- 置きレスでロールする人のためのスレinオリ板7
458 :アーシュ ◆C53MiuQDUw [sage]:2015/09/28(月) 03:27:02.91 ID:qXxOXuzZ - >>457
(交易都市にて魔導師から受けた依頼、それは罠と陰謀そのものだった) (魔族の復活、女体化の呪い、命からがら迷宮から抜ければ魔族復活の冤罪を受けて) (罪人として捕えられ、魔導師の根回しの巧みさもあり、もはや打つ手は無かった) (独房にあって罰として処刑されるか、奇特な人物によってここから出るかの二択を考えるが) (縁者もいない身とあっては死ぬしか道は残されていなかった) (そうして無為に過ごす中、看守の足音が違うのを感じる) (しかし小窓が開けば何時もの看守であり、思い過ごしかと考えながら与えられた粗食を口にする) (急激に襲う眠気に何か盛られた事はわかったが、これが死刑なのかとどこかで思いながら意識は闇に落ちた) (薬による強制的な睡眠は深く、現れた男を察知する事も出来なかった) (自分の運命を変えられていると露知らず、裸にされ大の字に固定されると奴隷が受ける術を施されていく) (寝ころんでいても豊満な乳房は釣鐘の様に見え、奴隷といってもその方向性は定められていると言えた) (術はアーシュ自身の魔力を元にして自分で自分を縛るというある種の禁術だった) (下腹部に魔力からなる文様が浮かんでその効果を刻み込んでいく) (契約者を少し離れて見つめる商人として逃亡した場合は止めどなく発情し、それを慰められるのは契約者だけと刻まれる) (また他者に対して害意を持つ、また自分より身分が高いものへ反抗する行為には魂を打ち据える魔法が自らに発動すると刻まれていく) (魔術処理が終わると固定された手足は解放されるが、ひとつの革首輪が用意されてアーシュの首に嵌められる) (首輪には鋲が打たれ、また何かをつなぐ環もあったが、正面にひとつの赤い宝玉は嵌っていた) (その宝玉が不気味に光ると赤黒い光でアーシュを包み、それは何事も無かったかの様に消えた) (呪いの首輪と呼ばれる呪われたこのアイテムはこの商人に向かう性奴隷や敗者からの怨嗟を首輪を嵌められた者に向かわせる) (その強烈な恨みを淫欲促進と固定化、被虐化、男性フェロモンへの発情、自分に対する勝者への服従化へと変えていく) (どんな女でもこれを嵌められれば確実にマゾ雌奴隷と化してしまう恐ろしいものだった) 「おい、起きろ」 (施術と首輪の支配が終わると囚人としての服を再度着せられてから声を掛けて揺すり起こされる) (薬の眠りとはいえ、調合が良いのか目覚めは案外良かった) これは……あんたたちは……? (当然起きる疑問を口にするが壮年の男は笑みを浮かべるだけで) (起こした看守が説明を開始する) 「お前はこの方に性奴隷として身請けされた、莫大な金を払ってくれた訳だが、全てこの方への借金となる」 「性奴隷であるお前はその身体で莫大な借金を返さなければならないが、利息も当然付く」 「またお前には逃げられない措置と逆らったり害意を持てない措置が取られてある」 「以後、この方を主人として過ごすが良い」 (それだけ言い残すと看守は去って行った) (恐る恐る壮年の男を見るが、その眼は納得した諦めたものの目ではなかった)
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