- 【毛権力者の】日垣隆★76【寵愛と嫉妬を瞑想】
510 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/11/20(日) 22:01:15.57 ID:aTcNdBGY - http://www.facebook.com/photo.php?fbid=308862185808814
日垣隆 東京の六義園(りくぎえん、田園調布と並ぶ高級住宅地である本駒込6丁目)も、徐々に紅葉を深めつつありました。 江戸時代に造られた大庭園ですが、1938年に東京市に寄付された六義園に関する記事には、「いつものお役所仕事」で おかしな塗装や看板を使うなとか、「センスなき役人感覚で、この伝統ある美しき庭園をぶちこわしたら許さぬと思われたし」などと、 堂々たる書きっぷり。この3年後に大戦争がはじまるわけですし、当時は東京オリンピックの開催が決まっていた(連合国と 国連を敵に回したために、五輪は64年に持ち越されることに)状況下で、「外国人に恥じぬ公園をするのは東京市の務め」とも 提言しつつ、「案内板のペンキの色まで提案するという個性たっぷりの記事に、昨今の新聞記事の「誰が書いても同じ」になる傾向に、 改めて「新聞は戦争で食ってきたのだなあ」と思う。
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