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965 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 04:08:04.25 ID:/H7bSjhT - >>959
要するに、「診断基準のDSMは何でも精神疾患に出来るから信用できない」 「DSMが大きな勢力を持つ精神医療は当てにならない」と言いたいんでしょ (DSMを無作為に適用したら有病率が4割になってしまった統計があるとか) で、DSMというのは、「精神障害」ばかり取り扱っているんじゃないわけ 発達障害もあれば、行為障害等、それから精神遅滞や認知症も載っている 君の引用してきたデータの中から、発達障害や行為障害等を差し引いて、 ニチコン依存(一応は精神疾患だがここでの議論には無関係)を引けば、 WHOの世界精神保健調査日本調査での有病率と大きく変わらないと思うよ それから君の引用してきた統計にも、統合失調症(schizophrenia)や 摂食障害(eating disorder)の項目は無く、全て網羅などしていない あとADHDという項目が明確にあるんだけど、どう見ても発達障害ですな 自分の引用してきたデータもきちんと読んでないとは
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966 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 04:58:27.51 ID:/H7bSjhT - >>960
>不登校になるまでの間、激しい心身症状を呈することが多いが、 >それは無理して学校に通っている間にもっとも顕著。 通学をやめればストレス要因の一部が取り除かれ、軽症化することはあり得る 例えばうつ病でも休養が回復のサポートになることはありますから もちろん、運良くそのまま寛解へ向かう事例も中にはあるかもしれませんけど、 何も医療的な措置をしなければ、慢性化し再び悪化していくのが一般的です 医療機関の援助を得ながら、再登校や進学を出来れば目指すのがベストです 子どもの精神医療は早期の対応が非常に重要です。国際的にそういう潮流です そもそも、同じストレスを受けても発症する子としない子がいるんですよ これは出社拒否と同じですね。個人によってストレス耐性は違うんですな これには遺伝や生育環境、トラウマ等も影響しています 不登校は原則では「誰でもなる」んですけど、人により「なりやすさ」は違う それを「この子は優しいから不登校になった」と、ある種の選民主義に基いて 解釈してきたのが、不登校団体・スクールなど「放置主義」の人たちであり、 一方で、「この子は心が弱いからだ」と差別してきたのが戸塚や長田でしょう あと、自分が当事者を全く知らないって事は無いですよ。理由は伏せますけどw
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967 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 06:45:37.06 ID:/H7bSjhT - >>961
>「登校拒否」の場合、それは登校圧力のせい。子供が無理に学校に通っている間はその症状が出る。 登校圧力は「不登校が始まってから」親などにより起こるものだから、因果関係が逆だと思います 暴力的圧力で症状が悪化する事はあり得ますが、不登校の前駆期・初期には既に症状が見られます >ホームスクーリングやホームエジュケーションによって登校圧力からいくらか解放された >子供にはそれらの症状がそもそも現れないか軽減されるか消失する 怪しすぎ。十分なエビデンスが無い。一時的に軽症化しても成長後に再発することはよくある 医療的な問題による不登校の存在を否定しているのは正気の沙汰ではない。オカルト理論です 治療開始後1年の予後については、DUP(精神病未治療期間)が5ヶ月以内の患者のほうが 薬剤の処方量が少なく、また、入院を要した場合でも、その期間は有意に短くなっている それ以降の予後はよく分かっていないが、精神病期間を短縮できるのは明らかにメリット 患者にとっては平均的なたった1-2年の未治療期間で重症化が進み、治療が難しくなること、 治療の遅れが予後不良の重大な予測因子であること、再発率の指数的増加と再発に伴う増悪、 発症から5年で約半数の寛解が困難になること、自殺のほとんどがこの時期に起こること等 参照: https://plaza.umin.ac.jp/arms-ut/early_detection_intervention_Jap.pdf‎ WHOだって馬鹿ではないのだから、その辺の議論は考慮した上で精神病早期支援宣言を出した (現在の早期対応の中心はオーストラリアよりもむしろイギリス)
