- テストスレ4
381 : 忍法帖【Lv=31,xxxPT】 [sage]:2011/10/05(水) 21:21:13.72 ID:S/0FGK4s - テスト
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- 【異能】黄昏の学園 40【異端】
263 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2011/10/05(水) 21:31:08.68 ID:S/0FGK4s - 【お互いが来れるうちにやれること済ませておこうか】
【というわけで立候補させてくれよ】
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- 【異能】黄昏の学園 40【異端】
265 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2011/10/05(水) 21:44:05.62 ID:S/0FGK4s - 【いつぞや言ってた好意が反転して憎悪になるスポット的な話はどうだろう】
【昔逢ってましたネタなら遡っても3、4年前くらいの俺になるかな】 【負傷したところをお持ち帰りとかもありか。どっちが負傷してもおkだろうし】 【連続で凍結上等】
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- 【異能】黄昏の学園 40【異端】
268 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2011/10/05(水) 22:01:22.82 ID:S/0FGK4s - 【んー、実際反転というより隠されていた感情が増幅して……】
【嫌悪が好意を上回り混乱した結果カップルが喧嘩別れしたとか、そんな】 【設定だと助かる。自覚していない感情の発露とか、そんな感じ】 【それなら俺も色々と吐き出せるかも知れないので】 【あとは任せる。書き出しも任せてもいいかな?】
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- 【異能】黄昏の学園 40【異端】
270 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2011/10/05(水) 22:10:22.00 ID:S/0FGK4s - 【ああ、それじゃあ待ってるぜ】
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- 【異能】黄昏の学園 40【異端】
272 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2011/10/05(水) 22:51:11.33 ID:S/0FGK4s - (実りの秋を祝う祭りが執り行われていた。夏とは違い活気とは遠いが)
(これはこれで悪くないと思いつつ、屋台を見て回る) (何も買わず、何も食わず、ただ歩いて、見て、回るだけ) (紅い髪に紅いロングジャケットの男は、ただ秋の夜のささやかな喧噪に身を置いていた) ……はて。 (暫くすると人気のない雑木林の中の遊歩道を歩いていた) (こんな場所には用はないけれど、何故だか足が動く。予感がした、と言えば嘘だ) (けれど、向こうから歩いてきた人影を確認すれば、これは運命の出会いだったのだと確信できる) くっ!ふふ……こんな時間に、こんな場所で。 よくよく俺たちは、巡り合う定めにあるらしいな。なんだその格好は? 運動の秋だからってウォーキングに目覚めたってワケでもあるまい。 (笑いたくなる衝動を噛み殺し、ただ、唇の端を禍々しく吊り上げる。それは本能ではなく) (ただ純粋な己の意志――純粋な殺意と、それ以上に複雑な混沌とした感情の発露だった) (特別な一瞬を運命と呼ぶのなら、今、この瞬間こそが運命であろう。勝手に確信する) (視界の端にぶらぶらと何か映っている。木に吊るされた女の死体――ではなく、その怨念だった) お前は死体はその辺に埋めてやるよ。 (怨霊だの地縛霊だのをまったく気にすることなく、魔女へと間合いを詰める) (風が吹き抜けてざわざわと色を失い始めた葉っぱを騒がせる) (それ以上にざわざわと騒ぎ立てる胸の鼓動が意識を支配していた) 【こちらこそよろしく】
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- 【異能】黄昏の学園 40【異端】
274 :紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q [sage]:2011/10/05(水) 23:35:51.45 ID:S/0FGK4s - …………あん?
(ざわめく鼓動の傍らで、チリチリとした感覚がした) (無視してしまえるほど些細な感覚だったけれど、その感覚をきっちりと受け止める) (いつも通り呪文書を取り出して迎撃態勢――否、臨戦態勢に突入するアンジェラの姿が) (実に勇ましい。いつも通り凛として、簡単に手折れそうな花にも見せかけて、その実鋭い棘を) (有している。ああ、彼女だ。焦がれて焦がれて、想い続けた彼女がここにいる) (美しいだけではなく、ただ棘があるだけではなく、そんな彼女がどうしようもなく……) ……似た者同士というのは認める。 お前も俺も、居場所も大事なモノも見つけられず泣き喚いている迷子に過ぎない。 俺たちは似てるんだ。だから俺はお前を……おまえを…… (いつの間にか足を止めて、ざわめく胸に去来した想いに戦慄を覚える) (どうして……どうして?どうして俺はそんなことを思う?) 俺たちは、鏡だ。 直視したくない自分の姿を、相手の中に見出している。 だから嫌悪する、憎悪する。だけど、離れられない。 (だと言うのに、唇が、勝手に言葉を紡ぐ) (いつもの自分ではあり得ない気持ちと思考回路に、気色悪さを覚える) (そのはずなのに、手を伸ばしてゆっくりと彼女へと歩み寄る足が止まらない) 俺がお前の中に見たのは、見たくない部分だけじゃないから…… (それが、彼女に執着した理由。歪な鏡は、けれど、それだけの存在ではなかった)
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