- 母親が他人に犯される 漫画・小説 #10
93 :名無しさん@ピンキー[sage]:2011/01/09(日) 08:57:52 ID:FtQJSFGR - 土曜日の清掃活動の日から約一週間後の金曜日
あれからも彼らは数回家に来ては同じ事を繰り返していた 危険だとは思いつつも半ば俺は奴らの行動に呆れるというかよく飽きないものだなと関心すらしていた 「こいつら猿と変わらないかそれ以下だな」 前日の木曜日にも来て今日もまた現れた、母には絶対にバレてはいけない事なのに俺は緊張感も欠け注意力が緩慢になっていたのだ 奴らが母の下着で遊び帰った後、俺はいつも通り窓を開け部屋の空気を入れ換え、奴らの用済みとなり投げ出されといる母の下着を拾い集め元に戻した 今日から父は約半週出張でいないが厳格過ぎる父がいないことは俺にとってはラッキーであり、土日は村田達も家には来ないので俺は気分よく休みのプランを練っていた そして夕方になり母が仕事を終えて帰宅した、服を着替えて夕食の支度をしている母 だけど何かいつもと違う、普段は俺が話し掛けると積極的に自分からも話す母だがなぜか今日は素っ気ない、それにあまり俺と視線を合わせようとしない 身体の具合でも悪いのか、それとも仕事で何かあったのだろうか 「お母さん、どうしたの具合でも悪いの」 「……」 母は返事をしない 「お母さんってば」 「…なんでもない…」 風邪でもひいたのだろうか、俺はそのくらいに思い食事を終えると自分の部屋のベッドに寝そべっていた しばらくするとコンコンとドアをノックする音が 「は〜い」 返事をすると母が部屋に入ってきた
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- 母親が他人に犯される 漫画・小説 #10
94 :名無しさん@ピンキー[sage]:2011/01/09(日) 09:23:46 ID:FtQJSFGR - 「お母さんどうしたの」
俺の問い掛けに母は無言で床に座った 「あなたに話しがある…いえっ 聞きたいことがあるの」 この母の深刻な様子はただ事じゃないかもしれない、「まさかっ」俺は嫌な予感がしていた 「今日、いえ最近友達か誰か家に出入りしてる」 「いやっ 特に誰も…」 まさか村田達が出入りしてるなんて言えるわけない 「そう…そうなの…」 母はそう呟くと 「それじゃ〇〇は、お母さんの部屋に最近出入りした事ある…」 「いや ないよ…」 やばい気付かれたかもしれない、動悸がして冷や汗が滲む しばらく沈黙が続いた 「…はっきり言うわ、お母さんの部屋には使った洗濯物がしまってあるの…、それを誰かに触られてるみたい…」 「えっ…そっ そうなの、俺知らないよ…」 母がキッと俺を睨んだ、こんな母の表情は初めてだ 「最近ずっと変だと思っていたの、それで今朝シャワー浴びて着替えた後、私は洗濯物に目印とそれに入れる順番を少し細工しておいた…」 少し沈黙が流れた 「仕事から帰って確認したら明らかに誰かが持ち出している形跡があったのよ…」 「そしてもう一つ、村田さんとゴミ拾いの時に来ていた男の人が最近頻繁に家に出入りしているって教えてくれた人がいるの…」
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95 :名無しさん@ピンキー[sage]:2011/01/09(日) 09:25:22 ID:FtQJSFGR - そうだった、近所の人の目があることに俺は気付いていなかった、平日の午後あれだけ頻繁に家を出入りされては不自然なのは当然だった
母の部屋の後始末ばかり考えていて盲点だった、目撃されていたのなら言い訳はきかない 「村田さん達が家に来ているとき〇〇も家にいたはずよね、ねえっあの人達とどうゆう関係なの」 「………」 「あの人達は今日も家に来たらしいわね、そして家にはあなた一人、そして今日も私の洗濯物が触られた形跡があった…」 もう言い訳の出来ない状況だった、それどころかこのままでは俺が母の下着を悪戯している変態になってしまう 本当の事を言うしかない、覚悟を決めて俺は村田達との関係とこれまでの事を母に話した ただ車庫での事は話さず、あくまでも俺は奴らに脅されて仕方なくやったと言う理由で 母の口元が震えている 「なんて事を…」 状況を見てある程度は母も結論は予想して覚悟していたのだろう、だが真実を直接聞かされて動揺を隠せない、母は目を潤ませ両手で口元を覆った 「本当にあの人達に脅されてやったのね…?」 「ああっそうだよ…、断りきれなくてゴメン、ごめんなさい」 母は正座しながら両手のこぶしをギュッと握っていた、目つきもいつもの物静かで温厚な母とは違い怒りできつくなっている こんな母を見るのは初めてだった
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96 :名無しさん@ピンキー[sage]:2011/01/09(日) 09:26:32 ID:FtQJSFGR - 「許せない…こんな事は絶対に許せない、それも〇〇まで巻き込んで…」
よほど母は屈辱だったのだろう、それに俺を巻き込んだ事にも強く怒っているようだ 「どうするの、警察に行く」 「いやっ…こんなこと誰にも言いたくない」 「それじゃお父さんに言ってもらう…」 「こんなこと…お父さんに知られたくない」 母はある意味良家の温室育ち、頭の良い優秀な女性だが逆にこのような状況には慣れていないのだろう 「〇〇はもうあの人達とは関わらないで」 「わかった約束するよ」 「私は今からあの男に会ってくるから」 「えっ…今から、それなら俺も行くよ」 「いいえ あたなはいいの、もう関わらないでと言ったでしょ、でもここではっきりさせておかないとまたあの男達はあなたの所に来る」 「だけど…やっぱり警察に行ったほうが…」 「いいの…、でも泣き寝入りはしたくない、言うべき事は言ってくる」 母はそう言って家を出て一人で村田の家に向かった 俺はおとなしく村田が謝罪し、ある程度母が納得して帰って来ることを願い母の帰りを待った
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98 :名無しさん@ピンキー[sage]:2011/01/09(日) 11:15:01 ID:FtQJSFGR - 母が村田の家に行ってから30分が過ぎた
「今頃お母さんは村田と話し合いの最中だろうか」 最初はそう思って心配しながらも母の帰りを待っていたが一時間を過ぎてもまだ母は帰ってこない 「遅いな…」 そして一時間半が過ぎ、さすがに不安になった俺は母をむかえに行った 村田の家のチャイムを鳴らしても何も反応がない、家には明かりがついていて人がいるのは明らかだ 何度もチャイムを鳴らすとようやく村田が出て来て玄関を開けた 「お母さんは…、お母さんが来ているはずだ」 「ああ 来ているよ」 「お母さんを呼んで」 「今は奥で二人と話してる最中だ」 あの二人もいるのか、大丈夫なのだろうか 「ちょっとお母さんを呼んで…用事があるんだ、だからここに呼んでよ」 「今は俺達みんな今回の事で誠真誠意謝ってる最中なんだよ、今は大事な賠償問題を話してるところだ、もう少しで終わるから家で待っていてくれないか」 そうか賠償についてか、現実的な言葉に俺は少し安心した 「君にも今回は申し訳ないことをしたね、本当にすまなかった」 村田は俺に頭を下げ謝罪した 「大人同士の話し合いなんだ、もう少しで終わるから家でお母さんの待っていなさい」 気が弱くお人よしの俺は村田の言葉を信じ家に帰った、村田の家には母一人に対し、その母に執拗なほど執着している男が三人もいるというのに
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