トップページ > 経済学 > 2019年08月07日 > W56fAWU1

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名無しさん@お腹いっぱい。
MMT(モダンマネタリーセオリー)2

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MMT(モダンマネタリーセオリー)2
153 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2019/08/07(水) 09:34:46.84 ID:W56fAWU1
以下、岩井克人『ヴェニスの商人の資本論 』(ちくま学芸文庫) 1992^1985より
《はじめの贈与と市場交換

…銀行券は、形式的には他の債券と同様に発行者である中央銀行の負債である。だが、
個人や私企業の場合 (返済期限あるいは償還期限が過ぎているならば )、自分の発行した
借金証文や債券を持って来た人に対して、自分の他の資産を取り崩して指定の金額を支払わ
なければならないのにひきかえ 、中央銀行の場合は銀行券を持って来た人に対しては全く
同額の銀行券を手渡せばよい。その人が持ってきた同じ銀行券を手渡したって一向にかま
わない。中央銀行にとって、支払いのために他の資産を取り崩す必要など全くないので
ある。すなわち 、銀行券の発行額が記載されている中央銀行の負債勘定は 、中央銀行に
とって決して返済する必要のない負債を表わしていることになる。結局、それは形式的に
は負債に他ならないが 、実質的には負債として機能しない。それゆえ、経済全体にとって、
銀行券の全発行額はまるまる純資産として勘定されることになる。アダム・スミスの言に
反して、貨幣は、少くとも銀行券の形態をとっているときには、労働、土地、資本財等の
実物資産と並んで一国の富の一部を形成する。》


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