- ツンデレっ子3
376 :芹沢和葉 ◆BZKfGsOro. [sage]:2010/12/27(月) 12:15:04 ID:r78DGyzN - ……何よ、その顔。少し顔見せなかったからって、忘れたなんて言わせないんだから!
(クリスマスを若干経過したが、まだクリスマスの余韻を引き摺っているらしい。) (茶色の髪をふたつに分けてコテを当てた『縦巻ロール』に赤いサンタ帽を被り、) (ミニスカートのサンタ服を着た少女は目尻を吊り上げ腕を組む。) (腿の中ほどで揺らめくスカートに黒いロングブーツは、25日はあちこちで見かけたが今では若干浮き気味だ。) (それが分っているのかいないのか…少女は恥ずかしそうに頬を染めると、ふいっと視線を脇にずらした。) これはッ…その…。クリスマスに着れなかったから今着ているだけで…た、ッ、たまたまなんだからね! アンタのためじゃなくて、アタシのためよ! 【プロフィールは>>306です。久しぶりすぎて緊張します…。】 【リミットは17時ごろ。雑談でもエロルでも、幅広く歓迎です。】 【仕事場でも日常シチュエーションでも、クリスマスネタを絡められれば嬉しいです。】
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- 【お相手】待機したらageるスレ その10【募集中】
426 :芹沢和葉 ◆BZKfGsOro. [age]:2010/12/27(月) 12:18:47 ID:r78DGyzN - ツンデレっ子3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1191648557/l50 で、アタシ、あんたを待ってるんだから…。 ア、アタシという者がありながら浮気するとか、絶対許さないわよ!
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378 :芹沢和葉 ◆BZKfGsOro. [sage]:2010/12/27(月) 12:34:46 ID:r78DGyzN - そうよ。今時は中華屋だって、クリスマスネタをやらないと儲からないんだから。
ウチのクリスマスメニューはブロッコリーの海鮮炒めとあんかけチャーハンのセット。 ブロッコリーと海老でクリスマスカラーって言う…。ケーキはないけど、杏仁豆腐が付くわよ。 (名無しさんの言葉に頷いて、くるりと回ってみせる。) (サンタ衣装は一見動きにくそうだが、ミニスカートであるから脚捌きが良いらしい。) …ご飯食べて行くの?なら、そこ座りなさいよ。 (空いている椅子を後ろに引き、視線で着席を促して)
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380 :芹沢和葉 ◆BZKfGsOro. [sage]:2010/12/27(月) 12:53:32 ID:r78DGyzN - …まぁ…楽しければ良いじゃない、細かいことを気にしちゃダメよ。
(一度カウンターの奥に引っ込み、箸や温かいお絞りをトレイに載せて戻ってくる。) (自分を見ていた名無しさんに『似合う?』と得意げに笑いかけ、もう少し露出がと言われると眉を跳ね上げた。) こッ、これ以上どこを出せって言うのよ!こ…これでも充分恥ずかしいんだからねッ、このエッチ! (恥ずかしそうに頬を膨らませ、名無しさんに責めるような視線を送る。) (少しブツブツと文句を言っていたが、上着を脱ぎ、ノースリーブのワンピース姿となった。) アタシはまだ高校生だから、お客さんに出す料理なんてとても…。 あっ、でもちゃんと料理はするのよ。お菓子作りとか得意だし!25日はプチケーキ作ってサービスしてたんだから (座った名無しさんにお冷を出しながら、得意げな笑顔を見せて)
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382 :芹沢和葉 ◆BZKfGsOro. [sage]:2010/12/27(月) 13:10:07 ID:r78DGyzN - ……ッ!?…あ、アンタねッ…ご飯食べに来たの?それともアタシとバトルしに来たの…!?
(『出るとこ』の真相を知るや否や、少女は眼を見開き硬直したようだった。) (彼女の肌が赤らんで、手が強く握り締められていく。) (怒りを抑えるので精一杯と言った風に声を震わせながら、ギロリと名無しさんを睨み付けた。) ありがとッ! (怒りの所為で褒め言葉とは受け取らなかったらしい。ふんと鼻を鳴らし、そっぽを向いた) そうよ、お金取るんだもん。免許関係はちゃんとしないとねー…。 うるさいわね、そんなこと言うなら特別に取っておいたケーキ出さないんだから! えぇ、そうでしょうよ。アタシの料理なんて安心して食べられないもんねッ!さっさとメニュー決めればッ? (お昼のメニューを名無しさんの前へおき、不貞腐れたように唇を突き出す。)
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384 :芹沢和葉 ◆BZKfGsOro. [sage]:2010/12/27(月) 13:38:29 ID:r78DGyzN - アンタがいやらしいことばっかり言うからいけないんでしょう!
