- ----最終痴漢電車 4号車----
450 :御室瑠璃 ◆7Lfsrei5pU [sage]:2011/04/25(月) 13:17:46.96 ID:1Nwg44zw - >>442
『…どの場面に差し掛かったら「痴漢です」と言おうかしら… 敵を確実に仕留めるためには、言い逃れが出来ない状況になってからじゃないといけませんわね。逃げられたら全てが水の泡ですわ。 そう、「言い逃れは許しませんわ」と痴漢の手を捻り上げて!……い、言い逃れができない状況って一体どんな状況かしら?』 (痴漢を捕まえてやるという意気込みと、臀部へ触れる手の感触) (元々気性が激しく昂ぶりやすい上に、このふたつの気持ちが瑠璃の心に満ちている) (思わず頭がかっかと燃え上がりそうになり…ため息を付いた。身体に篭りつつある熱を逃すように息を吐いて) (伏せた瞼の上で瑠璃の眉間に皺が寄る。自身の下半身に魔の手が及んでいることなど、全く気が付かないままに) (果たして自分が痴漢の手を捻り上げるべき時は、どんな場面なのだろうか…) (過去に遭遇した痴漢の記憶を思い出し、再び頬を赤らめた。) (……太腿や膝の後を這い回る掌、臀部に…時には秘所に押し当てられる鞄の角、今のように臀部を這い回る熱…) (生まれてからこの方、女の園での温室暮らし。異性に触れられたことはおろか、その欲さえ浴びたことは無かった) (初めて異性から送られた、じとりと湿った熱を受けて…瑠璃の身体はそれを恐れ嫌悪すると共に、確かに女としての愉悦を感じていた) (男に妖しい気持ちを抱かせることのできる身体なのだ――と、本人すら知らぬ意識の隅で、人知れず興奮と満足を覚えていたのだ) (身体の奥で妖しく蠢く熱と欲――この密室空間で男に植え付けられた熱は、瑠璃から注意力というものを完全に奪い去っていた) (本人ですら気が付かないままに、スカートが全てたくし上げられ、ストッキングを纏った臀部が顔を覗かせる) (満員電車の乗客の波に埋もれて気づかれ難いだろうが、ダークスーツやジーンズの間に見える曲線は明らかに異質だった) (常より高い体温、人々の密着による気温の上昇…様々な要因により僅かに汗ばんだそれへ、掌が触れる) 「……ん、ぁふッ!?………ぁ、ぅぅ……」 (その瞬間瑠璃は息を飲むと、悲鳴を上げる前に唇に掌を押し当てる。その甲斐あってか上がるべき嬌声は、あらかた掻き消された) (黒い瞳が見開かれ、全身に硬直と緊張が走る。窓ガラスには困惑しきった瑠璃の顔が映し出されていた) 『……う、う、嘘ですわ!わ、わたくしの……お尻を誰かが触っているなんて!』 (今までスカート越しや鞄の角で触られたことはあっても、こうして相手の体温を感じるような触られ方をしたのは初めてで…) (ストッキングと下着を通して伝わる掌の感覚に、瑠璃の思考回路は一気に沸騰してしまう) (意識を別にやろうとすればするほど瑠璃の意識は臀部へと集まり、まるで弾力を確かめているかのような掌の動きに、身体が震えた) (狼狽と戸惑い…そして恥ずかしさと快楽がない交ぜとなって、瑠璃の瞳に涙として浮かんでしまう) 『し、しっかりするのですわ、わたくしともあろうものが…!そう、千載一遇のチャンスですのに…!』 (ふるふると身体を震わせながら、悲鳴を飲み込んだ。――…まだ頃合ではない、自分に言い聞かせる) (瑠璃の臀部はまだ10代のそれらしく、肉付きや柔らかさは男を知った大人に到底適わないものだった) (しかしその分肉が締まり、青く弾力に富んでいる) (…暗く沈んで見えないが、少女趣味と言える春らしい赤のマドラスチェックを、肌触りの良いコットン生地に映した下着――) (それを纏う処女肉が、小さな臀部の上で…男の掌の下で、ビクンと震えた) 【畏まりましたわ。それでは家族以外の男性との接触が極端に少ない、箱入り娘を想定しておきますわ】 【自慰は少々…けれど、表面を撫でるだけで膣には触れたことが無いような…。】 【破瓜の時は痛がると思うのですけれど、すぐに気持ちよくなってしまうご都合主義をお許し下さいましね?】 【あ、そうですわ。友人のハルカちゃんはわたくしとは正反対で、穏やかで気弱な性格と女性らしい曲線のふわふわした方ですの。ご参考までに】
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