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名無しさん@お腹いっぱい。
経済学としての池田信夫
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経済学としての池田信夫
229 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/04/26(金) 02:03:19.76 ID:Eal9VkUP
池田信夫 : 良書悪書 : 2011年02月26日

「今回は違う」症候群 - 『国家は破綻する』
国家は破綻するーー金融危機の800年
著者:カーメン・ラインハート&ケネス・ロゴフ
販売元:Amazon.co.jp
★★★★☆

本書は、金融危機や財政危機についてのデータベースとしては決定版といえよう。
巻末には世界各国の長期にわたる膨大なデータがついており、専門家には便利だと思うが、一般読者には読みにくい。
要約版がハーバード大学のウェブサイトにある。
http://agora-web.jp/archives/1260079.html

『「国家は破綻する」著者ロゴフ氏らの公的債務研究に誤りの可能性=米研究者ら
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK837172720130417
 米マサチューセッツ大学アマースト校の研究者らは16日、
ハーバード大学の経済学者であるカーメン・ラインハート氏とケネス・ロゴフ氏が2010年に初めて発表した公的債務に関する研究について、
集計表におけるコーディングの誤りなどがあった可能性があるとの研究結果を発表した。
 
共著「国家は破綻する─金融危機の800年」(原題はThis Time Is Different)で知られるラインハート氏とロゴフ氏は、
国家債務の対国内総生産(GDP)比率が少なくとも90%に達すれば、GDP伸び率が減速し始めるとの研究を発表。

この研究は、公的債務へ取り組みを正当化するため、米国や欧州連合(EU)などの当局者がしばしば言及している。
 マサチューセッツ大学アマースト校の研究者トーマス・ハーンドン、マイケル・アッシュ、ロバート・ポリンの3氏は論文の中で、
公的債務が対GDP比で90%を超えている国家の平均実質成長率は
「実際には2.2%であり、ラインハート氏とロゴフ氏が論じているようにマイナス0.1%ではない」と指摘。

「コーディングの誤り、入手可能なデータの選択的排除、統計の総括へのウェート付けの方法に起因して、
戦後の先進20カ国の公的債務とGDP成長率の関係を不正確に示すという深刻な間違いにつながっている」と論じている。
経済学としての池田信夫
230 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/04/26(金) 02:14:21.46 ID:Eal9VkUP
池田信夫 blog : インフレスパイラルの非線形性 : 2012年12月30日
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51834994.html

ロゴフが過去800年の財政破綻の歴史を総括していうように、
誰もが「今回だけは違う」とか「わが国では起こらない」とか思うが、破綻が起こると予想されているときは必ず起こるのだ。


池田信夫 blog : 財政赤字で景気は悪くなる : 2012年06月03日
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51792802.html

こういう傾向は、実証的にも確認されている。
ロゴフは、過去の財政危機のデータから政府債務がGDPの90%を超えた国では成長率が1.2%ポイント下がるという法則を見出している。

この結果、図のように23年間に24%もGDPが低下する。その典型が日本である。
つまり「増税で景気が悪くなる」というのは逆で、財政赤字で景気は悪くなる。
「景気か財政再建か」というトレードオフはないのである。
リフレ派 田中秀臣参上 反リフレ諸君 質問どうぞ
388 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/04/26(金) 02:21:42.34 ID:Eal9VkUP
田中秀臣@hidetomitanaka
僕のブログみてもらえるとわかるけど、ロゴフらの論文についてはいままで肯定的な引用も、いやほとんどまともな言及もしてなかった。
彼らの命題が「正しい」かろうが間違っていようが、日本の観察からはあんまり参考にならないからだ。なのでいまの論争も関心あまりない。

『債務と成長の関係を分析した影響力の大きい論文が攻撃にさらされている。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37639

議論再燃 前編
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11517279972.html
議論再燃 後編
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11517939445.html

内容的には、先日からわたくしが各エントリー(特に「セイの法則の呪 縛」)で書いていることとほぼ同じです。
ちなみに、クラウディングアウトとは、「政府の国債発行が長期金利を上昇させ、民間の借入と設備投資を減らすことにより経済成長率を低迷させる」
というもので、マンデル・フレミングモデルの基にもなっています。

最近は知りませんが、竹中氏も以前は本クラウディングアウトに言及することが多かったです。
別に、竹中氏にしても「財政破綻する〜」と国債発行に反対していたわけではなく、
クラウディングアウトにより経済成長率が低迷する、ということで反対していたのです(そのはずです)。
リフレ派 田中秀臣参上 反リフレ諸君 質問どうぞ
389 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/04/26(金) 06:38:39.06 ID:Eal9VkUP
田中秀臣@hidetomitanaka
僕のブログみてもらえるとわかるけど、ロゴフらの論文についてはいままで肯定的な引用も、いやほとんどまともな言及もしてなかった。
彼らの命題が「正しい」かろうが間違っていようが、日本の観察からはあんまり参考にならないからだ。なのでいまの論争も関心あまりない。

田中秀臣@hidetomitanaka
なにが使えてなにが使えないか、リフレ派の多くは「実践的」な意味でこの10数年自分の考えを鍛え上げてきたはず。
その中でロゴフらの貢献でいい点があるとしたら、高めのインフレ目標を推奨していたこと。それは彼らも認めているように財政再建に貢献するだろう。そんな程度でいい。
リフレ派 田中秀臣参上 反リフレ諸君 質問どうぞ
390 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/04/26(金) 06:40:03.56 ID:Eal9VkUP
債務は成長の敵ではない 緊縮財政論者の論理的根拠に打撃 英フィナンシャル・タイムズ

ハーバード大学のカーメン・ラインハート氏とケネス・ロゴフ氏は有名な論文で、公的債務のGDP比が90%を超えると経済成長が急激に鈍化すると主張した。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37667


低成長は高債務の原因になり得る。
これは同じマサチューセッツ大学アマースト校のアランドラジット・デューブ氏が支持している仮説だ。
例えば、日本の高債務は低成長の原因なのだろうか、それとも結果なのだろうか?
筆者がそう尋ねられたら、それは原因ではなく、結果だと答えるだろう。

今日の英国の低成長は高債務が引き起こしたものなのだろうか? 答えはノーだ。
金融危機が起きる前、英国の純公的債務残高のGDP比は過去300年間の最低値に近いレベルにあった。
英国の債務の増加は低成長の結果だ。
もっと正確に言うなら、低成長の原因となった巨大な金融危機の結果である。

対策を講じる余力のある国々――米国や、さらには英国も含まれよう――も違う道を選択することができただろうし、
そうすべきだった。実際にはそうした国々が違う道を選択しなかったために、景気の回復はさらに弱々しいものとなり、
景気後退の長期的なコストは必要以上に大きくなってしまっている。

これは大変な間違いだった。まだ手遅れではない。各国には再考を促したい。


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