- 女系に移行しろとかw欧米のマネ事好きだね?2
40 :名無しさま[]:2019/07/12(金) 18:27:38.42 ID:DfcgrJ7e - 天皇家はなぜ滅亡せずに2000年続いたのか。
天皇の起源は、豪族の中でも有力な一族だったのだろうと思う。 ところがある時期から神格化し、政治権力を振るうというよりは祭祀などを中心に行うようになった。 自ら政治権力を振るうことはせず、政は臣下に任せるようになった。 大化の改新以降、天皇が自ら政治権力を握った、または握ろうとした例は、天智・天武の時代、奈良時代の初期、 後白河法皇、後鳥羽上皇、後醍醐天皇ぐらいではないだろうか。 鎌倉〜江戸時代の最高権力者は、織豊政権時を除き征夷大将軍である。 征夷大将軍は「将軍宣下」を受けて就任する。形式的には天皇に任命されて就任した訳である。 が、このとき天皇が、将軍になるべき者に対して異論を挟んだり宣下を拒否したりということはなかったであろう。 平安時代の末期から鎌倉時代の初期にかけて、源平も頼朝・義経も、北条氏も、「自己のライバルを討て」という院宣や令旨を ほしがり、一方で「自己を討て」というそれが出ることを恐れた。 権力はないのに権威はあるから、権力者にとっては都合のいい存在だったろう。 天皇家を滅ぼすよりは、天皇家の権威を利用して自己の勢力を拡大しようと考えたに違いない。そのほうが楽だからである。 後鳥羽や後醍醐のように武家政権に敵対する場合は駆逐されたが、そうでない場合は「生かさず殺さず」とされた。 これが、天皇家が滅亡せずに続いてきた理由であると思う。
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