- 【異能】黄昏の学園 42【異端】
364 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2012/04/21(土) 20:18:07.68 ID:e9DpYiGO - 【こんばんは】
【立候補させてもらいたい】 【気付けば桜が散ってるので花見がしたかったなーという未練があるので】 【それが関連したロールを希望。初交流でも戦闘関連でもいいので】
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367 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2012/04/21(土) 20:41:29.09 ID:e9DpYiGO - 【春の妖気(誤字ではなく)に当てられて狂い咲きの桜の下で殺し愛とか?】
【空間ごと移動する桜の樹の妖魔の内側に誘われてしまい、そこで場所取りで揉めてしまい】 【ちょい理性がブレイク→殺し愛。問題はどっちが勝っても最終的に桜の贄になってしまう】 【ので適当なところでストップしないとならないところだけど】 【その手の攻撃に対する精神耐性は高い方?低い方?】
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369 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2012/04/21(土) 20:59:13.84 ID:e9DpYiGO - 【魅了するって言うのは魂奪うと同義なので】
【人間にとっては穏健派(?)の精霊も結構ヤバイ気がするのよねー】 【うん、バトルには都合のいい精神状態なんですね、承知しますた】 【じゃあそんな感じでやってみようか。書き出しは任せて貰えれば、と】 【まほろちゃんは犬も歩けば棒に当たる感じで来てもらえれば、と】
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371 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2012/04/21(土) 21:11:59.05 ID:e9DpYiGO - (紅く染まったコートを脱がなくてはならない気候が続く)
(春が来たのかと、冬の世界で生きる男はどこまでも残念がる) (それでも春が来たなら来たでそれ相応の楽しみ方をするべきだろうと開き直る) (流石に弁当を作るわけでもないが、大福くらいは作って夜桜を堪能するべく繰り出す) 今くーるーいーざっきのさーくらーのしたでぇぇぇ♪ (紅い髪と血塗られた罪科で紅く彩られた男は、春の夜をあてもなく歩く) (この季節、花見スポットとなるような公園だの丘だのは大抵埋まっている) (別段一人でいるのは苦しくないし、人ごみが怖いわけではない) (ただ、大勢の中で独りだとわざわざ実感する為にそこへ行く必要も、ない) ……誘いこまれた、か? ふん、やれやれだ。春の陽気に当てられたか、桜の妖気に魅入られたか。 (―――なんて考えていたのが悪かったのか、気付けば独りだった) (あり得ないほど鮮やかに染まった一面の桜並木の中に、一人立ち尽くしていた) (やれやれなんて悪態をつきつつも、その桜の美しさには、正直魅了されてしまう) うん、うめー。濃いお茶が怖いねえ。 (此処はどこだ?多分異世界か、異空間か、その類だろう。或いは桜の精霊に取り込まれたか) (適当に結論付けて一本の桜の樹の下に腰を下ろす。お手製の大福を齧りながら、桜を堪能する) (いざとなればそこら中を破壊して回ればなんとかなるだろうと大雑把に考える) 【それではこんな感じでよろしく】
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373 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2012/04/21(土) 21:49:50.67 ID:e9DpYiGO - (大福うめー、茶を買うの忘れてたー、なんて考えながら桜を堪能する)
(桜は古来よりその美しさで人を魅了してきた) (魅了する。魅入られる。意識を支配される。魂を奪われる――とまで言うと大袈裟だろうが) (人間の脳味噌に、意識に、何らかの形で作用するのは間違いはない) (桜はその美しさと共に様々な伝承がある。美しい桜の木の下には……が埋まっている、とか) はぁん、まあ、なんだね。 誘い込んでおいてがぶりってのも古典的ではあろうが……な? (そろそろどうにかしようと腰を上げようとしたその時だった) (向こうからひょこひょこと誰かが歩いてくる。いや、歩くというよりは跳ねまわってみえるくらいに) (元気に駆けてくる。そして飛んできやがった。着地地点は間違いなく此処だ) ぬおー! (狂人だの変態だのと言われてもそこは十七歳の男子。いきなりラノベとかで登場しそうな) (落下型ヒロインに遭遇すれば奇声のひとつもあげたくなる。奇声をあげつつも反射的に腰を浮かせた) (体勢から咄嗟に横に転がろうとして――結果から言えば徒労に終わった) ぶべぎゅう! (あ、死んだな…と誰もが思う様な部分に人ひとり分の体重を乗せて、踏みつけられる) (具体的に言えば、首と肩の間。首の骨が折られても不思議ではない) (紅裂拓兎の冒険はここで終わった……××先生の次回作にご期待ください) ふんがー!誰だおらぁ!死にてえのかぁ! (とはならず、血に飢えた鬼のような形相で立ち上がって少女を払いのける) (ぐふー、ぐふーと血腥い吐息を漏らしつつ、チンピラみたいに恫喝する)
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375 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2012/04/21(土) 22:29:35.52 ID:e9DpYiGO - 魔法少女……だとぉ!
