- 【いい話】 僧侶と盗賊 (大紀元) [無断転載禁止]©2ch.net
1 :@Twilight Sparkle ★ [US][]:2015/12/27(日) 21:00:37.78 ID:jGsg8dVI* - 古代中国の物語
僧侶と盗賊 2015/12/27 19:55 昔、寺で修行に励む一人の僧侶が寝ている時、神からのお告げがあった。 神は、 「お前の天寿は明日で終わる。朱二(しゅ じ)という盗賊が白馬に乗ってお前の命を取りに来る。お前は、前世で彼に借りを作ったからだ」 という。 僧侶は、 「私はこれまでに沢山の善行を積んできました。どうかお慈悲を、お助けください」 と神に懇願した。 「それはできない。救えるのはお前自身だ」 と神は言い残した。 翌朝、盗賊が現れた。 盗賊は僧侶を脅かして財宝と女性たちの所在を問い詰めた。 僧侶は目の前にいる白馬を見ながら、神のお告げのことを思い出した。 「私は業を積み重ね、既に死ぬべき時が来たのだ。財宝と女性たちの在りかを知らせれば、新たな業を作ってしまうのではないか」。 僧侶は、盗賊に言った。 「あなたに教えるわけにはいかない。あなたは朱二でしょう。どうぞ私の命を取りなさい。私一人で十分だろう」 ときっぱりと言った。 盗賊は驚いて僧侶に聞いた。 「なぜ俺の名前を知っているのだ?」 僧侶は自分が見た夢のことを盗賊に打ち明けた。 話を聴き終わった盗賊は暫く考え込んだ後、おもむろに持っていた武器を投げ捨てた。 「怨に怨で報いれば、永久に終わることがない。俺に財宝と女性たちの在りかを教えないということは、既にあんたは自分を救ったんだ。 俺たち二人の因縁は、これで終わりにしようや」 (続きや関連情報はリンク先でご覧ください) 引用元:大紀元 http://www.epochtimes.jp/2015/12/24693.html
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