- 【あら】庭に来るお客さん7【いらっしゃい】
878 :花咲か名無しさん[sage]:2011/06/20(月) 14:09:10.49 ID:pfHuLC62 - >>875
栗も生で食べたの?
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- ◇もの凄い勢いで質問に答えるゾ◇その15
957 :花咲か名無しさん[sage]:2011/06/20(月) 17:30:32.80 ID:pfHuLC62 - >>954
単純に湿度が高いからだと思う。 湿度が高いってことは、空気中に含まれる気体の水が多いってこと。 その結果、植物が利用出来る水分量が増える。 具体的には、 1、気体の水は、液体の水より細い隙間に入りやすいので、土の粒の間を通ってより奥深くしみ込み、 深い部分の土の水分量が増える。 土の深い部分は乾燥しにくいので、水分量が多い状態が長時間続きやすい。 2、気体の水が植物表面の産毛のところで結露し、表面をゆっくり伝って少しずつ根元に落ちてくる。 この場合、一度に土に落ちてくる水の量が少ないので、液体の水であっても、普段より奥深くまで入り込める。 3、土に含まれていた水分が蒸発しにくくなるので、浅い部分の土も水分量が増える。 結果、土全体の水分量が増える。
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- ◇もの凄い勢いで質問に答えるゾ◇その15
959 :957[sage]:2011/06/20(月) 17:55:44.38 ID:pfHuLC62 - 長くなるので分割。
実際に植物が伸びるのは、雨が降っている間ではなく、雨降った後の晴れた時になる。 じゃあなぜ晴れてから伸びるかというと、湿気と光が関係している。 植物は常に葉から水分を蒸発させることで、根から水分を吸い上げる力を生み出している。 葉から水を蒸発させた分だけ根の給水力が上がり、植物の上の方まで水分が行き渡る。 また、植物は光合成して養分をつくり出しているが、光合成にも水は必要。 水分量と光の量が多い方が、よりたくさん養分を作ることができるので、生長する力が増える。 湿気が高い時は、植物の葉から水分が蒸発しにくくなるので、根の給水力も落ちている。 だから、土に水分が多くても存分に利用できない。 しかも、太陽が見えない間は光合成も十分にできないので、養分も増やしにくい。 ところが、晴れて空気が乾燥してくると、葉から蒸発する水分量が増えて、根が水を吸い上げる力も増える。 だから、雨でたまっている土中の水分を存分に利用できる。 しかも、光合成をより活発に行うことができて、養分も増え、細胞の生長力が増える。
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960 :957[sage]:2011/06/20(月) 18:07:02.93 ID:pfHuLC62 - 追記。
種から発芽する場合は、また微妙に仕組みが異なる。 植物の種は、水と光と養分が十分に揃うと発芽する。 養分は種に含まれているので、養分を使う準備さえ整えば、あとは水と光があれば良い。 水と光が揃う条件っていうのが、雨のあとの晴天の日になる。 だから、種から芽が出るのも雨の後の晴れたときになる。
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