- 日本の教育って、マイナス思考人間を育ててるよなw
165 :実習生さん[sage]:2013/11/28(木) 09:27:49.24 ID:uYvVPMOX - 学校はできる子により優越感を与え、将来の支配階級としての自尊心を与え、
できない子には劣等感を与え、将来の奴隷階級に甘んじるべきことを命令する。 こうして初期のころの階級格差が学校によってさらに強化され、 しかもイデオロギー的にも正統化され、階級支配の構造が再生産されていくのである。
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- 『フリースクール』スレが何で無いんだ
770 :実習生さん[]:2013/11/28(木) 18:18:11.79 ID:uYvVPMOX - >>764
「不登校(外出困難)」とありますが、これはどういう意味ですか? 「不登校=外出困難」ではありませんよ。 例えば欧米ではホームスクーラの方々がおおぜいいらっしゃいますが、 この人たちも不登校・不通学ですが、外出困難それ自体とはまったく違います。 フリースクールに通っている子どもたちも日本では不登校とされていますが、 図書館に通っている子も含めてそのこと自体は外出困難を意味しません。 不登校という概念それ自体は単に公式の学校に「登校」「出席」していない という事実を意味するのみです。 稲村博氏らの最大の詐術は、そこを隠ぺいして不登校状態であることがそれだけで さも精神医学が公認するような正式な心の病であるかのような言説を流布し、 その権威の下で不登校それ自体を精神医学上の病名であるかように偽装したことにあります。 不登校は単に学校に行っていない子を指しているのだから 心身のいかんを問わず病気が原因で長期欠席している子もいれば、 そうじゃない子もいます。不登校それ自体は病気ではないのです。 少なくとも精神医学上認められた病名ではありません。 病気の子だけがそれ相応の処置を受ければいいのです。 それを否定している人は誰もいなかったはずです。 それどころか、例えば、奥地氏らが主催していた親の会はそもそも 国立国府台病院の外来に通院していた人たちが作った会であって、 当初より児童精神科医や臨床心理士と密接な連携関係をもっていたのですよ。 奥地氏らの主催していた親の会はもともとは児童精神科外来の下部集団でしかなく、 独立運営されていく過程でもその強い影響下にずっとありました。
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771 :実習生さん[]:2013/11/28(木) 18:26:42.12 ID:uYvVPMOX - そして勘違いしている人が多いのか、わざと世間を欺こうとしているのかわかりませんが、
稲村氏らのグループを正式に告発したのはフリースクール業界等ではなく、 児童精神科医師がつくっている学会(日本児童青年精神医学会)です。 稲村グループのやっていることを知った学会が、これは子供の人権にかかわる問題だから 放置できないということで自浄能力を発揮して学会が調査に乗り出し、 その実態、問題点を告発したのです。 そこで問題になったことの1つに、精神医学の世界で認められていない 登校拒否症や無気力症なる概念をさも精神医学用語でもあるかのように 用いていたことがあります。これらは似非精神医学用語だったわけですよ。 「オタク症」や「ゲーム脳」などの言葉をさも医学的な病名のように使うようなものです。 稲村氏らのグループは精神医学会のものではなく、どちらかといえば行政用語を 精神医学用語のように装って用いていたのです。
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772 :実習生さん[]:2013/11/28(木) 19:12:46.16 ID:uYvVPMOX - もちろん精神医学の正式な病名になくても、例えば「オタク症」や「ゲーム嗜好性障害」や
「同性愛障害」を治したいから精神科医や臨床心理士らの力を積極的に借りたいと思う人がいても べつにいいんだよ。 同性愛のせいで自分はひきこもりになっているから、現代精神医学が病名とは公認していない 同性愛をどうしても治したいという人が中にはいるかもしれないし、いてもいいんですよ。 本人がそれを自ら望むケースがあるんなら、フリースクール業界も告発した児童精神科医たちも そのことまで否定した人なんて一人もいなかったはずです。 (ただし政治哲学用語でいうところの「適応選好」というのがそこで大いに問題になるでしょう) 問題は本人の意に反する行為が精神医学的診断名を装って行われるような事態があった ということなんであって、それが事実なら児童青年精神医学会も放置しておけなかったということでしょう。 同性愛がひきこもりのリスク要因になるから、同性愛という理由だけでそれを当人のニーズなしに 治療を強制的に課す権限を精神医学的診断名の権威を装って当人以外の人々が行使できるとなれば、 これは人権問題です。 当時の奥地氏ら親の会、そしてこれを学会に告発した児童精神科医の方々はあくまでも そこを問題にしたんだと思いますよ。 つまり、当人の意向が最大限尊重されることを意図した告発であったのだから、それに対して、 当人の声を押し潰したなんて批判する人は明らかに矛盾したことを言っているし、 当人の意思が公然と無視される圧力に加担する悪意をもって事実を捻じ曲げようとしている人たちです。
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- 今の大学進学率は高すぎる
80 :実習生さん[]:2013/11/28(木) 19:21:48.93 ID:uYvVPMOX - 大学に進学する人が増えたからアルバイトが増えて、企業が安い労働力を手に入れやすくなり、
労働力市場が値崩れを起こしたってのもあるんだろうね。 非正規雇用の増加が大学進学率の上昇によってもたらされているとすればね。
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773 :実習生さん[]:2013/11/28(木) 19:38:31.31 ID:uYvVPMOX - 奥地氏らの功績というのは結局のところ、
