- 貧困が撲滅しない理由ってさ
33 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/09/10(火) 00:23:35.98 ID:WA+ij+ko - >>32
それはむしろ逆で、地位が高い人間が実力があると信じたいだけなんじゃないかな 実際は地位を気づくというか、資本主義社会で勝つのは、その人の能力でも何でもなく、金がすべてなんだよ 金がある人間が金がない人間よりも強い これが資本主義が認める唯一の強弱関係であって、唯一の「実力」形態 資本主義におけるいわゆる「公平な競争」というのはこの至上のルールに基づく不公正なものにすぎないんだよ たとえば教育にしても結局親の金でしょ 個々人の努力は金の力の前には粉砕される むしろ努力は金の力の支配の元に従属した形で発現するしかない、つまり搾取という形で
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37 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/09/10(火) 12:21:34.57 ID:WA+ij+ko - >>35
長文なのに全く内容がないなあ 根本的にアホなんだよね君は まあスティグリッツの本でも読んでみなよ 資本論も読むように 哲学的素養がないとわからないかもしれないが(特に最初のあたり) あと共産主義は資本主義よりも優れた制度だよ 最もそれがどのようなものかをはっきり提示した人間はいない 誰も未来のことはわからないし、資本主義自体誰かの発明ではないのだよw
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38 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/09/10(火) 12:33:35.74 ID:WA+ij+ko - >>35
まず第一段落についての反論 努力が意味がないのではなく、努力が搾取という形態でしかなされないことが問題なのだよ もっともお前程度の経済学的素養しかない人間に搾取と言っても意味不明だろうが それは端的に言えば、労働力商品の特性から出てくる、剰余労働時間の価値だ 労働力商品は価値を生む商品であるということに特性がある つまり価値を生むということはその使用の過程で、交換価値を上回る価値(剰余価値)を生成できるということだ これが利潤の源泉となる 資本は労働者に負債を負っていることになり、この負債が返済されることはない なぜなら租税も労働者が正当に得た等価交換から得られた価値から支払われるからだ しかし資本家は努力をせずに利潤を得ることができる、たとえ彼が努力をしたところで、資本主義の原理とはそれは何ら関係がないことだ
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39 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/09/10(火) 12:37:15.47 ID:WA+ij+ko - >>35
第二段落 完璧な制度を共産主義者は求めているわけではない むしろ資本主義の問題は一定程度は政府の政策によって改善し得ると述べているのだ もしそうしなければそれこそ急激な変革と、持てるものの収奪と持たざるものへの分配が必要になるであろう
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40 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/09/10(火) 12:45:58.16 ID:WA+ij+ko - >>35
累進課税は格差を是正するために当然必要な仕組みだ このような仕組みが一般化されるためにも共産主義が役に立った 共産主義がなければ社会福祉制度が今日までそもそもあるということすらなかったかもしれない しかしまだ十分ではない さらに累進課税を強化し、社会福祉を充実させて、格差を是正しなければならない もっともこのような一時凌ぎな方法が、限界を迎えている資本主義経済を延命することはできても、それを永遠化できるかは疑問である 資本主義によって、地球の有限な資源は食いつぶされ、環境も破壊されている とりわけ高度資本主義経済に到達している国々ほど利潤をあげるのが難しくなっている アメリカの没落がそのいい例だ
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41 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/09/10(火) 12:50:53.57 ID:WA+ij+ko - >>35
第四段落 資本主義の崩壊後の社会制度がどのような制度になるかは、まったく予想できないと言わねばならない マルクスでさえどのようなものになるかはっきりと述べたわけではない 資本主義のあとに共産主義がくるかどうかさえ定かではないし、それが資本主義より悪くなる可能性もある しかしそのようなことは資本主義に現にある諸問題を正当化することにはならないし、まして愚かなイデオロギーが資本主義を誤って礼賛するような無知を見逃すわけにもいかないのだ
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44 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/09/10(火) 20:11:56.72 ID:WA+ij+ko - >>42
マルクスの問題意識は等価交換が成立している市場からいかにして利潤が発生するかということだ これに対して答えを与えたのがマルクスの一つの大きな業績だ 等価交換が成立していれば、利潤は発生しないはずだ、少し考えればわかる 労働力と原料と生産設備を購入する その価値がそっくりそのまま転移したものを売る そうなると買いと売りの価値の差はなくなってしまうから、資本家は無駄なことをしたことになる 利潤は発生しないはずなのに、現実には発生している。これは矛盾だ この秘密は労働力商品の特殊性にある 労働力は価値を生み出す商品だ したがって彼が一日分の労働力を六時間の賃金を払って買い、八時間労働させるならば、二時間分の剰余労働が利潤になるわけだ この六時間の労働の価値は、彼の労働を再生産する価値であり、彼はそれを食べ物や衣類や住居から得る 資本主義経済では物の交換価値とはそれに投下された労働時間の価値だ 例えばこのパンは8分の労働時間の価値があるだとかいうわけだ 労働力商品も同じようにそれに投下される労働時間の価値によって交換価値が規定される したがってこの場合は六時間労働が労働力商品の価値となるわけだ
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45 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/09/10(火) 20:20:42.20 ID:WA+ij+ko - >>42
さてこうすると労働力を六時間で買うというのは公正な等価交換であるわけだ それは資本主義の正常なルールに則っている そして資本家は一旦買った労働力商品を使用することができる すべての商品は交換価値と使用価値を持っている 交換価値はその生産に必要とされる労働時間によって量的に客観的に測られる 使用価値はそれを消費する人間にとっての主観的な価値でいわゆる効用だ 労働力商品の特殊性はその使用価値が価値生産であるということだ つまり資本家はその労働力を七時間ないし八時間働かせ、それぞれ一時間ないし二時間の剰余価値を得ることができる つまりこの剰余価値こそ等価交換の体系の中から利潤が生まれる理由なわけだ そうすれば資本家が誇る富というのも、彼らの不満を訴える税金というのも、元はと言えば労働者のもの、はっきり言えば労働者のエネルギーであるということができる しかも労働者はそれに対しては代償を受け取っていないのだ つまり君の議論は完全に逆立ちしている 資本家が労働者に感謝しなければならないのであってその逆ではないw
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