- 電子書籍雑談スレPart12
122 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 12:28:42.56 ID:sz0sMjGm - どうやら本格的に電子書籍の時代が来るな。
業界全体がびびっている。 来年は電子書籍3年目。 これからどんどん紙媒体を浸食していくだろう。 抵抗勢力がデマゴギーを流して目くらましをしても、 電子書籍化の潮流は変えられない。 価格の安い電子書籍が広まり、出版界の汚物である無駄が削られ、 数年のうちに出版業界の売り上げは1兆円にまで落ち込むはずだ。 これこそ電子書籍の輝かしい功績。日本の電子書籍の曙。
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- 電子書籍雑談スレPart12
131 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 14:03:45.63 ID:sz0sMjGm - 電子書籍は「中間搾取」ができない産業。
産業としての未来はないが、文化としての多彩な未来がこれから開花する。 中間搾取が間に入り込んで、高価格だったゆえに、 今まで読まれずにうち捨てられていた書物が、日の目を見る可能性もあるだろう。 また、店番だけをして、客の来ない日は一日を無駄にしていた地方の本屋は潰れていった。 職を失った本屋にとって「駄目になった」と言えるが、転職することで、 無駄に過ごしていた時間を別の職業で活用することができるようになる。 これこそ電子書籍がもたらす有益性。
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134 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 14:14:06.95 ID:sz0sMjGm - 地方の本屋に本を届ける出版取次という業務がある。
本屋の棚に並べるため、送ったり、送り戻したりを繰り返す。 取次の発表によれば、返本率は40%を超える。 この無駄は、時間の無駄、労働力の無駄、輸送コストの無駄を吐き出し続けていた。 素人目には本当の無駄、その膨大な無駄は、到底わからないだろう。 全国には1万超える書店があった。これが今は数千まで数を減らしてきている。 これも電子書籍の到来を予感させる足音。
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139 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 14:30:13.02 ID:sz0sMjGm - >>135
これまでは実質、働いていない者が、給料をもらっていた、と言ったら話が早いだろうか。 働いていない者に給料を払うから、本の値段は高いまま。 また再販制度に守られて、不景気にもかかわらず、その価格は維持され続けていた。 だから、本は売れなくなり、本を読むより、金のかからない娯楽へと流れ、 ますます読書好きの人間はいなくなる。斜陽産業となる。 この「悪循環」を断ち切ってくれる救世主が電子書籍といっていいだろう。 不景気は、変革のチャンス。 現状維持のエゴにまみれた抵抗勢力が目先のマイナスをあげつらうが、 どれも我田引水。 本当にこれからの出版文化を考えているなら、この国への電子書籍の到来とともに、 輝かしい未来の足音が聞こえてくるのがわかるだろう。
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142 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 14:43:19.01 ID:sz0sMjGm - 日本人は「首を切られる」という、まるで命を取られるような言い方をするが、
これがそもそもの間違い。 労働力の流動化は、世の効率化であり、個人にとっても新たなチャンスであり、 国全体としてみた場合、大いなる飛躍が期待される。 ただ、やはり、エゴにまみれた旧世代の人間がいるのも否定できない。 おのれの損得勘定でしか動かない、卑しき世代。老害。 その老害がまた電子書籍化にも抵抗し、必死に邪魔をし、 日本の文化的発展を損なっている現実がある。 若者はその現実と闘わなくてはならない。
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144 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 14:48:37.36 ID:sz0sMjGm - いや。
30%は決済業務を含む。またクラウドシステムの利用料も入っている。 これは適正な取り分。
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148 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 15:00:26.25 ID:sz0sMjGm - >>146
いや。 これまで出版においても、おおざっぱに、書店20%、取次10%。 だから30%は妥当。 有料メルマガで40%を徴収するところがあるが、これこそボリ過ぎ。
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156 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 15:44:57.04 ID:sz0sMjGm - >>151
