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久遠ゆりか ◆Juli/dituo
【異能】黄昏の学園38【異端】

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【異能】黄昏の学園38【異端】
131 :久遠ゆりか ◆Juli/dituo [sage]:2011/06/17(金) 21:19:44.74 ID:Q5NvOF2T
【名前】久遠 ゆりか (くどう ゆりか)
【年齢】16歳
【性別】女
【身長】147cm
【3サイズ】70/53/76
【容貌】
濃いブルーの瞳。少し癖毛でグレーにくすんだ金髪、背中中央辺りまでの長さ。
基本、赤と黒のシュシュでポニーテールに結んでいる。
インサイドホルスターを隠す為、夏でもフリルやリボンの付いた長袖上着を着用。
制服のスカートの下にレースのペチコート、ドロワーズも完備。私服は甘ロリ服。
【能力】
MашинаАнгелマシンを掌握する者。触れただけで、機械の操作方法や構造が解かる。
物質の構成・把握・修理等が可能。弾丸を銃に装填した状態で、威力の加減加工等。
ただし、能力を使っても車両船舶等が 上手に操縦 できるかどうかは、別問題。
通常装備として、左脇インサイドホルスターに、ヘッケラー&コッホP7M13。
いつも持っているバイオリンケースの中は、ベレッタM93Rを一式。
F1手榴弾内蔵ミニテディベア、通称レモンちゃん1匹。
他、自宅には複数の小中〜大型銃火器を所有。必要に応じて持ち歩くことも可。
【希望】
日常 共闘 戦闘 等
【NG】
死亡 相談の無いエロ展開 後遺症
【弱点】
能力の行使に時間がかかるため、戦闘中に異能はあまり役に立たない。
単純なメンテナンスや、弾丸のカスタムは、約3〜10分程度。
銃器を破壊されても再構成可能だが、数十分〜1時間ぐらい必要。
甘いもので釣られやすい。現在のブームは、はちみつ味。
容姿は金髪碧眼だが、英語喋れない。
【備考】
父は旧ソ連の特殊諜報員で、日本の商社潜入任務中にソビエト崩壊、そのまま帰化する。
ゆりかが10歳の時、謎の怪事件に巻き込まれた父親が他界。 異形を退治しながら、父の仇を探している。
生粋のスラヴ民族だが、生まれる前に両親が帰化している為、日本国籍。
家族構成は母と弟。ロシアには、両祖父母健在。
ロシア名は、Julija=Alexeyevna=Kudryavtseva。愛称ユーリャ。
父を亡くしてから、身体の成長を止めている。本人は止められていると思っているが、自己暗示みたいなもの。


【プロフ投下ついでに、少しだけ待機。】
【異能】黄昏の学園38【異端】
133 :久遠ゆりか ◆Juli/dituo [sage]:2011/06/17(金) 21:24:52.35 ID:Q5NvOF2T
【ほあ、びっくり。】
【今夜は、誰も来ないかな、なんて思っていましたわ。】

【もちろん、わたしでよろしければ喜んで】
【先輩のほうで、なにかやりたいネタ等ございますか?】
【異能】黄昏の学園38【異端】
135 :久遠ゆりか ◆Juli/dituo [sage]:2011/06/17(金) 21:33:19.43 ID:Q5NvOF2T
【よっしゃ、ガンガン後悔させてやる。】

【夜歩きのときに、偶然会う感じで?】
【それとも、またどこかへ遊びに行きますか?】
【ずいぶん前に言っていた、飛び魚?でしたっけ?それを獲りに行ってもいいですし】
【異能】黄昏の学園38【異端】
137 :久遠ゆりか ◆Juli/dituo [sage]:2011/06/17(金) 21:42:48.40 ID:Q5NvOF2T
【前に少し言われた、手伝って欲しいことがあるって言うのも、気になっている状態ですもの。】
【こちらからも、がっつりつっこませていただきますわね。】

