トップページ > 経済学 > 2019年10月12日 > RdFlUyAm

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名無しさん@お腹いっぱい。
日本文明の精華、見てみませんか [転載禁止]©2ch.net

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日本文明の精華、見てみませんか [転載禁止]©2ch.net
438 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2019/10/12(土) 14:06:01.39 ID:RdFlUyAm
マクロ経済学的に国家は他国のお金を盗むことができるのかということについてふと考え
てみたのでメモしておく。
日本は戦後一貫してアメリカに搾取されてきたという話がある。確かにアメリカのヘッジ
ファンドが日本の株式市場でぼろ儲けしているとはよく聞く話ではある。
ここでその話が本当だとしてアメリカが毎年10兆円を東証から巻き上げていると仮定して
話を進めてみよう。
巻き上げた円は外貨だから基本的にアメリカは輸入代金に使うか日本に投資して使うかし
かできない。外貨準備高として積み上げて置くこともできるがドルは基軸通貨なのであま
り積み上げて置く意味はない。
アメリカは毎年50兆ドルほどの貿易赤字を出しているので、基本的に巻き上げたドルは輸
入品を買うために使われていると思われるが、50兆ドル分の輸入品を買うということは5
0兆ドル分の生産を国内でしないということになり、アメリカは自らの供給能力、ドルの強
さを不断に傷つけているということにもなる。
また日本の株式市場に流れ込んでくるお金は基本的に信用創造によって造られたお金であ
る。つまりそのお金には日本の工場や上下水道などのインフラなどの供給能力の裏付けが
そのおかねの価値の源泉となっているのであるが、アメリカは紙幣としてのお金をいかさ
まで奪うことはできても日本の工場やインフラなどをアメリカに移転することはできない
からそのお金の本質的部分を奪ったことにはならない。
結局、国家は他国の株式市場からいかさまをして強引にお金を奪ってきて、そのお金で輸入
品を買っても、そのことにより自らの供給能力を損ない、長期的に見れば国際競争に負け大
損してしまうのである。
要するにマクロ経済学的には正当な取引以外で他国からお金を奪っても、短期的には得に
見えるけれど長期的には必ず大損するようにできているのである。
またそもそも現在先進国の国民がもっとも欲しているのは親を介護する時間が取れるゆと
りのある安定した雇用や子供と一緒に過ごし子供の成長を喜べる時間が取れるゆとりのあ
る安定して雇用である。ゆとりある安定した雇用、ホワイトな労働環境は他国の株式市場か
らいかさまをして盗んできた金ではもちろん買えないし、正当な貿易よって得た金でも買
えないし発展途上国に投資して得たリターンによって得た金でも買うことはできないので
ある。
ゆとりある安定した雇用は国際的な談合、話し合いによってのみ生み出される。国際的な談
合によってのみ国際競争、国際的緊張を緩和させることができるのである。
アフリカなどのまだ全然発展していない国にもっと経済援助するかわりに、各国が関税を
かけることによって国際競争を緩和させ、ゆとりある安定した雇用を得られるような中庸
な政策への国際的合意が望まれる。


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