トップページ > 経済学 > 2011年10月26日 > nlLBJikZ

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名無しさん@お腹いっぱい。
経済学の質問に答えるスレ

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経済学の質問に答えるスレ
350 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/10/26(水) 19:07:50.83 ID:nlLBJikZ
>315
>ミクロ経済学の教科書の内容と現実とは異なる事がある。具体例をあげて述べよ。

経済学は、現実離れした前提の下で議論を展開しているとして、しばしば嘲笑されているのだが、
現実離れした前提を置いて話を進めるのは、議論を単純化して考え方を明らかにする初心者向け
教科書に限られた話で、中級以上では、そこを出発点により現実に即して前提を修正して議論が
進められる。行動経済学はその一例だ。したがって、経済学は現実離れした学問というわけでは
ない。

と断りを入れた上で話をすると、次のような例ではどうだろうか。
ミクロ経済学では、消費される財・サービスの限界効用は逓減するという前提で消費者行動を
説明している。しかし、酒や麻薬などのaddictiveな物の消費には限界効用の逓増が見られるの
ではないか。つまり、飲めば飲むほどより酒が欲しくなるという話だ。これは全ての消費者に
当てはまるわけではなく、二日酔いの翌日には酒の瓶を見るのもイヤになる人も大勢いる。
しかし、中には酒や麻薬に全ての収入と財産を蕩尽してしまう人間がいたりする。そういう
人々については限界代替率などの効用関数に関する理論が適用できない。そういう人々は
経済学の基本前提である合理的行動をしているとは言い難い。
もっとも、より進んだ経済学では、そのような人々の行動は、効用関数が特殊な形をしている
場合の端点解ということで説明できそうだ。


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