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魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ.
愛乃みくる ◆ARGgXLWzQ.
【愛と正義の】等身大ヒロイン総合スレ【58人目】 [無断転載禁止]©bbspink.com

書き込みレス一覧

【愛と正義の】等身大ヒロイン総合スレ【58人目】 [無断転載禁止]©bbspink.com
839 :魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. [sage]:2021/02/18(木) 19:02:46.87 ID:MZgxxWve
【待機いたします】
【詳細は>>650参照です】
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841 :魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. [sage]:2021/02/18(木) 20:00:33.89 ID:MZgxxWve
【はい、まだおりますよ〜】
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843 :魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. [sage]:2021/02/18(木) 20:12:44.29 ID:MZgxxWve
【大丈夫です、ではそのシチュで】
【書き出しをお願いしてよろしいでしょうか?】
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845 :愛乃みくる ◆ARGgXLWzQ. [sage]:2021/02/18(木) 20:42:36.42 ID:MZgxxWve
(近い――こっちの方にでっかい魔力がいくつも…!)

街中で不意に感じた感覚、それは脚を進めるごとによりはっきりと研ぎ澄まされていく。
本部に顔を出した帰りのスーツ姿にも構わず、あたしはその方向へ駆け出していた。

(それだけじゃない……誰かが助けを求めてる)

正義の味方の直感というものだろうか、自慢じゃないがこの勘がハズれた事は一度も無い。
そこには必ず危機に陥った誰かがいる。そう思うと少しでも速く、と体が突き動かされる。
徐々に現場が近づく。奥まった路地のそのまた奥、黒く大きな体がいくつも見える。

そしてその中にひときわ小さく震える、守るべき命が見えた。


「――お待たせっ!助けに来たぞ☆」

アスファルトを蹴って飛び上がる。
空中であたしは姿を変えた――守りたいものを守れる力を纏った、戦士の姿へ。

「うるぁぁあああっ!!」

落下の重力を乗せた踵落としが黒い獣の頭部に叩き込まれる。
着地点は助けてと叫んだ男の子の目の前、彼の盾になるようにそこに立つ。

【こちらこそよろしくお願いします〜】
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847 :愛乃みくる ◆ARGgXLWzQ. [sage]:2021/02/18(木) 21:26:53.11 ID:MZgxxWve
「おう☆だいじょぶ?ケガしてねーな?よしよし♪」

うし、なんとか間に合ったっぽい。
目を丸くしている男の子にニカッと笑いかけてあげた。

「……犬ッコロはおとなしくおすわりでもしてろってーの☆」

飛び掛かってくる猛犬数頭。
どー見てもフツーのワンコではない。たぶんいつもの悪モンの仕業なのはすぐに分かった。
ただ操っている奴の気配とかは感じられない。恐らくテキトーにいじくられて放置されてるんだろう。

「……かわいそーだから手加減しといてやるか」

あたしの背に怯えたように縋る男の子を守るようにして、犬の腹部や首に素早く一撃を叩き込む。
動物の本能がそれだけで危険を察知したのか、彼らは怯み一頭また一頭と文字通り尻尾を巻いて逃げていく。
そうして辺りには静寂が戻ったのだった。


「ふぅ……間に合って良かったな♪てゆーかこんな場所ひとりでうろつくなよあぶねーぞ☆」
男の子のほうへ振り向く。小学生くらいのかわいらしいチビっ子である。
「んー?おねーさんこう見えても安くないぞ☆……なんてウソウソ♪ほら」
安心したのか、あたしの手を小さな手が握る。

「んで、キミんちどのへん?この際だからオウチまで送ってってやんよ☆」
こんなことがあってから一人で帰るのは心細いだろう。
何よりほっとけなくて、あたしは彼に尋ねた。
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849 :魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. [sage]:2021/02/18(木) 22:28:45.41 ID:MZgxxWve
「え……」

男の子から一瞬にして禍々しいものを感じた。
離れなきゃ――思考が体を動かすよりも数段速く。

「ぐ…あ゛ぁぁーーーーーっ!?」

握った手を伝って強烈な痛みがあたしの体を焼いた。
肌を、血管を、骨を走るそれが強力な電撃だと分かった。
すぐにその場を離れたくても、彼の手があたしを放そうとはしなかった。
目の前が真っ白に染まる。

「――…っ、あ……う、うぁ……」

しばらくしてやっと電撃から解放され、あたしはその場に崩れ落ちる。
ハァ、ハァ…と呼吸を整えようとするが、呼吸器官までもが痺れてうまく機能しないらしい。
完全に不意打ちを喰らってしまった。

まだ霞む目を彼に向ける。そこにいたのは助けを求めていた彼では無かった。
悪魔――そう呼ぶに相応しい、禍々しい姿。

「……く、ぅ……一杯食わされた、ってか……小芝居ご苦労なことで……っ」

あたしを嘲笑いながら見下ろす真赤な瞳。
悔しさに歯噛みする。ハナっからあたしを狙ってたんだ。

「うぁ……や、やめっ……離せ、このぉ」

地面から不気味な触手が蠢き出る。見るだけでグロテスクなそれがあたしの手足に絡んで抑えつけた。
ただでさえ電撃で痺れて満足に動けないのに、えらい念の入れようである。

「……なめんなよ、おチビさん。ドッキリがたまたま上手くいったからってチョーシ乗んな☆」

言うことをきかない体で彼に言い返しながら、体の中の魔力をダメージの回復にまわし始めた。
ある程度動けるくらいにまで回復出来ればチャンスはあるはず。
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851 :魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. [sage]:2021/02/18(木) 23:10:12.66 ID:MZgxxWve
「ナニ言ってんだよ…あんた達の方から無関係な人たちを襲ってるクセに」
まるで被害者ぶったような言い方にあたしはそう反論した。
痺れた体に絡みつく触手がギリ、ときつくなる。
そんな彼の手に、何もなかった空間からレンズのついた小さな物体が現れた。
動けないあたしに向けられたそれは、どう見てもカメラ。

「っ……」

どういう仕組みか、何にも繋がっていないそれは確かにあたしの姿を映像としてどこかへ送り出しているようで。
もしこんなあたしをみんなが観てしまったら。
心配させてしまうだろうか、それとも怯えさせてしまうだろうか。
そう思うと、おどけた口調で口上を述べる彼に何も言えなくなってしまう。

彼が次に口にしたのは明らかな脅迫。
あたしの言動一つで子ども達が危険に晒される――電撃で焼かれた体が芯から冷えていくようだった。
そんなあたしの表情がおもしろいのだろう、悪魔はいっそうほくそ笑んだ。

「――あたしを痛めつけたいなら好きにしなよ。街の子たちには手出すんじゃねえ」
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853 :魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. [sage]:2021/02/18(木) 23:32:28.68 ID:MZgxxWve
【分かりました。解凍日時はいつが良いでしょうか】
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855 :魔法少女ミルキィ☆ボンバー ◆ARGgXLWzQ. [sage]:2021/02/18(木) 23:45:37.01 ID:MZgxxWve
【大丈夫です。では明日の20時にまたお会いしましょう】
【今日はこれで失礼します】


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