トップページ > 経済学 > 2019年11月05日 > YXBNfy3L

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名無しさん@お腹いっぱい。
堺屋太一

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堺屋太一
108 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/11/05(火) 02:49:55.62 ID:YXBNfy3L
「三脱三創」  堺屋 太一
P28、〜石門心学「成果を期待しない勤勉の勤め」「働くことは精神修養だ」「遊んでいるのはもったいない」
P29、〜石田梅岩の解決した勤勉と倹約の両立、つまり、「無為なる時間の否定」と「人格修養の勤め」は、行き着くところ、生産性を限りなく引き下げるしかない。
P79、〜さらにこういった美意識の母親に育てられた少年たちも効率と清潔ばかりを重視する〜いじめでも、いじめられっ子のほとんどは、「どんくさい」と「きたない」
つまり効率性と清潔感の欠如が原因になっている。〜美意識が高じてそれを欠く相手は「いじめてよい」と思うような感覚が少年達の間に存在している。
P88、〜日本人が独創した大きな思想が二つある。一つは聖徳太子の「神仏儒習合思想」もう一つは石田梅岩の「清貧と節約と勤勉を両立させる」
P90、〜日本の倫理観は「勤勉」という概念一つとってもきわめて独特である。ところが、当の日本人は、「勤勉は善」であり、「勤勉な人は清廉だ」という思想が、世界中どこへ行っても普遍的に通用すると信じている。
P96、〜多様な倫理観が地上に存在することを認識することが大切だ。
P102、〜「損得」を言う(客観的)。日本は「善悪」を言う(倫理観によって変わる主観)
P147 、〜技術進歩の方向が逆転した。1980年代以前は、大型化、大量化、高速化。大量生産のため、規格化、標準化が進められた。80年代より情報化、多様化、省資源化。
堺屋太一
109 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/11/05(火) 02:57:38.20 ID:YXBNfy3L
1985年に提唱した「知価革命」では規格大量生産型高度成長社会から知財ソフトウェア型付加価値経済社会への意識転換を説いたが、
その堺屋が翌1986年に知価革命への心得として著した書「三創三脱」の“あとがき”は、以下のような書き出しで始まっている。
「今、日本はひじょうに幸せな状況にある。経済は長かった高度成長と70年代以降の努力の結果、きわめて良好な状態にある。成長率は低下したとはいえ、
円高不況の今も年率3%程度は期待できそうだし、物価は著しく安定、今年などは円高と輸入資源の値下がりで卸売り物価で10%以上、小売物価も1%強の低下になりそうだ。
何よりも幸せなことは、失業率が引き続き2%台という超完全雇用にあることだ。かつてアメリカでは、物価の上昇率と失業率の合計を「不幸指数」と呼んだ政治家がいたが、
それを信じるならば、日本はこの30年間、世界で最も不幸指数の低い国、つまり幸せな国だったことになる。そして、その日本でも、今年は最も幸せな状態にある。
経済ばかりではない。社会の安定という点でも日本に優る国は見当たらない。(中略)所得や財産の面での平等も最も進んでいるし、犯罪率はいたって低い。
深夜女性が一人歩きしても心配のない数少ない国の一つである。(後略)」
堺屋太一
110 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/11/05(火) 23:04:56.67 ID:YXBNfy3L
堺屋太一、輸出は 伸ばすべきものであリ、輸入は抑えるべきものだと信じられていた。だが、
今では輸出は抑制すべきものであり、輸入こそ伸ばすべきものになっている。
 十年前には日本は経済の流れ(フロー)こそ成長したが、経済の蓄積(ストック)は
まだまだ貧しいといわれていた。ところが今では、日本人の一人当たりの
資産は、アメリカ人の三倍以上にもなっている。鉄鋼や造船が基幹産業だったが、
今では衰退産業になっている。歯科医はよく儲かる職業だったが、今はもう
過剰だ。工業用地は不足していると思われていたのに、今では全国に十億坪もあまっている。

長谷川慶太郎、、。、キャッシュフロー」とは、たとえば製造業者ならば、売り上げの金額から生産に必要な全てのコスト
(賃金、原材料の購人価格、生産設備の償却等々)を差し引いた金額から、さらに借人金の支払い金等々を差し引いて残った経常利益を、「現金」の収支で示すものである。
つまり、「キャッシュフロー」が「赤字」ということは、その企業の資産が「現金」から「物」に代わっていることを示し、
反対に「黒字」ならば、資産の重点が「物」つまり「固定資産」から「現金」、すなわち流動性の高い資産に転化していることを示す。
「デフレ時代」において最も重要なことは、この「キャッシュフロー」を極力「黒字」にしていくということである。

企業の持つ資産内容を「固定資産」から「流動資産」に転化させる努力を怠れば、文字どおり「勘定あって銭足らず」という状態になってしまう。

帳簿上いくら経常利益あるいは最終利益が「黒字」であっても、現実に資産内容が「固定資産」拡大となっていれば、
必ず大きな「値下がり損」がそのなかに含まれており、そうした経営状態の事実が、「キャッシュフロー」の「黒字」と「赤字」に表れるのである


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