トップページ > 経済学 > 2021年10月28日 > 1/AdlA1Y

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名無しさん@お腹いっぱい。
効用とやら(満足度)は足し算や引き算できるのか?

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効用とやら(満足度)は足し算や引き算できるのか?
97 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2021/10/28(木) 02:38:12.69 ID:1/AdlA1Y
16 考える名無しさん[sage] 2021/10/28(木) 02:29:53.54 ID:0
以下、フロイト「自己を語る」Vより
http://yamatake.chu.jp/01ana/14/post_4.html

《私は思弁のみに身を任せてしまったのではなく、逆に分析による資料を重視し、臨床的な技法的テーマを取り扱うことをやめなかった。私は哲学に近づくことは避け、大切な点ではフェヒナーに頼ることにしていた。》

以下、『夢判断』より
http://yamatake.chu.jp/01ana/2ana_b/1.html
《E 夢の心理学的な諸特異性
フェヒナーは、夢の舞台は覚醒時の表象生活の舞台とは別物だと主張している。》

以下、『快感原則の彼岸』より
《しかし目標に向かう傾向は、つねに目標が達成されることを意味しない。そもそも目標は近似的に達成されるにすぎない》
(『自我論集』「快感原則の彼岸」p.118-p.120)

フロイトが快楽原則の起源で引用したのは以下、

* Einige Ideen zur Schopfungs- und Entwickelungsgeschichte der Organismen (1873). Internet Archive (UMich)
『有機体の創造と発展の歴史のためのいくつかのアイデア』1873

参考
フェヒナーの法則は1860年『精神物理学原論』より先に1851年『ゼンド・アヴェスタ』に萌芽があった。
関連、岩渕輝論考:
https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/17694/1/jinbunkagakukiyo_76_209.pdf
(近著で岩渕はゼンドの神秘主義を強調しているが閾値の認識など数学的な記述部分を上のpdfでは引用している。
以下と同じ図を使用。)
>https://lh3.googleusercontent.com/-CzpCFtuB98I/XAx5qMtGNGI/AAAAAAABfV4/uUw6kXdksXMhJ7rva6ZmztB4KBxssG9AQCHMYCw/s640/blogger-image--1477458941.jpg
効用とやら(満足度)は足し算や引き算できるのか?
98 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2021/10/28(木) 02:56:15.48 ID:1/AdlA1Y
総合的学際研究の時代の復活:「倫理学ノート」清水幾太郎 - 道端鈴成
https://blog.goo.ne.jp/suzu-nari/e/bdce1eaaafaea2a42d0605019c3493dd

新古典派の経済学は、労働価値説を越えて需要供給の観点から価値をとらえることを可能にする限界革命を
経て成立した。メンガーやジェヴォンズが導入した限界効用(Marginal Utility)の考えは、当時の心理学に
おける精神物理学を参照したものだった。限界効用逓減の法則などは、感覚量に関するウェーバー・フェヒナーの
法則と同型の内容となっている。エッジワースのように効用の測定に向けて心理学を援用しようとした経済学
者もいる。しかし、その後の経済学は、パレートなどの定式化にしたがい、心理量ではなく選択結果を参照し
てなりたつようにモデル化を行うようになる。サミュエルソンなどが、この流れで新古典派の経済学を数学的に
モデル化していく。合理的な選択を前提とした数学的モデルによる専門化した経済学の誕生である。この方向が
20世紀の経済学の主流となる。こうした流れに変化のきざしが生じたのは、20世紀の終わりになってからである。
行動経済学では、実際の人間の選択を心理学的な理論を参照に実験的に研究を試み、神経経済学など神経科学と
経済行動との関連も研究のテーマとなった。19世紀末に試みられた心理学との関連づけが、20世紀の専門化の
時代をはさんで、20世紀末から21世紀になって再びより本格的に探求されるようになったのである。(この間の
事情については、例えば次の論文が分かりやすい。THE ROAD NOT TAKEN: HOW PSYCHOLOGY WAS REMOVED FROM ECONOMICS, AND HOW IT MIGHT BE BROUGHT BACK, Luigino Bruni and Robert
Sugden, The Economic Journal,2007, 117, 146-173.)また、経済学者が効用という扱いやすい概念だけを
数学的定式化にのりやすいようにして拝借した功利主義者が問題とした幸福などという問題も経済学の本流に
復帰しつつある(例えば、"Economics and Happiness: Framing the Analysis"などを参照。)。


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