- 【語ろう】HIDEちゃんラジオII【遊ぼう】
345 :名無しサンプリング@48kHz[]:2021/01/11(月) 18:42:34.47 ID:IqFbzd+n - ”文量多いな”────HIDEチャンは目を細めて言う
この時ばかりは「ダンプカー」と「ミキサー車」しか喋れない禁治産者の目ではなく リアルなHIDEチャンの、知能に障害を持たない素の大人の表情であった HIDEチャンが、公にこのような「感想」を述べるのは異例 暫くしてその両目をやや達磨のように丸くしたかと思うと(未だ諸氏が)聞いたこともない低い音で うなり出す”ブーン、ブウーン” クマン蜂の飛行よりも、幾らか低い周波数──── 「ン、うかつだったのだろう」──加藤は看破する HIDEチャンは確実にダメージを受けている これまでのHIDEちゃんときたら、(その性質上)長文では負けなし たとい相手に若干チリつかされたとしても、返す刀(言葉)で画面を埋めつくせば勝てた それでいい、いざとなれば文量でねじ伏せる、対して防御方面は一貫して”スンとすればいい” そんなフシがあったし、自負があったし! それが最も侮っていた相手、”三元豚”が、こうも、ほのめかさない長文を書(ショ)せるとは いうのも! バアン!!!───HIDEチャンは珍しく学習机を叩いた 先月の「偽豚ユースアネイジア連投襲来事変」依頼である 通常人は5秒間に1回相手をディスることができるがHIDEチャンは2.7秒に1回ディスれる この手数の多さにも関わらずHIDEチャンは焦っていた─── 流れているBADHOPの「Foreign」を停止し、代わりに「Hammer Smashed Face」の 再生ボタンを押して学習机をバンバン叩いて吠える その衝撃でチャン初恋の相手IssaLishのポートレートが落下し、Beautifulpeopleのトートバッグに突き刺さる ”なんでが!ただ色彩豊かなだけの豚のくせに” 「勝負あったな」───加藤は軍配を挙げかけた その時であった! つづく
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