トップページ > 教育・先生 > 2011年01月07日 > K/Re/0Ys

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実習生さん
学童保育指導員 Part5

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学童保育指導員 Part5
218 :実習生さん[sage]:2011/01/07(金) 02:58:45 ID:K/Re/0Ys
荒れがちな学童って多いですよね
規律がいかに大切か学童の指導員もこれでも読んで学習して下さい。

 新卒教師が、希望に胸がふくらんで教壇に立つ。
子供たちは、静かにじっと先生のいうことを聞いている。とってもかわいらしく見える。
 その日のうちにそばに寄ってくる子供たちが出てきて、あれこれ話しかけてくる。
いろいろなことを教えてくれる。学校のこと、友人のこと、前の先生のこと、最近あった大事件のこと。
次から次へと聞かせてくれる。
 そういう子供たちを見ていると、教師としてやりたいことが次々とふくらんでくる。計画が次々にわいてくる。
 この活動的でピチピチとした子供たちの意欲を伸ばしてやりたいと思う。
自分自身が小学生の時に体験してきた、形式的でつまらない方法は避けようと思う。
それだけはやってはいけないことだと思う。
 可能性のある子供たちの力を信じて、その可能性を引き出してやることが教師の仕事であることを確信する。
 かくして、子供たちとの生活が始まる。生活が始まると小さなことで子供たちが聞きに来る。
「先生、窓を開けていいですか」
 ―ああいいよ―
「先生、外で遊んでもいいですか」
 ―ああいってきなさい―
こんなささいなことをなぜ聞くのだろうと思うほど子供たちは次々に聞きに来る。
学童保育指導員 Part5
219 :実習生さん[sage]:2011/01/07(金) 03:01:36 ID:K/Re/0Ys

「給食を食べ終わったら、片づけていいですか」
「体育の時間の準備体操は誰がするのですか」
「野菜を残していいですか」
 次から次へと、際限なく子供たちは聞きにくる。
 そして、たまに小さなトラブルが生じる。
「先生、前の先生は、全員が食べ終わるまで片づけてはいけませんでした」
 その頃は新卒教師に対する子供たちの質問は数十にものぼっているから
先生の回答のくいちがいも生まれてくる。
 ある子供には「野菜を残して良い」と答え、ある子供には「できるだけ食べてごらんなさい」
と答えたようなときである。
 一方の子供は「先生は残して良いと言った」と主張し、一方の子供は
「先生は食べなさいと言った」と主張するようなことが生じてくる。
あまりにささいなことを何度も聞きにくるので「自分で考えなさい」と突き放すこともある。
それぞれの子供が考えたルールが、独立して歩きはじめる。
教師の権威はかすかに落ちはじめる。
 学級の出発に見られた静けさは、少しずつ失われていき、
加速度的に騒々しさが教室を支配するようになってしまうのである。
 この間、わずかに二ヶ月くらいの出来事である。




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