それにアタシだって脱いだら……そ、それなりに? (肩を竦める名無しさんをもう一度睨みつけ、息を大きく吐き出す。最期の言葉は彼に聞かれないよう、口の中でモゴモゴと発した。) …父さん、オーダー!麻婆豆腐、ご飯大盛りで! ……しょっ…食後のデザートって、何言ってるのよッ!…あ、アタシッ…なんて…馬鹿! (閉じられたメニューを回収しながら、厨房にいる父親へとオーダーを通す。) (ご機嫌斜めといった感じの不貞腐れた顔は、最後に告げられた『デザート』によって) (怒ったようなはにかんだような、複雑なそれに変わった。) (赤くなった頬をメニューで隠しながら、恥ずかしそうに名無しさんを窘める。) ……け、ケーキ…特別につけてあげるから…それで我慢しなさいよ、ばか。
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386 :芹沢和葉 ◆BZKfGsOro. [sage]:2010/12/27(月) 14:00:10 ID:r78DGyzN - 馬鹿って…アンタ、子供?なんでいきなり催眠術なのよ…わかんないわ。
(自分を落ち着かせる為にも深呼吸を繰り返し、子供のような名無しさんの言い分に苦笑いを浮かべる。) (一度名無しさんの側から離れ厨房の中へ消えると、手に丸い銀盆を乗せて帰って来た。) (銀盆の中には名無しさんが注文した麻婆豆腐とご飯のセットと、小さなケーキが乗っている。) (手作りケーキには白い生クリームがたっぷりと塗られ、赤い苺とチョコのプレートがクリスマス気分を盛り上げている。) はい、お待ちどう様!麻婆豆腐とライスのセットに…これ、ケーキだから。最後のひとつなのよ、あ、味わって食べなさいよねッ! (皿をテーブルに置きながら、一言付け加える。)
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388 :芹沢和葉 ◆BZKfGsOro. [sage]:2010/12/27(月) 14:24:48 ID:r78DGyzN - あったりまえでしょ!うちの父さんの料理は天下一品なんだから!
……あぁ、そんなにがっつくんじゃないわよ。ゆっくり食べればいいじゃない (テーブルの向かいに座りながら、麻婆豆腐を平らげていく名無しさんの様子をじっと見つめる。) (父親の料理は口に合ったようで内心胸を撫で下ろしながら、誇らしげに笑った。) はいはい、胃腸薬は準備してませんけど?ゆっくり食べれば…? ……わ、分った分ったわよ、何回も言わないで良いわよ!恥ずかしいじゃないッ… (わざとらしい一言に皮肉を返して、テーブルの上に頬杖を付く。) (それでもケーキの出来栄えは気になるのか、名無しさんが食べ始めれば身を乗り出し彼の様子をじっと見つめた。) (やがて美味しいの連呼に、恥ずかしそうに頬を染めてお冷を追加する。) バカッ…それほ、本気……で、言ってるの? ――きょ、今日はクリスマスプレゼントってことで…き、キスならしてあげなくも…。 で、でも変なこと考えないでよね、チュって軽くだし…く、クリスマスだからするだけなんだからッ!! (真っ直ぐな視線を恥ずかしそうに受け止めながら、むっつりと唇をへの字に曲げる。) (顔をケーキの苺のように赤く染め、何度も釘を刺しながらゆっくり顔を近づけて…)
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390 :芹沢和葉 ◆BZKfGsOro. [sage]:2010/12/27(月) 14:51:41 ID:r78DGyzN - ……あっ、アンタがすぐに調子に乗るからでしょ!…本当に他意はないんだから、勘違いす、すんじゃないわよ!
(少女はこれ以上ないほど赤く染まっている。釘でも刺さないと、恥ずかしすぎて顔など近づけられないのだ。) (テーブルの上に両腕を付いて、上半身を乗り上げた。瞳を閉じ、意を決したように唇を近づける。) ……んッ…。……きゃああっ!?な、何してるのよ、馬鹿ッ! (触れ合ったのはほんの一瞬。しかし、唇には自分以外の体温が残った。) (極度の緊張が解け、心臓が高鳴って煩い。…バクバクと鳴る心臓を宥めるように身を引くと、何故か彼が倒れていて) (その音に眼を丸くさせて驚きながら、椅子から立ち上がる。) もうッ、ビックリさせないでよッ!! …お、お詫びにコーヒーでも飲んでいきなさい。ランチタイムが終わって、時間が余ってるの。たまにはアタシと一緒でもいいで、しょ…? (怒った顔がはにかんだようなそれにかわり、釣りあがった眉毛が力なく落ちる。) (少女は恥ずかしそうにそう言うと、コーヒーを入れるべく厨房へ走って行った。) 【思ったよりリミットが早くなってしまい、これにて失礼致します。】 【お相手いただきまして、ありがとうございました。】
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