- 原点に戻り経済学の定義を明確にし夢ある世界を
31 :shin[shintakahashi@hb.tp1.jp]:2011/08/06(土) 23:03:03.79 ID:UcqXY4ci - 原点に返って考えて見たいのですが、NTT株式公開の時のことについてですが、これは電電公社が民営化されるというだけのことで、電電公社として新しい事業を始めるわけでもなく、
NTTに民営化されたからといって、株がうなぎのぼりに上る理由はなかったはずだと思います。株式がうなぎのぼりに上るには、その会社が何らかの新規事業を始めて、その事業が爆発 的な人気を博し、大儲けできるという予測が立たなくては、だめなはずです。NTT株公開の時にはこうした理由はなかったはずです。NTT株公開後、10年ほど経って、日本でも携帯電 話やインターネット通信が大々的に行われました。携帯電話はNTTドコモが行い、インターネット通信はNTTデータが行いました。この二つの事業は爆発的な人気を博し、大儲けでき たようです。本来的にいって、NTT株公開の時にNTT株が上がるには、電電公社が民営化されると同時に、携帯電話やインターネット通信といった新規事業を行わないことにはその株 式はうなぎのぼりには上らないはずです。これが上ってしまったところが、バブルと呼ばれた所以だったと思います。電電公社が民営化されるというだけで、何か新しい事業を始めるわけ でもないのに、ただ儲かるという噂ばかりが先行して、NTT株式は公開され、急上昇し、途中から、勢いを落として、崩落して行ったようで、これは現在から見るとやはり、バンドワゴ ン現象だったのでしょう。
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