(レオタードを奇妙にカスタマイズした衣装を纏う自称スターガールが口上を述べ、決めポーズする) (どう見ても小学生くらいの年ごろで、どう見ても真っ当な人間ではない) (しかし、それより、何より、もっと違う部分に衝撃を受けていた) (その少女は魔法少女だった。違うと否定しても魔法少女だった) (日曜日の朝8時30分くらいから放送されてそうな、あのノリだ) まさか、聖処女が降臨していたとはな…… あの機関の素体……あるいは、これも世界の歪み、か…… (少女の口上に変なスイッチが入ったのか、こちらは中二病全壊、もとい全開だった) (第三者が見ていれば、特撮番組のワンシーンくらいには見えたかも知れない) 人の数だけあるエゴを、否定はしない。 だが、俺は俺のエゴを否定するやつは殺すことにしている。 (きゅっと眼を鋭く細め、ふーと細く息を吸い、吐く) (首に手を当てると、無事は無事らしい。頸椎なんぞ折った日には即死だろうけれど) 桜と共に、その若い命を散らすがいい。 (ぎちりと唇の端を吊り上げて、ただ殺すとだけ念じて―――チリチリと首の後ろが疼いた―――) (それを無視して――いつものように、魔力を練り上げて、珪素の粉を周囲に浮かばせる) (きらめく粒子が桜と共に踊り、水晶の剣を生み出す。それが彼の異能の顕現であった)
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377 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2012/04/21(土) 23:09:00.81 ID:e9DpYiGO - (馬鹿げた外見から掛け離れた動きで間合いを詰める自称・スターガール)
(魔法少女呼ばわりは気に入らないらしい) (子供特有の微笑ましい頑固さに、しかし、笑っている場合ではない) ―――っく! (意外にも鋭い動きから繰り出される拳が腹に突き刺さる。腹筋を固めて堪える) (その拳に秘められた威力は子供のそれではない。外見や言動からどちら側の人間か迷ったが) (やはり「こちら側」の人間だったらしい。されど、少女もまた侮っていた) (ヘビー級ボクサーのパンチくらいでは獅子も虎も熊も倒せないという現実がある) っとと、やるじゃねえか。 (蹈鞴を踏んで後退しつつ、水晶の剣を撃ちだす。パンチはそれなりに利いたが、一撃で悶絶する) (ほどでもない。だからまだ戦える。闘志も殺意も萎えない。一本撃ち出したら、次の剣を生み出して) (また撃ち出す。ドリルのように回転する鋭い切っ先が少女の命を貪らんとする) 『クスクスクス』 『へらへらへら』 『アハハ、アハハ』 (何処からか笑いさざめく声が響いてくる。それは桜が風に揺れる音だったか、それとも……)
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379 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2012/04/21(土) 23:52:32.64 ID:e9DpYiGO - (少女のその動きは、戦う者のそれよりはもっと別の何かに見えた)
(例えるなら舞踏、舞踊。いや、それよりはもっとアクロバテックな何かに) くは。 (撃ち出した水晶の剣は大胆に開いた脚が蹴散らしてゆく) (ブレイクダンス。少女の細足がまるで丸太でも振り回しているかのように水晶の剣を) (一本、二本と叩き落としてゆく。無傷と言わずとも、まるで意に介さず少女がその体勢から飛び跳ねる) (逆立ちの体勢から肘のスプリングすら使わずに跳ぶという、身体に仕組みや重力を無視した動き) あはは。 (少女の足の裏が顎を撃ちぬく――寸前でバク転。くるりと世界が回る) (これはおかしい。なにもかもがおかしい。陽気と妖気がもっと戦えと囃し立てている) (いや――そうでなくともいきなり殺されそうになったのだからしょうがないと理性は訴えているけれど) いっつつぅ…… てえ…なんだ、こりゃ…? (反撃に転じようとして一歩踏み出して、ガクッと膝が折れた) (軽い脳震盪の症状。躱したと思ったが、顎の先に僅かに掠めていたらしい) (目測よりも少女の攻撃が長かった…という事は無い。最初の一打を踏まえて考えるに威力を何かで増強) (しており、リーチも若干目測より長い。そして少女の身体から発散される力…魔力?霊力?) (呼び方はともあれそれから考えるに、念動力か何か――だろうか?それで威力とリーチを補強している…) まーあ、問題はないが、な。 (足を踏み鳴らして、地面から水晶の槍を生み出して射出する) (間合いが読みづらいならその外側から攻撃すればいい) (もし遠距離にまで力場が飛ばせるなら、それはその時対処すればいい)
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