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名無しさん@英語勉強中 (アウアウエーT Sada-7fUO)
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洋書・読み終えた本の感想スレ・雑談あり 1
308 :名無しさん@英語勉強中 (アウアウエーT Sada-7fUO)[]:2020/03/26(木) 07:27:56.96 ID:tzbrzC+ca
ルネッサンスで個人意識が目覚め、自由な人間活動で資本主義は発展した。
封建制度からの脱却、それは自由獲得のための戦いであった。大ざっぱに
言えば歴史はこういう流れだ。

では自由とは何か?自由には意味が二つある。すなわち、「Freedom from〜
(制約からの自由)」と、「Freedom to〜(可能性への自由)」であり、後者こそが
自由の本当の価値なのである。こうフロムは分析した。
つまり、自由とは、単にくびきからの解放だけではない。個人意識に目覚めた
人間が、人間の内的可能性を完全に開花し、自己実現をなすことができる、
これが自由の最もよいところであり、普遍的な価値を持つのだ。例えば自由の
国アメリカの「アメリカン・ドリーム」で富や夢を実現できる社会がそうだ。

自由な社会では、科学が、経済が、技術が、文化が、芸術等が無限に発展を
続けることができ、人間に幸福をもたらすことができるのだ。福沢諭吉が生き
た時代なんかは、自由が最も価値を持ち輝いていた時代であったと思う。
ところが、実際には社会の全員がこうした自由の価値を享受できるわけでは
ない。第一次大戦後のドイツは、不況で失業者があふれ、敗戦により国家は
誇りを失った。人々は自由の価値を享受することができなかった。

人々は自己実現する「Freedom to〜(可能性への自由)」を塞がれた。既に
「Freedom from〜(制約からの自由)」によって社会や集団からの離脱したこ
とで安定と保証を失っていた人々は、さらに、分業の細分化やオートメ化に
よって社会の歯車でしかなくなり、不安、焦燥感、孤立感、無力感、絶望に
陥っってしまった。
こうした背景が、ナチズムに結びついていったのだ・・・・フロムはこう考え分
析する。なかなか難しい。「自由からの逃走」、まだまだ、読了するまで時間
がかかりそうだ。
(今の社会だって、こういう要素はある。若者に「Freedom to〜(可能性への
自由)」が平等に与えられ、誰もが自分の富や夢や安定を生涯にわたって
獲得できるか?停滞や縮小の社会では、その機会ははるかに狭まる。)
洋書・読み終えた本の感想スレ・雑談あり 1
309 :名無しさん@英語勉強中 (アウアウエーT Sada-7fUO)[]:2020/03/26(木) 07:30:13.25 ID:tzbrzC+ca
Hitler a study in tyranny (by Alan Bullock)806頁

やはり、ナチズムとかを理解するには、ヒトラーという怪物の研究を
しなければならない。6年前に一度、途中まで読んだ本だ。
再度、読み始めた。読み始めて、英語読解力の6年間の進歩を実感
している。

Would different personalities have made a fundamental difference?


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