は戸惑いながらも大和田のふくらはぎをマッサージした。 「おぉきもちいいなーなかなか上手いな久仁子。」 大和田はいつの間にか久仁子を呼び捨てで呼んだ。
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181 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 23:47:35.29 ID:dmhErHC+ - 「久仁子もっと上やってくれ。太もも辺りを」
久仁子は大和田の太ももを両手で揉んだ。 「よし今度は足のつけねを頼む。」 「え!?ちょっとそこは… … 。」 久仁子は微妙な場所にマッサージを躊躇した。 「いいから早くやれ早く」 「は…はい …。 」 久仁子の手は大和田の足のつけねを揉みだした。 すると大和田の股間がズボン越しにも分かる程、膨らみ始めそれは久仁子の視線にも自然に入ってきた。 「きゃぁ」 久仁子はびっくりして両手を離した。 「なにを驚いてるんだ久仁子。ほら次は分かるだろ?早くやれ」 「え!そんな事私出来ません。」 首を左右に大きく振り久仁子は拒否した。 「なんだその態度はよぅ。轢き逃げ犯で交通刑務所に入りてぇのか?あぁん。」 大和田は完全に事故をネタに久仁子をゆすり始めた。 「そ…ん … な … 。 」 久仁子はこの時諦めに似た絶望感に包まれた。
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182 :名無しさん@ピンキー[]:2011/09/06(火) 23:50:12.93 ID:dmhErHC+ - 大和田の要求を拒否すれば轢き逃げ犯として捕まる。久仁子にはこの事実が重くのしかかった。
久仁子は決心して大和田の股間の上に手を置き軽く擦った。 それはズボン越しにも分かるほど大きな物だった。 「直接握ってマッサージしろよ久仁子。」 今はもう大和田の要求を全て受けいれるしかなかった。 ズボンのホックを外しチャックを下ろした。ズボンとパンツを同時にずり下ろすと長く太い大和田のペニスが表れた。 「うぅ… ぅ …。」 同時に酷い臭いが久仁子の鼻を刺激した。 「この首じゃ風呂も入れねぇ。そうだ久仁子の舌で全身を綺麗に舐めてくれ」 大和田は信じられない要求を久仁子にした。 大和田は全身身に付けていた物を脱ぎ捨て再びソファーに横になった。 「そんな… 。 」 しかし久仁子は大和田の要求に従うしかなかった。
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