- ヒサヒトさまをペロペロするスレ★2
379 :名無しさま[sage]:2020/03/31(火) 02:50:11.76 ID:I3Lf1WFr - 「ふあぁ〜、ニュースはどれ見ても武ッコロばっかだな」
都内では平日でも外出自粛要請が出ているので、インフルエンザを理由に休んで以降 悠仁はずっと毎日がホリデーの状態だった。 いつもこき使っている手下の萌えゲラ2人もテレワーク、と言っても御用邸の中に住み込みなので 萌え男は今まで捕まえたオリの中の実験動物(荒らし)のエサやり、ゲラ男は脂肪吸引手術で痛みのために寝っぱなしだった。 「ちょっと外の様子を見てきたいかな、やりたいこともあるし」 悠仁は生物化学兵器用ガスマスクを肩に担いで外出の準備をしていた。 目的は『武漢コロナの検体』を手に入れることだった。 「悠仁さま〜一緒にいきた」 「おめーは留守番だから」 萌え男の申し出をあっさり却下して街に出た。 いつもは人でごった返している繁華街も人通りは少ない。 それでもまだ通勤している社畜もいるので、オフィス街の方へ向かった。 「一人くらいぶっ倒れて転がってるのいそうだけどな」 悠仁はふと思いつき、自宅からそう遠くない、以前追っかけられたことのある 例のアホが集まる街へ向かった。 相も変わらず三色が氾濫しているキチガイ街で、人通りの比較的多い所へ差し掛かったら 本屋に何やら人だかりが出来ていた。 池●大●の本の発売日だったらしく、購入が義務になっている信者が押し合いへし合い しながら一人で5冊も6冊も買い込んではしゃいでいるババアなどがいた。 その中の一人が咳き込みながらやっと本を買い、重そうに抱えて歩いていた 貧相な爺が道でつまづき転倒した。 咳き込みが激しく倒れたままなのを見て、悠仁はすかさずガスマスクをつけ検体採取用の 長い綿棒を取り出し、爺の喉の奥をゴリゴリ引っ掻いて取った後、採取容器に密閉して その場をさっさと離れた。 自宅に帰ったら玄関前に新設した食品工場用の全身消毒ルームに入り 離れの仮設実験室に向かった。 「たぶんこれで取れてるはずだけどなあ、武ッコロかどうかもわからないし、どうしようか」 いきなり実験動物の口の中に突っ込んで感染させても良かったが、本当に武漢コロナだと手に負えなくなるかもしれない上に PCR検査機器もまだ入手してなかったので、とりあえず厳重に保存することにした。 おわりだよ。
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