- ケインズ vs ハイエク 世紀の対決
64 :公共事業の過大評価[sage]:2013/12/17(火) 20:17:32.69 ID:2R9IXBOE -
公共事業、GDPをかく乱 予算使い残しで下振れ 2013/12/16 http://www.nikkei.com/article/DGXNZO64127960V11C13A2SHA000/ 公共事業が経済成長率を押し上げる効果に疑問が出てきた。 相次ぐ経済対策に盛り込まれた多額の公共事業費は実際には使い残しが多く、需要増に至っていない。 2012年度の国内総生産(GDP)は公共投資が見込みを下回り、経済成長率が0.5ポイントも下方修正された。 見かけだけの公共事業を積み上げてGDPを過大に見積もれば、財政再建の先行きにも影響が出る。(加藤修平) 7〜9月期のGDP改定値が公表された9日。 第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは目を疑った。 同時に発表された12年度のGDP確報値で、公共事業が速報値の前年度比実質14.9%増から、 1.3%増へ下方修正されたからだ。 この下方修正で12年度の実質成長率は速報値の1.2%から確報値は0.7%に、 名目成長率は0.3%からマイナス0.2%に落ちた。 新家氏は「GDP統計で景気を見ることができなくなる」と憤った。 ■推計と現実ズレ 東日本大震災後の復興や経済対策のため政府は公共事業の予算を積み増した。 だが、国と地方の12年度決算を見ると、どちらも公共事業の支出は増えていない。 国の一般会計と特別会計を合わせた公共事業関係費と、地方公共団体の「投資的経費」の合計額は12年度に約20.3兆円。 前年度比0.1%減で、3年続けてマイナスだ。 被災地の復興は全国の建設現場で人手不足を招き、資材価格も高止まり。 岩手県釜石市が整備する復興公営住宅・こども園の建設工事は入札がなかなか成立せず、 14年4月だった開園予定が1年延びる。 福島県の総合建設会社、陰山建設(郡山市)の陰山正弘社長は「工事の発注が急増している」と話すが、 県内も人手不足が深刻だ。
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