- デフレ経済を維持してきた日銀白川の罪は重い
334 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/03/24(日) 00:04:37.49 ID:Fcmw4zYH - 理論的にはインフレにならなくてもいい。期待インフレ率が上昇すればいい。
そうすれば期待実質利子率が下がる。 IS-LM曲線で言うと、LM曲線が下方シフトして実質国民所得が増える。 こう言うと、IS-LMは古いという人が出てくるだろうけど、動学的最適化から 期待をとりいれたIS-LM曲線が導けるから問題はない。 これはクルーグマンのIt's Baaak!や、リフレ派の共著の「経済政策形成の研究」の 浅田統一郎の論文を読めば書いてある。 だから問題は、マネタリーベース増加率や日銀当座預金残高を増やすことが 本当に&なぜ期待インフレ率を増やすのか?というところだけだろう、と個人的には考えている。
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- デフレ経済を維持してきた日銀白川の罪は重い
340 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/03/24(日) 05:26:20.00 ID:Fcmw4zYH - >>335
だから、通常のIS-LMより拡張された、期待を取り入れたIS-LMになっている。 それと説明を間違えた。シフトするのはLM曲線でなくてIS曲線の方。 以下は「経済政策形成の研究」浅田論文から。 IS曲線が期待インフレ率の関数になっていて、期待インフレ率が増加すると IS曲線の方が右方にシフトして実質国民所得が増加する。 式で書くと(この式の導出は原論文参照) IS曲線:Y=C(Y,τ,Ye,πe)+I(Ye,i-πe)+G LM曲線:M/P=L(Y,i) Y:実質国民所得、C:実質民間消費支出、τ:限界税率、I:実質民間投資支出 Ye、期待実質国民所得、πe:期待インフレ率、i:名目利子率 M:名目マネーサプライ、P:物価水準、L:実質貨幣需要 ここでC,Iともにπeの増加関数になる。 期待インフレ率の増加(減少)がIS曲線の右方(左方)シフトに対応する。
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341 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/03/24(日) 05:28:44.32 ID:Fcmw4zYH - マネタリーベース増加率や日銀当座預金残高の増加だけから期待インフレ率が上がると言えるかは、
私もよく分からない。ただ、例え非合理的でもそう信じる人が多ければそうなるだろう。 財政マネタイズして政府支出を増やせば確実にインフレにできるとは思うけど。 金融政策だけで期待インフレ率を動かせるか、財政政策も必要か、という違い。
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