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969 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 07:51:49.78 ID:/H7bSjhT - >>961
>他の精神疾患に起因している場合は他の精神疾患で呼べばよいのであって、 >「不登校」それ自体とは本来は関係ない概念であった。 当座は文部科学省のものが「不登校」の定義としてよく用いられてますけれど、 あれからは「病気や経済的な理由のもの」が除かれています しかし、「病気や経済的な理由」を理由として申告した人は現実には一部です だから文科省の定義する「不登校」には「病気や経済的な理由によるもの」が 実際には含まれているんですな 個人的には「不登校」とは「理由を問わず年間30日以上欠席」で良いと思います 「精神疾患なら病名で呼べ」というのは賛成です。「ひきこもり」もそうですね ただし、「なぜ不登校になったのか」を鑑別する必要はあると思います >「不登校」を症状だなどとするのは、インフルエンザで高熱が出て学校を >来れなくなったから不登校はインフルエンザの症状だというようなもの 不登校の全てが精神疾患の症状として起こる訳では無いが、症状の場合もあります プライマリ・ケア英和辞典によれば、「症状」、すなわち"symptom"とは、 「ある健康問題の主観的な証拠(エビデンス),すなわち患者に認知された証拠. 咳,痛み,倦怠感などは症状である.」 したがって、不登校がインフルエンザの症状と呼べるかは微妙なところですが、 不登校のように社会参加が困難な状態は、精神疾患の症状としてあり得ます DSMから引用すると、「症状は、臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、 または他の重要な領域における機能の著しい障害を引き起こしている。」 不登校はこの状態ですから、不登校は二次的症状とでも言うべきものでしょう
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971 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 08:29:19.41 ID:/H7bSjhT - >>963
>WHOは、向精神薬の処方が少ない開発途上国のほうが統合失調症患者の再発が >少ないという研究報告をしている めちゃくちゃ胡散臭いですね。途上国側の統計に何か問題があったんでしょう 気分障害とかならあり得なくも無いですけど、なんせ統合失調症ですからね (途上国は宗教コミュニティが強いから鬱病の患者さんが孤立しないよ!とか) >早期発見早期治療のエビデンスが希薄だと述べているのはいまや近藤氏だけじゃない その医師は近藤には批判的ですよ。なんか不登校の関係者は反精神医療を越えて 反医療になりつつあるようだが、そのうちホメオパシーとかに至りそうで怖いわ http://healthbeauty.rightclicksright.net/data/frame_983055.aspx >>964 >無駄な単元が意外と多いので、勉強漬けになる必要はない >小学生では読み書きと算数に絞り、中学生でも数学と英語に絞れば >あとあと学習を積み重ねていく上ではそれで十分 >中学の数学も「正負の数の計算」「文字式の展開」「平方根」の基礎 それって子どもの教育を受ける権利の侵害じゃないすか?w 子どもが高校大学に行くって言い出したらどうするのかな…
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983 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 10:58:46.44 ID:/H7bSjhT - >>968
>不登校の子どもたちが被った典型的な周囲の対応は医療機関や児童相談所や精神保健センター >などにすぐに連れていかれてそれでもなかなか改善しない 小児科などに連れて行って何も対応できず終了というのはよくあるパターンですね でも実際に精神科通院で回復して再登校などを果たしている例は無数にありますよ 可能なら再登校や進学を目指すのはベターです。そちらのほうが予後は良好なので (前掲のデータでは再登校や高校進学しなかった場合には大半がフリーター・ニート) もちろん誤診は昔からありますよ。典型的なのが鬱病と躁鬱病の誤診。発達障害もそうです 医師をたらい回しにされて何年も経過し、ようやく正確な診断が付くのは珍しくありません それと昔は今ほどいい薬が無かった。