トップページ > オリキャラ > 2014年03月25日 > UGnigdgd

書き込み順位&時間帯一覧

13 位/19 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000000000000002002



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
森野瑠璃 ◆jL7jXeIyIA8H
----最終痴漢電車 7号車----

書き込みレス一覧

----最終痴漢電車 7号車----
146 :森野瑠璃 ◆jL7jXeIyIA8H [sage]:2014/03/25(火) 21:29:35.59 ID:UGnigdgd
>>142-143
【ごきげんよう】
【お待たせ致しましたわ】
【痴漢は女性の敵ですもの。甘くなんて見ておりませんわ。ただ、悍ましいだけですもの】

(電車のスピードやカーブに合わせて、隣り合う人々と自然に肩が微かに触れる)
(帰宅ラッシュの電車内は、車外の温度に反して暖房と人熱れでむっとしていた)

『帰宅ラッシュ時間帯の一般車両がこんなに混んでいるなんて、全く予想外でしたわ。
 この中で痴漢に遭えば、里奈ちゃんでなくてもあまり抵抗出来ませんわね』

(想像以上の混雑に、痴漢を捕獲した時のことを考える)
(さすがに今までのように、護身術を使って相手の腕を捻り上げるだけのスペースはないように感じる)
(さて、どうしたものかと思案し始めた時、後ろの殿方が鼻を鳴らすのに気づく)

『お風邪か花粉症かしら? 今日体育で汗をかきましたから、まさか匂っているのではありませんわよね?』

(人熱れで蒸して、身体が微かに熱を帯びているのを感じる)
(制汗剤でケアし日頃体臭が濃い方ではないとは言え、年頃の女の子としてはやはり気になる)
(手持ち無沙汰で視線を斜め上に向け、今月号のティーン向けファッション誌の広告を読む)
(面白そうな記事が一つ二つあったが、購買意欲を唆られるような記事はなかった)
(これなら購入しなくても、この雑誌をいつも購入している友人に見せてもらえばいいと思った)

『それにしても、少々息苦しさを感じますわ……』

(女性としては身長が高い方ではあるが、さすがに周りを男性の囲まれ、皆が自分と同等か背が高いとなれば、やはり圧迫感を感じる)
(それに車内が人熱れでむっとしているとあれば、息苦しさを感じても仕方ないこと)

『里奈ちゃんが痴漢に悪戯されたときもこんなに混んでいたのかしら?
 痴漢されたことは話してくれたけど、具体的なことは何一つ話してくれなかったけど……、
 嫌で怖くて思い出したくもないでしょうね……きっと』

(自分が思い違いをしていることなど、露ほども気づいていない)
(今は、周りの気配に注意を払いながら、痴漢が現れるのをひたすら待つことに集中する)
(緊張のあまり、どうしても背筋に力が入り、身体が少し強張ってしまう)

『後ろの方、寝ていらっしゃるのかしら?
 先程から何度か背中が触れるのですけれど、さすがに少々気になりますわね』

(背後の殿方と何度か背中が触れ合う)
(何とか首を捻って様子を伺えば、頭をコクリとして、どうやら仕事で疲れたのかうたた寝をしているように見える)
(制服越しに殿方の背中が触れると、やはり硬くてゴツゴツしていて逞しいのを朧気に感じる)

(電車が減速を始めると、今度は左右のサラリーマンと身体が軽くぶつかる)
(日頃なら、それほど気にならないものの、痴漢を捕まえに来てる状況では、必要以上に気になってしまう)
----最終痴漢電車 7号車----
147 :森野瑠璃 ◆jL7jXeIyIA8H [sage]:2014/03/25(火) 21:30:25.91 ID:UGnigdgd
>>146の続き

ふぅーっ、はぁーっ。

(電車が停車し、ドアが開くと、冷気を帯びた外気が車内に流れ込み、深呼吸を一つすれば人熱れで少し火照った身体に心地よい)
(だが、その心地よさもほんの僅かな時間でしかない)
(空間ができて寛ごうした矢先、新たな客が流れ込んで来る)
(背後の殿方が自分を守るように踏ん張ってくれていた様だが、その努力も虚しく背中が密着してしまう)

『何なのですの? この混みよう信じられませんわ。ちょっと、そんなに身体を押し付けないで頂けませんこと?』

んっ!

(小さな呻き声を思わず漏らし、何とか押し返そうと試みるが、自分一人の力で何とか出来るはずもない)
(電車の扉が閉まり、加速を始めてホームが遠ざかる)
(自分が降りる数駅先まで、この状態が続くのを諦めねばならないと思うと憂鬱な気分になる)
(誰かの手が、スカートに触れて身体が反応してピクリと震える)

『嫌ですわ! 誰かの手がスカートに触れてますの。……痴漢では無いようですけれど……
 しばらく様子を見る必要がありそうですわね』

(思わず過剰反応してしまいそうになったが、思い直して少し観察する)
(今のところ手の甲が当たっているだけで動かないところを見ると、痴漢ではないらしい)
(それでも暫くすると、手の甲が僅かに動き始めて、背筋がピクリと震えてしまう)

『これは痴漢なのかしら? それとも、ただ挟まれた手を戻そうとしているだけですの?』

(手の甲が当たっていて時折僅かに動くだけなら、痴漢と判断するにはまだ早計に思えた)
(でも、このまま放置するのも互いのために良くない)
(押されて動き辛い手を何とか動かして、相手の手を払おうとする)

手がスカートに当たってますの、手を離して頂けませんこと? 

(周りに殿方だけに聴こえる程度のボリュームの歯切れの良い澄んだ声で、誰の手か分からないが微かな怒気を含んだ声で警告を与える)

【警戒しつつ、少しずつ状況を進めるのは致し方ありませんわね。私も少々抵抗させて頂きますし……】
【いくら痴漢スキルが上手な方でも、お尻や胸の刺激だけでは私堕ちませんことよ】
【こちらが堕ちるより先に捕獲して差し上げますわ】
【でも、もし痴漢が私の弱点に気づいたら……私、どうなってしまうのかしら?】
【だからと言って、弱点は教えませんことよ。ロールの中で探して下さいましね】
【ヒントは文中に混ぜていくつもりですから……】
【もしかすると同じ時間の同じ車両に里奈ちゃんが乗り込んでくることもあるかもしれません(もちろん要相談ですけれど……)】
【それでは、ごきげんよう】


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。