- ボカロPが本音をぶっちゃけるスレ★4
473 :名無しサンプリング@48kHz[sage]:2012/08/06(月) 15:52:11.51 ID:nyQIzGaz - >>462
なぜ中高生向けがダメなのかというと、3つ考えている。 1)評価基準が音楽的でない 2)音楽的経験の低い評価環境を作ってしまう 3)視聴者とクリエイターの関係を同人的なものからマスメディア的なものに変えてしまう 1)は、AKBなどが日本の音楽ランキングを音楽以外の要素で汚染してしまったのと同じような話。(AKBを責めているわけではない) 中高生はその曲を通して、どれだけ仲間と話題にできるか、どれだけカラオケで目立てるか、 みたいなファッション的感覚でボカロを消費している。 最近の曲でいうと「幸福安全委員会」みたいな作品や、歌詞を早口で言うような作品は、ファッション性が高い。 つまり中高生の評価基準は、作品の本質的な部分より表層的な部分のウエイトが大きい、ということ。 こうした若者の傾向はボカロに限らずアニメの評価のされ方とかにも表れている。 また中高生は音楽的経験が浅い。 単調なリズム、単調なコード進行、転調ですぐにイッてしまう。 逆にピカソ的な作品は理解できずに放置される。 そのような評価環境ではPがあるレベル以上(中高生受けするレベル以上)に育たない。 ニコ動に限定した話としては、視聴者とPの関係を同人的でなくしてしまうってのがある。 424にも書いたけど、視聴者の求めるものとクリエイターの作りたいものが一致した時に、 すごいものが生まれる、と自分は考えているんだけど、 今は「中高生リスナーに媚びているP」という関係なので、良作は生まれにくい。 一応言っておくが、 中高生の曲自体がダメだと言っているわけじゃなくて、それだけが評価される環境では、 全体のレベルが上がらないし、世に受けるような作品は生まれないと言っているだけ。 だから自分は運営を責めている。
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