- ニートを撲滅すれば日本経済大復活!
200 :にゃんこ[]:2011/04/18(月) 20:48:56.42 ID:M0G6nxQD - よく「日本はもっと輸入を増やし、内需を増加させ、外貨を消費すべきである。
そうすれば円安になり、輸出が回復するであろう」という論調を聞く。 何か、ズレていると感じるのは僕だけなのだろうか? 輸出を増やすのは、外貨を獲得し、内需に必要な資源・エネルギーを 購入する経済力を持つためだ。すでに、そんだけの外貨を持ったんなら 万々歳なのに、今度は外貨を持ちすぎたから外貨を消費しろって言われてもなぁ。 日本の輸出産業が苦しいのは、新興国の製品が安いせいだ。それは新興国の 人件費は安いから。だったら日本の人件費も下げれば良いが、そうすると 生活できない。なぜなら、日本の生活コストは高いから。じゃぁ、なぜ日本の 生活コストは高いんだ? それは日本が発展しすぎて資源・エネルギー消費が多いから。 たとえば、食料を見てみる。 新興国では裏の畑でとれた野菜を家で食ったり、近所の市場で売ったりしている。 要するにコストの大半は国内人件費であり、安いし、また国内人件費は国内を 循環する経済的なコストだ。 日本では、機械、農薬、化学肥料を使い、出来た農産物は地方から都市まで 遠距離をトラックや鉄道で運び、低温貯蔵庫で保管し、場合によっては加工食品にし、 明るく空調の効いた店で売られる。 つまり、それだけ多くのエネルギーコストが加算されているわけだ。 だから生活コストが高くなる。 また、エネルギーコストは海外支払いだから、日本国内を循環せず、 消耗していくコストであることも不経済の要因だ。 食料だけではなく、全ての分野において、日本は資源・エネルギーを 不必要に使いすぎている。それが高コスト社会になり、国際競争力を 失っているのだと思う。
|
|