【カラオケと甘味処ー】
【酷いですわ、可愛い後輩とのデートを忘れちゃうなんてっ(よよ)】
【気分転換にカフェでもいいですし、気分転換に異形化した野犬を狩りに行ってもいいですし】
【その辺は、先輩にお任せしちゃいますわ。】
【では、授業サボリで体育館裏でぼけー、からということで】

【書き出しは、どうします?】
【異能】黄昏の学園38【異端】
139 :久遠ゆりか ◆Juli/dituo [sage]:2011/06/17(金) 21:50:26.25 ID:Q5NvOF2T
【りょーかい、ですわ。】

【では、のんびり待っておりますので、ゆっくりと】
【異能】黄昏の学園38【異端】
141 :久遠ゆりか ◆Juli/dituo [sage]:2011/06/17(金) 22:09:52.80 ID:Q5NvOF2T
(軽くあくびをしながら、その慣れた通路を歩く。)
(やわらかな春風は、いつの間にかどこかはしゃいだような初夏の匂いに変わっていた。)
(梅雨を感じる湿度を孕んだそれを吸い込みながら、再びあくび。)

っふぁー……
授業なんて、受けていられっかてーの。
(呟きながら体育館の角を曲がると、その景色よりも先に、見覚えのある赤い髪が目に飛び込んできた。)

………ったく。
授業に出る気は、ゼロパーセント、といったところですわね。
意外と…まつげ長………
(隣に座り、寝顔を覗き込む。)
(なにか夢でも見ているのだろうか。微かに顰めた眉の寝顔を見つめながら)
(目を閉じていると、少し幼く見えるな、なんて考えつつ―――)

―――久遠ゆりか、ですわ。
(突然問いかけられ、赤い髪の青年の顔に降りかかりそうな金色の髪を、片手で押さえつつ)
(とりあえずは、返事をしてみた。)


【それでは、こんな感じでお返しを】
【改めまして、今夜はよろしくお願いいたします。】
【異能】黄昏の学園38【異端】
143 :久遠ゆりか ◆Juli/dituo [sage]:2011/06/17(金) 22:32:28.92 ID:Q5NvOF2T
はァ?
イギリスじゃなくて、ロシア……?
先輩、寝ぼけてますの?
(今度は、こちらが眉を顰める番だった。)
(青い瞳で、黒い瞳を見つめ返す。)

―――――っ!?
(突然、赤い髪が舞い、ひれ伏し―――いわゆる土下座のポーズ。)

……………
(なんだかキモチノワルイモノでも見るような目で、見下ろしてしまったことを)
(申し訳なく思うことすら、出来る隙も無いほどの、素晴らしい土下座。)
(軽く握った拳を口元に運び、座った姿勢のまま、少しずつ後ずさり)
(ひらたく言えば、どんびき状態ってやつである。)

なにか、わたしに悪いことでもしましたの?
それとも、先輩は後輩に土下座するのが趣味になった、とか…
えぇ…っと、こういう時は何を言えばいいんですの?
よろしい。足をお舐め。……とか?

……………………舐められるのは、嫌ですわね。

先輩?
だいじょうぶ?
(不思議そうな顔をして、土下座の顔を覗き込もうとして、腰を屈める。)
【異能】黄昏の学園38【異端】
145 :久遠ゆりか ◆Juli/dituo [sage]:2011/06/17(金) 22:58:00.90 ID:Q5NvOF2T
えぇっ?
舐めるのっ!?
(ズザッと、音を立てんばかりに、今度は本格的に後ずさる。)
そういう嗜好をぶつけるのは、わたしじゃなくて他の人をあたってくださいませ。
とっても申し訳無いのですけれど…わたし、先輩の期待に応えられそうに無い………

