- 【異能】黄昏の学園36【異端】
197 :竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. [sage]:2011/03/09(水) 21:02:39.40 ID:Ar88OgPh - 【アンジェラ待ちで解凍準備………】
【お借りする、わ………】
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199 :竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. [sage]:2011/03/09(水) 21:41:56.25 ID:Ar88OgPh - (毅然とした態度、よく通る声音――いつか「喰われていた時」にみたアンジェラ・トールマンそのもので)
(初めて聞く聞きなれた言葉に振り返る。――存在を食って消した自分の「殺し」は明るみになるようなものじゃない) (そこを考えればあの言葉も本当なのだろう。) 竜胆凍………… …………そっちも、魔力が切れたらおとなしく引くのね (そう言って再び怪人たちに向き合い、今通った光軸とアキラとタクトの存在から得た彼女の戦闘方法) (あとは魔力量を大体で計算して――また、目の前にいるフリッケライを殴り倒す。) (動けなくなるようなことはないはず、だがあの二発でかなりの魔力量を消費しているはずだから、と) (フリッケライ達の注意をこちらに引き付けるために殴る、蹴る――倒す必要はない………ただ一か所にまとめていって) ……………… (ちらりとアンジェラの動向を探る、一度で一か所に集まったフリッケライ十数体を一気に屠ることのできる攻撃方法はあるか?) (ないならば火鼠で一気に焼き尽くすことを考えつつ地面を蹴り、フリッケライ群から遠ざかって――――) 【此方こそ………よろしく】
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202 :竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. [sage]:2011/03/09(水) 22:22:42.49 ID:Ar88OgPh - (アンジェラが発生させたであろう炎は怪人たちを包み込み、その身を焼き滅ぼしていく)
(聞こえる悲鳴らしきものは人のもの、獣のもの、機械のようなものとさまざまで――) (それらを操る藤姫の気配を食われた自身の存在から探ると、この周辺にはすでにいないことが確認できて) ……… (丹田あたりの前で軽く開いていた手を下すと、燃え盛る火炎の脇をすり抜けて) (アンジェラの方へ近寄っていく――) (明らかに疲弊しきっているその姿を見下ろすと、もう一度――今はもう異形を焼き終え消えゆく炎の方へ) (視線を向けて――) ………全滅、ここらにいたフリッケライはあれで全部。 …………………… (見下ろして、口を開けていくつか間を置く。) (魔刃「遣い」だったころの反動か少しだけためらいを覚える言葉を思い浮かべ、口にする。) …………大丈夫かしら?
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204 :竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. [sage]:2011/03/09(水) 22:45:03.83 ID:Ar88OgPh - フリッケライ…………独語で「継接ぎ」――とある異形が作り出した異形で
人や獣、はては異形の存在をその名の通りつなぎ合わせた存在………… 今みたいに適当な存在をつなぎ合わせたものもいれば、相性や能力を考慮した存在もいる…… …………なんでここに居たかは、作った本人を問いたださないとわからない (それを告げると消耗しているアンジェラの笑みを見て、いくらか逡巡したのち) (手を差し出して、指で出口を指す。) (話をするならば体を休められるところの方がいいという代わりに。) …………苦痛は生きている証拠、無理に治したら、自身の異常がわからなくなる だから、いい…………手が震えている………消耗したんでしょ? (もちろん、本当に震えているのかはわからない。けれど消耗しているのは態度から察することができる。) (無理をさせるより、休憩ができる場所を探すべきだと思って、自分のこめかみのあたりを指先で叩く。) …………逆にこっちでできることがあるなら、手を貸さないでもない
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206 :竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. [sage]:2011/03/09(水) 23:31:30.73 ID:Ar88OgPh - …………難儀なものね
(消耗しやすく、そのくせそれを補給する方法を選ばなければならない) (それからそれを行うからにはそれ相応に、消耗を隠さなければならない――――) (姿勢を正したアンジェラを見て、これ以上追及するのも――と感じて目を伏せる。) …………一つ目。「とある異形」は別次元の魔神――存在を喰らいそれを寿命につなげる異形 名前は今は「藤姫」と名乗っている花言葉は「陶酔」、それから「死」象徴する花よ。「藤」はね……… 金髪で無駄に自己主張の強い容姿をしている………… (素直に見た目だけは可愛らしいなどと言う表現をすればいいのだが) (そういう表現をするのはしゃくだった。) アレとの決着は私がつける…………見かけても近寄らないで 下手に喰われて、存在をモノにされると厄介だから…… 二つ目は聞いたことがない。私が出所を知りたいくらい……… 語感からして、ロシアとかドイツとか……そういう処っぽいけれど? (答える必要性を感じないのならば答えずともいい、と言外に含みながら) 三つ目…………単語は知っている。けど……それだけ 私には関係のない話…………ね 何かしようとしているの?そいつらは………… (歩きながら語ると、すぐに入口までたどりつき――――)
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