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名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 7797-0Q/d)
洋書・読み終えた本の感想スレ・【別室】 [無断転載禁止]©2ch.net

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洋書・読み終えた本の感想スレ・【別室】 [無断転載禁止]©2ch.net
383 :名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 7797-0Q/d)[]:2016/08/01(月) 22:05:54.15 ID:rIgTTIho0
罪と罰 1編(まだたくさんあるが、これで最後にする。)

江川訳
「やがて彼は、胸をときめかせ、こきざみに身体をふるわせながら、一方の壁が
 掘割に面し、もう一方がN通りに面しているばかでかい建物に近づいた。」

英訳
His heart standing still, a nervous tremor running through him,
  he approached an enormous tenement building, that overlooked the
 Canal on one side, and ― Street on the other.

(辞書) heart stands still(恐怖で)心臓が一瞬止まりそうになる.

*ラスコーリニコフが、高利貸しの老婆を殺す計画の予行でその建物に近づ
 づいてゆく場面。超人思想に基づく殺人とはいえ、彼は通常の人間なので
 心理的葛藤により、心臓は止まりそうになるし、神経の昂奮は全身を駆け
 回る。しかし、快楽殺人者ならば、殺人は喜びであろうから、違う感じ方を
 するだろう。訳者は、ラスコーリニコフを、先の障害者施設襲撃事件の犯人と
 共通の心理を持つ快楽殺人者であると現代風に解釈し、その心理を「ときめく」と
 新訳したのだろうか。・・・それはないかw。やはり、「ときめく」は
 不自然で読者を当惑させる訳だ。

 辞書(「ときめく」:喜びや期待などのために,胸がどきどきすること。)
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384 :名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 7797-0Q/d)[]:2016/08/01(月) 22:06:50.23 ID:rIgTTIho0
比較翻訳 

(工藤訳)
「彼は心臓が凍りそうな思いで、過度の緊張でがくがくふるえながら、運河と裏通りに
 前後を接しているおそろしく大きな建物へ近づいて行った。」

(米川訳)
「彼の心臓のしびれるような感じと、神経性の戦慄を覚えながら、一方の壁はみぞに、
 いま一方は××町に面している、恐ろしく大きな家に近づいた。」
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385 :名無しさん@英語勉強中 (ワッチョイ 7797-0Q/d)[]:2016/08/01(月) 22:56:41.00 ID:rIgTTIho0
最近、読んだ洋書

JFK−Conspiracy of Silence(by C.A.Grenshaw)203ページ(3日間)
銃弾を受け救急搬送されたケネディ大統領を担当した医師が長年の沈黙を
破りついに出した核心をつく手記。ケネディ暗殺事件の予備知識があれば
英文は簡潔で読みやすい。

The Namesake(by Jhumpa Lahiri)271頁(7日間)
印度カルカッタから米国へ移民した両親から生まれ,ひょんなことから
ゴーゴリとロシア文豪の名前を付けられた主人公が、文化の違いに葛藤
しながら成長してゆく物語。

The Outsiders(S.E.Hinton)128頁(3日間)
街の東部の貧民地帯に住む主人公、両親を交通事故で失くし、兄弟三人で
暮らしている。一番上の兄は「とと兄ちゃん」である。周りの環境のため
非行に走っているが、本当は頭がよくて、根が真面目で、新聞も読まない
仲間たちには帰属感がない。裕福な西側のソックスと呼ばれる非行少年達との
抗争の中で、友情と夢と正義に出会い成長してゆくという青春小説。
米国の中高校生の必読書だ。

The Call of the Wild(by Jack London)84頁(3日間)
「白い牙」と並ぶジャック・ロンドンの名作。小説を読むためには、心理・
動作表現の単語を覚える必要があるが、本書は多様な動作表現が頻出するので、
基礎力をつけるには格好の書である。セントバーナードとシェパードの混血である
BUCKが最後には狼の一員として野生に帰ってゆくまでの波乱の物語。
少年の頃、誰でも読んだだろうが、英語で読みなおすのもまたいいものだ。


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