- 国際経済学
7 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/06/14(火) 22:56:55.18 ID:BSiZFIoB - Amazonで好評だった伊藤元重の『ゼミナール国際経済学』を読んでみた。
「国際経済学は日本の経済学である(日本を為替や貿易で富ませるための経済学である)」という心構えはなるほどと思った。 リカード・モデルやヘクシャー・オリーン・モデルの解説はお座成りだった。 むしろ、現実の国際経済の動向をわかりやすく述べようとしているのだと思った。 2005年に新訂されたものの、経済史の中身はアジア通貨危機や貿易摩擦など古い話題が多かった。 数式がほとんど出てこないので文系には読みやすいと思った。 コラムにはタカ派の傾向を感じさせる提言が多かった。
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