- 「2年未満でコロナ収束」とWHOテドロス事務局長? 小倉智昭「このオッサン、何を根拠に言ってるんだ」! 専門家も「理解できない...」 [ひよこ★]
11 :名無しさん@お腹いっぱい。 [US][]:2020/08/24(月) 14:09:49.00 ID:+8Qxab9Q0 - >>10のつづき
――感染しても無症状の人が多数いることがわかってきた。新型コロナとは異なる、普通の 風邪のコロナウイルスに過去に感染して生じた免疫の「記憶」が寄与しているとされる。 「いくつかの国で新型コロナ出現前に採取した血液を調べたところ、新型コロナに対し 免疫応答が生じたと報告されている。T細胞に過去の感染の記憶が残っている証拠が出始め ており、それが確かなら有効な防御になるとは思う。ただ、記憶のおかげで無症状のままで いられるといえるはっきりした証拠はまだない。世界の多くの研究者がこの課題の解明に 取り組んでおり近い将来に明確な証拠が出てもおかしくない」 ――その一方で、感染でつくられた抗体が長く維持されないとの見方もある。ワクチンの 効果は期待できるのか。 「抗体が長く維持されないことは特に珍しいことではない。抗体が減ったからといって 免疫がつかないわけではない。ワクチンで得られる免疫は自然の感染で生ずる免疫に比べ 効果が高い。濃度の高い中和抗体(細胞への感染を阻止する物質)を生み出せるからだ。 抗体が長続きしないことはワクチンへの期待を損なう理由にはならない」 ――新型コロナに感染するマウスを開発したそうですね。 「ウイルスがヒトの細胞に侵入する入り口となる受容体(ヒトACE2)をマウスで発現 させることに成功した。これまで新型コロナをマウスに感染させることができなかったので、 フェレットやハムスターが実験動物に使われてきた。マウスは研究目的での遺伝子組み 換えなど豊富な技術の蓄積があり、マウスで新型コロナの研究ができる意義は非常に大きい」 ――いま最も関心を持って研究している課題は何か。 「感染してから長期間にわたって深刻な体調の不良を訴える人がかなりいる。倦怠(けんたい) 感や頭痛などの症状でベッドから起き上がれないほどの重症の方もいる。発症前は健康な若者 にこうした『コロナ後遺症』に苦しむ人が多く、男性より女性が多いようだ」 「自己免疫疾患ではないかと仮説を立てて解明に取り組んでいるところだ。免疫機構の暴走の 末に、体内にできた抗体が自分自身の組織を攻撃してしまうようになったのではないか。 自己免疫疾患だとわかれば治療法も編み出せるはずだ」 (編集委員 滝順一)
|