また、って…なにげに失敬ですわね。
わたしがいつもいつも、いっつもサボっているみたいに聞こえるじゃないですの。
最近は、週に2、3回しかサボっていないですわよ?
(通常の真面目な学生に比べたら、充分すぎるほどの回数を、しれっと言い放つ。)
(どうせ、授業に関しては、この男と同じ穴の狢だ。)
(堂々と大口が叩けるってものである。)
俺はアレだ…って、偉そうに。
結局先輩もサボリじゃないですの。

ん………?
(この男のこんな表情は、珍しい。)
(視線を合わせ、くすっと小さく笑ってみせる。)
そうですわねー…何か、言っていたような、言ってなかったような………
確か――そう。

もっとだ、もっと!もっと……
(紅裂の視線の目の前に、びしっと人差し指を突きつける。)
もっと、なんでも注文しろ。
かわいいゆりかちゃんに、俺がなんでもおごってやる!!

――って、言っていましたわ。
【異能】黄昏の学園38【異端】
147 :久遠ゆりか ◆Juli/dituo [sage]:2011/06/17(金) 23:26:10.33 ID:Q5NvOF2T
忘れた!
忘れました!!
(拳を突きつけられ、こくこくとヘドバンよろしく首を上下に振る。)
(ふと、視界に入った紅裂の手。こんなに、汚かったっけ…?)
(前々から、常人よりかは鍛え抜かれたそれだったが、より一層磨きがかかったように思える。)
(少しだけ目を細め、首をかしげた。)

暇つぶしって…授業料を払っているのは、先輩だって同じですのに。
わたしだって、親に言われて仕方なく…ですわ。
でも、大学は行けないから、あとちょっとの我慢。

あはははは。
(指を握られて、渇いた笑声をあげる。)
や、やだなぁ…先輩に握られるのなら、わたし、手のほうがいい。
(解放された指を、反対の手でさすさすと労わるように撫でていると)
(耳に飛び込んできた、兵部晶、という単語。)
(小さく息を呑み、一瞬だけうつむき、唇を噛む。)
(すぐに顔を上げると、青い瞳で笑いかける。)
(瞳の奥底は、笑っていなかったけれど。)
なにか、って?なにが?
………そう。
あの子、またそんな危ないことを……
……頼んでも無いのに。
(きゅっと唇を噛んで、地面を睨みつける。)

そんなことよりも、さっき言ってたイギリスって?
もしかして、アンジェラ・トルーマン先輩のこと?
【異能】黄昏の学園38【異端】
149 :久遠ゆりか ◆Juli/dituo [sage]:2011/06/17(金) 23:55:38.40 ID:Q5NvOF2T
3年……
(表情を無くし、こくっと頷く。)
(3年間、自分に与えられた、残りの時間。)
(それ以降は、永遠の時間を生きていく。家族に見守られながら、ずっと一緒に)
(―――違う、一人だ。)
(心のなかに兵部の表情と声が浮かぶ。)
(それを振り切るように、首を軽く左右に振った。)

何もしないほうが、楽できますのに。
どうして、わざわざ頼まれても居ない辛い道を、歩もうとするの?
愛、だから?
そんなの、わかんない。
(うつむき、まるで助けを求めるように、紅裂のほうへそっと手を伸ばし)
(指が、制服のシャツを掴みかけ、また戻っていく。)
………わかんないよ。

えぇ…力になれることは無いかといったことを、と仰ってくださったので。
わたしの父親の足取りを、少しでも掴めればとお願いいたしましたわ。
でも、もともと彼女に呼び出されたのは、わたしのほう。
紅裂拓兎の、どこに惹かれるのか?と、問われましたわ。
奏さんといい、先輩ってやっぱり意外とモテ――
(顔をあげて、口を噤む。)
(静かな表情だったけれど、その視線はゾクリと背筋を凍らせるものがあって)

……ぶち殺す、って。
わたしには、トルーマン先輩はとても紅裂先輩に惹かれていらっしゃるように、見えましたわ。
笑顔でも、見せてさしあげたらよろしいのに。


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