- 京都大学経済学部
538 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2013/01/19(土) 00:31:26.93 ID:OLY2amQd - 円安のデメリットについての一般的な誤解
◇100円以降の円安 物価上昇 → 年金が物価レベル上昇にともない支給額増 燃料高 → 原発の運転再開 銀行による国債売却 → 日銀の国債引き受け(無制限金融緩和) → 日銀による国債市場、長期金利の安定化 (但し国債市場にとっては死亡宣告と同義) 銀行の国債ばなれ → 融資増加 → 設備投資増加 → 雇用増 モネタリーベース上昇 → 住宅ローンの相対的価値が減少 → 破産・競売でも利益がでる ※デフレバイアスにより銀行はキャッシュポジション(国債)が圧倒的に多いが、インフレバイアスが 起きるとそれを解消する。それらの銀行が手放す国債を日銀が買えば量的緩和と同様な効果の金融緩和が可能である。 国債を日銀が引き受ける限り長期金利は安定するが、通貨の信用が低下しさらなる円安となるが、 国際収支が黒字となれば円安はいずれ止まる。 ◆120円以降の円安 燃料高 → 太陽・風力発電の普及 → 電力料金の上昇が止まる → 国産エネルギーが儲かり新たな雇用となる ガソリン高 → 電気自動車などが普及 → 雇用増 競争力上昇 → 工場や開発拠点が日本に回帰 → 雇用増 物価上昇 → 現役世代の収入増 → 税収増 → 国の負債減少 燃料価格の上昇は、国内の不採算エネルギーを採算にのせる役割があり、むしろ経済成長のチャンスである。
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