- 日本の教育に消費者主権の市場原理の導入を◆
558 : ◆aXLc7Spu9s []:2013/05/23(木) 21:16:18.08 ID:V/eGYzcb -
/// 「うつむき加減の時代」をどう生きるか 15 /////// このことは、辛抱強さと協調性を第一とする日本の学校教育とも関係がある。日本の学校では 生徒を納得させようとはしない。先生の教える知識と技能を記憶し、蓄積するのが学習だと 信じている。カルチャー教室や趣味の習い事でさえも、意味もわからないまま先生のいうとおりを 覚えようとする人が少なくない。 だが、本当の意味での大人は、それぞれの個人が、それぞれに知識も経験もあり、蓄積を 持っている。そんな人々が多くなり、社会全体が大人の文化の雰囲気ともなれば、納得できない ものには飛びつかなくなるだろう。 流行を例にとると、「今年はこれが流行しますよ」と聞けば、自分が納得しなくても買ってしまう のが若者だ。反対に「これが流行ですよ」といわれても、「なるほど」と思わないと買わないのが 大人である。 /////////////////// 1995年刊 ///
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