- 英語の発音総合スレ Part40
959 :名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ a7bb-lay+)[sage]:2018/03/06(火) 13:14:45.26 ID:owmp2qsD0 - 音素表記と音声表記について、私はいろいろ考え違いをしていたみたいだ(特に
音素について)。 とりあえず自分の考えをまとめるために書いてみたので、間違ってたら教えてください。 テンプレ書いてるのではないので、だらだらと長文になっちゃうけど、そこのところは ご容赦くだされ。 ― 地球上に色々な国家があるのと同様に、「音声」の世界にあるさまざまな発音は 調音器官(唇、歯、歯ぐき、硬口蓋、軟口蓋、舌など)の使い方によって分類、まとめられ、 出来上がったマップ上に境界線を引いて「音声」という国家を作り上げている。 その国を表す記号が「音声記号」であり、「[]」で囲って表現される。 ただ、「分類、まとめられ」と言っても、口の中はデジタルじゃなく、アナログであるため 完全に境界線を引いて分類できるわけではない(世の中に国境紛争があるのも似たような もんか)。 このため、微妙な曖昧さは残されている。 また、調音部位の中心からのズレを表したい場合に備えて補助記号(上寄り、前寄りなど) なんてものが用意されている。 ついでに書くと、補助記号には副次的な観点からの特徴(歯音、R音声)を表すものも用意 されている。 〜続く
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960 :名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ a7bb-lay+)[sage]:2018/03/06(火) 13:15:03.00 ID:owmp2qsD0 - 次にこれとは別に、世の中にはたくさんの言語があり、それぞれの言語も自身を構成する
「音の素」という世界地図を《それぞれ》作り上げている。 その音の素をベースにして境界線を引いた国家を表す記号が「音素記号」であり、「//」で 囲って表現される。 ここでベースとなる「世界」は上で書いた「音声」の世界と同じものなんだけど、「音素」の 世界では国境線の引き方が違っている。 大きな違いを挙げると、音声の世界における複数の国家がまとまって、1つの国家を形成して いる場合があるという点。 例を挙げると、「日本語音素」という世界では、音声世界の[m]や[n]、[ŋ]、[ɴ]、[ ̃]という 国家をまたがった、/ɴ/という名前の共和制国家があり、英語音素という世界では 音声世界の[r]や[ɹ]、[ɾ]という国家をまたがった/r/という名前の合衆国がある。 さらに英語音素の世界では音声世界の[ɜ][ɐ]という国家をまたがっているにも関わらず、 名前が/ʌ/という変態国家もある(これは歴史上のある時点で[ʌ]にあたる場所も領土で、 そこが首都だったんだけど、首都が中舌地方に遷都された後、[ʌ]の地は寂れ、名前だけが 残ったと考えられる)。 なお音素の世界では、「その言語で使用しない発音」、すなわち「未開の地」が存在し、 その扱いは近隣諸国に併合されるケースが多い。 なお、世界中のどの言語の音素世界を見ても、音声世界の国を分断するような国家は 存在していない、、、はず(そういうのがあれば、音声の世界を管理するIPAはそれぞれの 国家を独立させているはず)。
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966 :名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ a7bb-lay+)[sage]:2018/03/06(火) 14:18:50.35 ID:owmp2qsD0 - >>965
結局のところ、口の中って共鳴空間なんだから、どこを最も広くとるのかって話だろうね。 舌を意識するよりも、舌の上に広がる「空間」を意識した方がいいのかも。 口腔内の前部空間を広げるのが前舌で、後部空間を広げて共鳴させるのが後舌って ことだよね(その間は中舌)。 現実の舌の動きはきっとせいぜい1〜2センチもないと思う。
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970 :名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ a7bb-lay+)[sage]:2018/03/06(火) 18:15:36.26 ID:owmp2qsD0 - >>968
後舌のかたち、例えば/ɑ/の発音をすると、舌は通常の位置より若干後ろにスライドするよね。 その分、縮んだ舌の根元部分で太くなって奥の方で盛り上がるはず。 その盛り上がったところのほんの少し前の空間が広くなるよね。 それが後部空間に当たるんだと思う。 口腔内の母音四角形って思ったよりも小さいじゃないかな。
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973 :名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ a7bb-lay+)[sage]:2018/03/06(火) 19:34:45.00 ID:owmp2qsD0 - >>972
乙です!
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