>おい、同じパーセントだとなんの効率化でもないぞ。 いや。 書籍の価格が下がるから、同じ30%(20%+10%)でもかなり安い。 無料本に設定されると、まったくのマイナスになるから、 30%は最低限度の保証とみていいだろう。
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159 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 16:14:37.37 ID:sz0sMjGm - >>157
いや。やらなくて正解。 半永久的に「業界」にボラれるところだったから。 今年出てきたEPUB3は、縦書き対応になり、コミックのフキダシにも対応する。 今はまだややこしいが、将来的に誰でもができるようになっていくだろう。 漫画家自身が世界に売り出したかったら、それが自分で簡単にできるようになる。 もちろん出版社に委託するのも自由。 いずれ電子書籍のありようは、基本的に個人が発信者の中心で、 個人でやるのがたいへんな者が、編集者や校正者また翻訳者に協力を頼む というスタイルになるだろう。 なぜなら個人でやるほうが余計な搾取がないから、 才能のある人、一人でやりたがる人が出てきて、 それでもヒットするというのなら、徐々にみなが追随するはず。 また余計な搾取がなければ、書籍の価格に反映される。 出版社が介入した高価格の書籍は見向きもされなくなる。 今でも一般消費者からはほとんど相手にされていないのがその証拠。 >>158 みんな。
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161 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 16:23:22.07 ID:sz0sMjGm - >>160
作家、クリエーターは、自分の作品が読まれることを目的として制作しているので、 商売して稼ぐというのは二の次。もちろん生活保障は期待している。 これまで1000円で売っていたら印税10%で、100円の儲け。 電子書籍が普及し一般化したら、 仮に手数料が30%なら、100円の儲けを得るのに、 価格設定は150円でもいいことになる。 1000円が150円で売れるということ。 これによって自分の作品が、 これまで以上に多くの人に読まれるという幸せがある。 働きもせず、中間搾取をして儲けようとしている人間にはわからない感覚かもしれない。
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164 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 17:09:26.45 ID:sz0sMjGm - "Stay Hungry. Stay Foolish."
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171 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 18:03:43.22 ID:sz0sMjGm - >>167
いや、違う。 それに印刷コストを別にしているが、それは少々おかしい。 なぜなら出版社のやり方次第で10%程度に抑えることができるし、 豪華な装丁、上等な紙を使い、20%をゆうに超えることもある。 著者 10% 出版社 60% 取次 10% 書店 20% 出版社の60%には返本にかかるマイナスも含まれるので、 返本率40%の時代においては60%の取り分でもやや苦しい。 だが、返本されたものは新古書としてブックオフなどに流されている。 ブックオフの株式を大手出版社らが取得したのはこのため。 印税には、発行印税と売上印税の二種類あるが、 出版に関しては発行時に払われる発行印税。ブックオフに横流ししても、 すでに発行印税として著者に報酬は支払われているので問題はない。 電子書籍は、売り上げに応じて支払われる売上印税。 だから最近、返本率40%なら、売上印税に換算すれば6%ではないか、 一般の紙書籍の10%は、著者にとって優遇処置だという者がいるが、これは間違い。 返本されたものをすべて破棄しているのならそうも言えるが、 再販制度の抜け道として、新古書制度があり、価格の安くなった本が売れている。 これは実質、再販制度の崩壊。 安い本が人気で売れ続けるかぎり、返本率40%は、改善されることはない。
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173 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/31(土) 18:14:14.06 ID:sz0sMjGm - >>165
同意。 コミックの需要はかなりあるはず。 だが出版社に属している漫画家が、勝手に電子書籍として自作を売り出すと、 その後、紙出版で出させてもらえなくなるという不安がある。 また、出版社は出版社で漫画家が勝手に電子書籍化するようになったら、 自分たちの利益が完全になくなってしまうのを恐れているので、 「電子書籍は売れない」というデマを流しているし、 また電子書籍を出すとしても、紙書籍とほとんど変わらない価格設定をしたり、 電子書籍の品揃えを限定的にしたり、DRMをほどこし扱いにくくして、 「電子書籍は売れない」という状況をみずから作っている。 野心のある人気漫画家が数人出版社を飛び出して、 価格の安い電子書籍を出せば状況が一変に変わるのだろうが、 出版社の人間に取り込まれて、 自炊代行業者を訴えるという頓珍漢なことをやっている始末。 既存の出版業界の人間に改革は期待はできないのかもしれない。
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