トップページ > 社説 > 2011年02月18日 > PsuJTRwIP

書き込み順位&時間帯一覧

1 位/4 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000000000000000000112



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しさん@お腹いっぱい。
ゆきお君 口を出さずに、金を出せ − 読売新聞
「他人の痛み、わからない人間増えた」 日本人の質の低下を懸念 - 読売新聞

書き込みレス一覧

ゆきお君 口を出さずに、金を出せ − 読売新聞
13 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/18(金) 22:52:11 ID:PsuJTRwIP
鳩山前首相が、沖縄・米軍普天間飛行場の県外移設を断念した際、理由に掲げた米海
兵隊の抑止力の維持について、「方便だった」と語った。
日米同盟の根幹である在日米軍の存在さえ否定しかねない、無責任かつ不穏当な発言
である。沖縄県民は無論、日米両国民に一層の不信感を与えよう。
鳩山氏は首相在任中の昨年5月、普天間飛行場の移設先を「県外」から「県内」に転
換する折に、「学ぶにつけ、沖縄に存在する米軍全体の中で海兵隊の抑止力が維持で
きる」と述べた。
ところが、沖縄県の地元紙などのインタビューで、この発言に関し、後付けの理屈と
して「抑止力」を用いたのであり、「方便と言われれば方便だ」と説明した。
鳩山氏は記者から「方便か」と問われて追認したと釈明しているが、軽率のそしりを
免れない。
首相になって抑止力を学んだと述べたこと自体驚きなのに、それを「方便」と簡単に
翻すに至っては、唖然(あぜん)とするばかりである。
より本質的な問題は、鳩山氏の日米同盟観そのものにある。
日米安全保障条約のもと、沖縄の米海兵隊は、米陸海空軍と一体的に運用され、その
全体が抑止力として機能している。在日米軍を基盤とする日米同盟が、アジア太平洋
の平和と安定を確保するための「公共財」とされる所以(ゆえん)だ。
それなのに鳩山氏は、首相就任後、「ややもすると米国に依存しすぎていた」として
東アジア共同体構想を唱え、“脱米入亜”ととられる言動を繰り返した。日米安保の
重要性に対する基本的な認識が欠けていたと言うほかない。
これは、県外移設を検討した時に政権内で何の具体的な見通しもなかった、とインタ
ビューで認めていることにも表れている。
鳩山氏は、県外移設の方針が頓挫した理由の一つに、外務、防衛両省の強い抵抗を挙
げたが、それは筋違いだ。政権交代したからといって、歴代政権が積み重ねてきた日
米間の合意と信頼関係を安易に覆すことに無理があった。
菅首相が衆院予算委員会で「方便」発言について、「表現は本当に問題だ。私の認識
とは違う」と不快感を示したのは当然だ。首相は普天間問題の解決を急ぎ、日米同盟
強化に努めねばならない。
鳩山氏は首相辞任後、いったん引退を表明しながら「国益に資する政治を行うため」
として撤回した。だが、自らの度重なる軽い言葉がどれほど国益を損なっているか、
猛省すべきである。
(2011年2月17日01時40分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110216-OYT1T01048.htm
「他人の痛み、わからない人間増えた」 日本人の質の低下を懸念 - 読売新聞
388 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/02/18(金) 23:11:56 ID:PsuJTRwIP
他人の痛み 感じる心

森永卓郎

「敵を撃ち殺した時に快感を覚えた」。子どもの頃に聞いた復員兵の言葉は
ショックだった。父の知人で、普段は優しく声を掛けてくれる人だった。だ
からなおのこと、人の心を崩壊させる戦争の恐ろしさを感じた。経済の専門
家ながら平和の大切さを訴え続ける原点は、そこにある。特攻隊員だった父
は、終戦が1か月遅ければ帰らぬ人になっていただろう。伯父も特攻隊員で
零戦に乗って戦死した。そんな家庭環境だったため、戦争の話をよく聞かさ
れた。世界では今も戦争が絶えない。2003年のイラク戦争。米国のニュ
ース番組を見ていたら、コメンテーターが空爆開始について「始まりました
ね」と一言。爆弾の雨の下で罪のない市民がなくなっている。なんて無神経
なんだ。血を流している弱者の姿が見えていない、と思った。「北朝鮮はけ
しからん。やっつける」。日本でも最近、そんな言葉を耳にする。300万
人以上の命が失われたあの戦争の惨禍を実体験で語れる人は減っている。そ
こに歯がゆさと危うさを感じているのは、自分だけだろうか。今の日本社会
は、マネーゲームで億単位の金を動かす富裕層がいれば、正規社員になかな
かなれない貧困層もいる。米国にならい新自由主義の道を歩んだ結果は、格
差社会だ。「他人の痛みを感じられず、自分さえ良ければいいという点は戦
争と共通している」最近、アニメが好きなアキバ系の若者が「もう女性と交
際しない」と話していた。人との付き合いは相手を傷付けることもある。傷
付けたくないし、傷付きたくない。競争で人を蹴落とすのも嫌だ。だから低
収入に甘んじる。ますます恋愛や結婚から遠ざかる。そんなスパイラルに陥
っている若者が多い。「子どもの頃、棒きれのバットと紙を丸めたボールで
野球をした。モノがなくて貧しかったが、最低限の暮らしはできたし、みん
な同じような状態だったから、つらくなかった」。1億総中流はそんなに悪
くなかったじゃないか。戦争と格差の対極にある平和と平等。だが、必要な
のは結果の平等ではない。2倍働げば2倍給料がもらえる。それでいい。で
もコツコツ真面目に働げば家を買え、結婚して子どもを育てられる。「多く
の人がそんな生活のできる『平和と平等』社会の実現を訴え続けたい」
(社会部 中村隆)

(2011年2月18日 読売新聞)


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。