フリースクールやフリースペースもあるし、 当人が望めば再登校の道はもちろんあるし、 通うのが困難ならホームスクーリングからはじめることだってできるし、 複数の専門家とも密接な連絡関係にあったわけだから精神科を受診する道だってあるし、 さらに予備校やサポート校を利用する選択肢だってあるし、 多様な選択肢を当人に対して広げて、当人が馴染みやすいところから 自分が将来望む方向をStepByStepに実現していけばいいんじゃないかってことでしょう。 当人によるニーズをつぶさないという意味では、 多様な選択肢が広げられていこうとした奥地氏らの試みは そのニーズに応える最善のものであることは理論的には誰も疑う余地がないはず。 それを否定しようとする勢力というのは、こうなることを望まない勢力であり、 こうなっては都合が悪いと思っている人々でしょう。 その勢力のせいで、奥地さんらの試みは地域的にも財政的にも極めて限定されたものになり、 当人がそこにアクセスしたいと思っても簡単には叶わない状況が現在までつづいてきた。 つまり、実践面ではいまだに不足したものになっている。 それが当人も望まないひきこもりの長期化をもたらした最大の原因だよ。 間違いない。
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778 :実習生さん[]:2013/11/28(木) 23:05:48.78 ID:uYvVPMOX - >>774
ちょっと待った。 ホームスクーリングは米国だけの現象ではないし、 米国にかぎっても、社会調査上の結果では 宗教的理由によるホームスクーラは全体の3割程度にすぎなかったはず。 米国のホームスクーラの多くは宗教的理由からというよりは、 子どもが通学を拒否しはじめたとか、学校でいじめにあったが学校側の対応では 解決しなかったなどの出来事をきっかけに両親が子供に意向を尊重して 途中からホームスクーラに転向するというケースが多いはず。 日本の場合はそこで家庭も行政も理解を示さずに不登校を治すべき問題行動 という価値観でいつまでも捉えたままなので、待とうが待つまいが当人は自分の その状態をいつまでも自責的自虐的に捉え、世間の目も気にして外出も ままならない状態になってしまう。そりゃ誰だって鬱になってしまうよ。 それがいわゆる二次症状というやつだ。 ともかく、日本の不登校とは中身が違おうが違わまいが登校・通学によって 教育をしていないという点では客観的状態像として不登校・不通学である ことに変わりはないわけであって、そこの事実だけは確認しておきたい。 不登校という事実自体はまったく同じなので、なぜそこに大きな違いが 生じてしまうのか、それがこちらが問題にしていること。 フリースクール通いが登校扱いになったから不登校ではないという話なら、 不登校という概念が完全に行政用語、政治用語であることをあなたも認めているわけだ。 ホームスクーリングも合法化されれば登校扱いになり不登校ではなくなる。 つまり、不登校かそうでないかは完全に政治上の判断の問題ということになる。 そうなれば、学校に行きたくないと自己主張した子が世間の目をはばかって 外出できなくなってしまうストレスがかなり軽減されるはずだ。
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783 :実習生さん[]:2013/11/28(木) 23:36:24.00 ID:uYvVPMOX - >>774
心身の不調から自宅にこもりがちになるのではないよ。 不登校の子が外出しなくなるのは、「あいつは学校に行っていないのに 元気に平気で外出してやがる、けしからん」という、世間の目、親の目、 欠席を知っている同じ学校の生徒たちの目を気にしているからこそ、 外出を躊躇して自宅に閉じこもりがちになるんだよ。 そういう子ほどひきこもりは酷くなる。罪悪感のない子はひきこもりにならない。 不登校の子は自分が不登校をしていることを知っている同級生の子たちに 外で遭遇することをもっとも恐れている。 だから学校のある平日の昼間には外出したがらないし、それどころか カーテンも閉め切って身をひそめるようにしているんだよ。 日本では特に、病気でもないのに学校に行かないことはあってはならない ということになっている。そのため、不登校は親にも世間にも教師にも医者にも 否定的な視線を向けられ、不登校の子が自由に外出できるような社会にはない。 学校に行きたくなければ病人のように振る舞わなければならない。 あるいは実際に病気にならないといけない。 本当は元気に振る舞いたいのにもかかわらず、そうすることが許されず、 不登校状態を自己憎悪する念を常に催促された状態にある。 不登校の子はそれを必死て拒否して人間関係を閉ざすだけ。 病気のせいでひきこもるわけじゃない。病気はその抑圧によるストレスの結果。 そりゃ登校を無理強いされればそのストレスで心身も不調になるわけだよ。 自らに鞭を売って通い続ければそのストレスで心身を壊すわけだ。 その結果として心身症を呈しても無理はない。無理な登校は必ず限界点に達する。
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788 :実習生さん[]:2013/11/28(木) 23:53:43.63 ID:uYvVPMOX - 個人個人というのはそれぞれ異なる個性や選好をもっている。
それを否定されて画一的な場への一律な参加を一緒くたに強要されれば、 必ずそこに収まりきらない人が出てくる。 病んでいるというなら、特定の場所に子どもたちを100%閉じ込めるのが健全だ という全体主義的な政治的発想をする連中のほうこそが病んでいるのではないか? 何度も言うように不登校は政治概念にすぎない。これは完全な政治問題だよ。 旧ソ連や北朝鮮や中国のような国々の政府は、体制の意向に合致しない自己決定権を 主張をしようとする人たち(反体制分子)を、政治問題として素直に向き合うのではなく、 その人たちの精神の耐性の問題、つまり個人病理・精神病とみなして治療しようとした。 反体制活動家は国民の一部の分子だけだから彼らは異常で堪え性がない。 他の多くの国民はちゃんと耐えられるじゃないか! それが体制側の理屈だろう。 彼らを英雄と見なすのか、単なる堪え性のない甘ったれか、精神を病んだ逸脱分子 と見なすのか。それは政治の度量の問題にかかわっている。 それと大差ないことを自由主義圏を自称している国で行っているということは 重大な人権問題でもあると思う。 だから「不登校界隈」はこれを子供の人権問題として早くから訴えてもきたんだよ。
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