- 【反天連】 反天皇制運動連絡会 【反靖国】
435 :名無しさま[]:2011/08/11(木) 20:50:50.46 ID:VvKb/HQa - >日本の天皇、それは神々しく完璧で、唯一無二の現人神です。
>臣民は天皇に心を寄せており、もし天皇が貧すれば臣民は望んで財産を捧げるでしょう。 >そんな地上の楽園がある一方で、数多の星には制度は似てても境遇の異なる「ミカド」もいます。 >『今日の消夏の不住神 風邪を防ぐに 供華の唱文』 >夏の暑さを紛らそうとフラフラ出歩く神様も、夏風邪をひかないように花をそえ未知なるチカラ(自分は神なので仏)に祈ります。 >実はこの歌、もう一つの意味があります。 >数多あるなか地球に似た星の或る国のミカド、武家の統治から疎外され貧乏暮らし。先代の葬式代も工面できずに遺骸は屋敷にそのまま。 >売れるものは家財道具から官位まで売りつくした、幕府に願い出て伝来の宝物を売りたいと言うも却下され、今は商家で写本のアルバイト。 >冬のかじかむある寒い日、注文主の店まで完成した写本を届けにいく。 >この店の旦那は好い人。相手が金も権力も無いミカドや公家でも馬鹿にせずキチンと扱ってくれる。 >多くの商家は借金や無心に明け暮れる公家を嫌っていた。都の商家の襖紙は公家の借用書で分厚くなっていたほど。 >だからミカドや公家は見下され蔑視されていた。 >写本を渡すと旦那は誉めてくれた。そして今日仕入れた品の「炭」を持っていきなと分けてくれた。 >嬉しい。これで暖をとろうか、それとも夜這いの男が持ってくる魚を妃から分けてもらい焼いて食おうか、急いで帰る。 >金が無いから崩れた塀の修理はできない。警護も雇えないし夜の闇を照らす油も買えない。 >だから深夜になると川原乞食がやってきて夜を過ごしたりもする。その際川魚や川エビを女達にくれたりするのだ。 >そこで帰るなり妃に聞くが「無い」との事。仕方が無い、寒いので暖をとることにした。 >だが炭はあるのに肝心の火鉢が無い。平たい石を敷き詰め火鉢代わりに、これで隙間風も寒くない。 >あまりに心地よくミカドはちょっと横になる。暖房の中過ごせるなんて幸せだ、つい寝てしまった。 >どれくらい寝たのだろう、段々暑くなってきた。「暑い、暑すぎる。」ミカドは飛び起きた。「火事だ。」 >屋敷は燃え落ち全てが綺麗に焼けてしまった。呆然とするミカドに火事見舞いにきた商家の旦那が声をかけた。 >「お前の屋敷は良い木材を使っていたんだね。」、燃えた柱が良質の炭になったようで旦那は屋敷跡を燃えカスごと買ってくれた。 >まとまった金を手に入れた帝は「この火事で先代の火葬も済んだ。」と安堵し何処へともなく消えていったそうだ。
|
|