- 【異能】黄昏の学園48【異端】
25 :紅裂拓兎 ◆wjnBot/Fso [sage]:2014/05/06(火) 00:08:26.87 ID:P/s3M1sf - (――残念そうだった。あるぇ?もしかして期待してた?)
(下着を用意しているくらいだし、そうだったのかも知れない) (乙女心とは実に複雑で読み解くことが困難なクロスワードだ) してほしければしてやるよ。 (この台詞は予想していた。この子は、キスをしてやると本当に嬉しそうな顔をする) (彼女が喜ぶのなら、自分も嬉しい。だからキスをするのは好きだった) (自分の孤独の穴埋めではなく、純粋に彼女を喜ばせてやれるから) ダッチオーブンか。あれはいいな。 俺も欲しかった。アレで料理すると美味そうだし。 炭火で料理すると大抵美味いけどさ。 お、そいつはいいな。荷物積んで出かけようぜ。 何処へ行こうかな。湖のあるペンションもいいな。 夏だけ何処か別荘借りて過ごすのもいいかも。気にせず遊べるし。 お金稼いでおかないとな。 (旅の話は留まる事なく続く。二人でなら何処へ行っても楽しいだろう) (船旅ねぇ。クルーズツアーとか、なんか探しておくか) (あーでも俺たちが海に出ると海の怪物が襲ってきそうだな) (そんなお馬鹿な話をした) самая……самаялюбимая……覚えてるよ。 にゃるほど。じゃあ春に行こうか。冬は嫌いじゃないが。 のんびり観光するには向かない季節だよ。 ん?二人だけで……んむぅ…… (何をするのかと問おうとするその前に、唇を塞がれた) (更に舌が差し込まれて舐めれた。おまけに舌と舌が絡む) (まったく、段々遠慮がなくなってきている。お互い様なので何も言えないのだけれど) 本当に迂闊な子だねぇ、キミは。 今度は俺の方からしてやるよ。はい、おやすみ。 (想いが先行し過ぎて順序を間違えたゆりかが、可愛いと思った) (今度は自分の方から軽くキスをして、手を握りしめる) (束の間の平穏に浸る。いつか来る破綻を知りながら) (それでも怯えることはない。何故なら、一緒に戦うのだから) (それはきっと、一人で生きて一人で死ぬよりは、ずっと痛くて辛いのだと思う) (けれど、きっとそれ以上に満たされているから。だから怖くはなかった) 【それじゃあ、俺の方はこれで〆かな】 【本当に、旅行行けたらいいな】 【まあその前にもっと色々あると思うけれど】 【今回のロールも長かったけど、楽しかった。ありがとうな】
|
|