でも通院することで最悪の事態は避けられたはずですよ >不登校の子供たちや親たちの大多数は医療漬けのサバイバー >医療の手から離されて放置されてきたというのは明らかにデマゴギー どこかで見た調査では、不登校等で相談したくない人・団体で精神科が圧倒的にトップでしたし、 まだ小児科やカウンセラー等を経てからの通院が多いのでは?偏見は減っているとは思いますが O地さんは「この2,3年で顕著」と言ってるようですから通院率の向上は最近の話ではないですか 「このような学校と医療の親和的関係は危険だ」と。それは危険じゃなくて良いことですよね?w >フリースクールはむしろ医療が手に負えなかった子供たちを積極的に受け入れてきた最後の受け皿 その子どもたちはその後どうなったんでしょうか…。通院もやめちゃったの? 「居場所」としてはともかく、「学校」としてはどうなのか気になるところです 学力のケアや就職の準備というのも個人的にスクールに期待することなのですが… (というか、なぜ医療の代替がフリースクールになるのか謎ではありますが…) >不登校がこじれて長期の社会的ひきこもりに深刻化していく過程に貢献したのは >医療機関だったことはほぼ間違いない だから不登校も引きこもりも医者に診せるな、放っておけと。恐ろしいことですね
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985 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 11:21:59.05 ID:/H7bSjhT - >>979
>その社会的事態そのものを症状と定義しているという証拠ではない だから不登校は二次的症状ですよね。二次的症状という概念を否定するなら別ですが >>980 >学校に通っている子は優れたストレス耐性をもった子であり、 >すべての人間を学校化するために不登校をこの世から滅ぼさなければならない は?全く意味不明ですね。いじめとか学業不振とか様々なストレス体験があっても、 それに対する反応は個人の持つ条件により違うという事実を言っているだけですよ それはその子が道徳的に悪いとか弱いとかを意味しない。耐性に個人差があるだけ 遺伝やトラウマ等により耐性の低い人たちがおり、そういう人は鬱病になりやすい トラウマはもちろん遺伝も本人の責任じゃないよ。それが他の面で有利に働くから 遺伝として残っているわけ。他の精神疾患も発症の機序はだいたい鬱と似ています >>981 >彼が育ってきた過程もふくめて登校圧力を学校・親・社会によって強く感じ続けていたことが >とっくに内面化されているので、自らも登校圧力強迫症になっている。 登校圧力強迫症?何それ?強迫性障害の専門家でそんなこと言ってる人いる? >実際にイギリスの研究者が100例程の事例報告で証明 100例ねえ。で、どこの雑誌に載ったの?
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988 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 11:41:52.75 ID:/H7bSjhT - >>984
>自殺した子や不登校になった子の耐性の問題だ 自殺しやすい子や不登校になりやすい子はいますよね。それは認めてほしい 誰もそれが自己責任だなんて言ってないから そういう子に対するケアが必要なんだと言ってるのに分からないのかなあ… 誰にでも起こる問題としてしまったことで、「不登校になりやすい子」への 集中的なケアがなされていない。具体的には貧困世帯の子と精神疾患者です 何らかのトラウマを持つ子も不登校になりやすいと思います >再登校原理主義者 可能なら再登校や進学をしたほうがいいと思います(学力、就職など考慮して) でも、それは唯一の選択肢ではありません。本人の状況にもよると思います それを原理主義者と決めつけ排斥して、子どもの将来の人生に責任は持てますか
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990 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 11:59:21.61 ID:/H7bSjhT - >>986
