- MMT Modern Monetary Theory
325 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage]:2019/04/14(日) 11:39:01.28 ID:zRV/Byp1 - >>319
そういうの投資をやったことない人には基本から理解できんよ。 新興国の場合は、経済が成長してるからあらうる企業がお金を求めている。 それで資金需要が高いから、お金の金利が上昇する。 同時に、お金の総量が増え続けるから、成長と同時にインフレが起こり、 通貨の価値は下がる。 でも、経済成長で株価は上がるし、金利が高いから投資には向いてる。 でも日本はまるっきり違う。 日銀が、130兆円の日本円を、500兆円までなぜ増やしたかったかっていうと、 日銀が日本国債をありえない規模で買うことで、日本国債の値段を上昇 させて、金利を低くするため。 金利を下げる目的は、1100兆円ある政府の借金で2%金利を払ったら 22兆円が消える。 住宅ローンも、1000万円以上支払いが増えてしまう。 企業は成長しなくなって老人大国の日本で、投資をやりたくないから、 金利が上がったら、設備投資もやめてしまう。 つまり借金苦が起こり、不況が起こり、個人の消費も死んでしまうから、 国債の買い上がりで、金利を下げたわけ。 でも、金利を下げるためのお金が、6年も続いちゃったから、もう世界の 常識を越えてしまって、このさき、何年続けられるだろ、って状況。 だから、日銀の限界論がしょっちゅう出てきてて、このまま放置したら ある日突然金利が上がるみたいなことが起こったらやばいよね、っていうこと。 金利が動かないと思ってる人は、過去の日本国債か長期国債のチャートを見てみ。 2000年以降にも歴史的な大暴落が起こったり、売りが殺到して日本国債の マーケットを一時的に閉鎖して、強制的に売りを停めてしまう制度も何回も発動されてるんだよ。 そういうの新聞すら読んでない人は、知りもしないからな。
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