>子どもの体の不調の訴えはますます酷くなり、いっこうに収まる兆候をみせず、 >大概は精神科や心療内科を受診する あなたかあなたの親は進歩的だったんでしょうが、80-90年代の精神科は今とは比較にならないほど 受診の心理的ハードルが高く、親子とも精神科の受診には極めて消極的でした >早期介入は過剰なほど行われていた 教諭や親から校医やスクールカウンセラーに連絡、精神科・心療内科を紹介という体制は今でも不十分 >社会的ひきこもりというより深刻な事態はそういう社会的圧力のなかで生み出され長期化していった。 当事者の方かもしれないが、そう思うならもう勝手にしてくれとしか…一般社会には通じない論理です >比較データでは通院しなかったほうが若干予後良好でほぼ差がない。 怪しげな統計持ってくるのやめてくれませんか。非常に有害です。精神障害者は省いてるんでしょうが >なんの治療的処遇もせずに登校拒否の子たちが登校圧力によって事態を深刻化させなければ >再登校か進学に至るケースが大半であることを臨床的に経験した それはエビデンスとは言いません。カール・セーガンの言うように、病気は一定率で自然治癒します 軽度のうつ病などでは短期間の休養で回復することもあり得ます(その後に再発するかもしれませんが)
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991 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 12:11:25.47 ID:/H7bSjhT - >>989
渡辺位ねえ。研究対象に感情的に入れ込むあまり客観性を失う人がいるけど、 精神科医や小児科医にも昔からそういう人が少数いるようなんだよねえ 斎藤環は他の理由から支持しないが、これについては全く正しいことを言っている 「ひきこもり」を「不登校」に変えればそのまま通じますな http://www.heartc.com/conversation/BK/13/index.html >話を戻すと、不登校をめぐるイデオロギー闘争がひきこもりに持ち込まれているわけです。 >上の世代の精神科医の間では、全共闘崩れが幅を利かせていて、彼らは「あの稲村博」の門下生である >私のようなけしからん精神科医が、善良なひきこもり青年たちを拉致監禁して矯正しようとしていると >批判し続けています。(中略) >ところが彼らは、「ひきこもれ」と言っているわけですよね、恐ろしいことに。徹底してひきこもったら、 >いずれ帰ってくるんだという、まったく根拠が無いことを提唱して、一部の母親に受けている。 >おめでたい以上に危険です。そこを批判すると、またすごく怒って反発してくると言う、 >非常に不毛な状況がありますね。 (中略) >ひきこもりは間違っていないと。病気ですらないと。むしろ意志的に選択された正しい行動だから、 >専門家ごときが邪魔しちゃいかんみたいなことを言うわけですよね。
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998 :実習生さん[sage]:2013/12/14(土) 13:39:22.17 ID:/H7bSjhT - >>992
>不登校は個性の問題であり、その個性を弾圧する社会システムの硬直性が個人に損害をもたらしている 個性なんてものは立証のしようがない。平凡でこれと言った独自性の見当たらない不登校児もいるし、 その逆に登校しているから凡庸ということでもないだろう。まず結論ありきの理論じゃないですか >>994-995 >そのどこが間違っているのか危険なのか斎藤氏は説明できない。 いや、徹底的に引きこもったら社会復帰できるなんて言ってる側に立証責任があるでしょ… 高岡先生のことかどうかは知らないけど。明らかに疑わしいし本人のQOLにも有害でしょ >子どもが身体症状を訴えるからと小児科などを転々とした親たちも結局は医師から心の問題の >疑いが高いと伝えられると医者に言われるままに精神科や心療内科への受診をした >精神科で薬漬けや家族療法漬けになって親の会やフリースクールにやってくるケースが普通だったのです たしか精神疾患を患っている人は受診しない人が多数派という統計が存在してるので、 そこまで熱心に転院し精神科に至ったのは不登校の子の親の中では一部だと思いますがね… 人間には自分のケースを過剰一般化する傾向があるので、「普通」とは何割かは知りませんが、 そのフリースクールと医療を代替的に見る発想は理解に苦しみますし、危険だと思います 受診して診断が付いたらすぐに治るという訳じゃないですよ。病気によっては何年もかかるし、 寛解しても再発するかもしれない。誤診という場合もあるし、有効な薬が限られてる事もある そういう難治例が全てフリースクールに行かせたら治って再発も無かったと。そう仰るわけね で、スクールに行った子たちの大半はその後どうなりました?本当に治っていたんでしょうか 再登校か進学をしなければ大半はフリーターかニートという数字がありますが、どう思います?
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