- 究極初心者でも簡単に作曲できる方法教えてくれ
423 :962[]:2010/03/22(月) 14:21:32 ID:CF2ad5n1 - あくまで基本は、メロがそのコードに対して、なんであるかをまず考えて、
コードトーンの一部で補助してあげる、でいい。しかし経過音に関しては >>410のいうとおり、そのキーから音をひっぱってくれば「合う」というのも そのとおり。繰り返すが、度々でてくるボイスリーディングを活かせば、 普通の音楽でいう、ハモるとか、カウンターラインみたいなのに関しては、 だいたい対応できる。 しかしアレンジ上で、ドミナントを効果的に響かせたいとか、ジャズらしい 和声をつけたいとなると、個々のコツが必要。即興もそうでしょ。コード トーンを追えば、ミスの無い即興になるんだよ。でもサウンドや、響き 言い出すと、らしくなるための手法を考える必要がでてくる。 >>418の実感みたいに、個々の言葉をうんぬんいってっても、かなり辛い。 だから二週三週間くらいのお題にしよう。 http://up.cool-sound.net/src/cool12377.mid.html これ速さ違うだけの同じメロね。この最初の遅いほういいので、まず自分で思う 「ハモリ」かコードを適当につけてみて。速さが違うのは中級者なら理由がわかると 思うだが、重要なポイント。これをこなしていけば、個々の言葉で溺れずに、 言葉を「利用」して、音楽への理解を深めることができる。 全然ちがうの用意してたけど、それはまた難解か荒れたあとにw 個々にコメントはつけられないが、スレ読むだけで、初心者が、 理解できるようにはするつもりだから。他の先生役は、できたら 初心者にコメしてやってくれ。
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427 :962[]:2010/03/22(月) 15:36:41 ID:CF2ad5n1 - >>426
drop voicingとjazz counterpointは あくまでコードスケール一通りできてからでしょ。 ハモリという言葉をそこまで逆手にとらんでええ。
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449 :962[]:2010/03/22(月) 21:29:20 ID:CF2ad5n1 - >>448 そう、これはハイドンだね。>>423の続き
フレーズ感について。M.M.=100のほうを、しっかりと歌うと二小節最後の C音の後、自然と呼吸したくなる。そして一呼吸して、メロの跳躍がある。 それから最後のGでとりあえずフレーズの区切りがあり、一旦区切りという 感じもするが、またその後も歌い継いでいけるような感じもする、と。 この場合は、リピートできるんじゃね?と感じること。まずこれを聴いて 歌うことで理解してください。 では、はじめにキーを考えてみよう。メロは白鍵だけ。上記の呼吸から、 フレーズのまとまり感を見ていくと、C音からはじまり、真ん中でC音、 終りはG音。キーはCではないかを想像がつく。白鍵だけなら、 Amかもしれないが、A音は一回しかでてこない。それからキーがAmならば、 E7をつくるのに必要なG#音があったほうがいいが、メロには無いようだ。 つまり、このメロには、いろいろなコードをつけることができそうだが、 キーCよりも単純にこのメロに寄りそう調性(ハーモニーの広がり)は とりあえず無いのでは、と考える。 ではキーCのダイアトニックコードを考えよう。ここは各コードの響きが 曖昧にならないように、あえてトライアド中心にしておく。 C△ Dm Em F△ G7 Am Bdim△ これをどうにか並べていって、当てはまればいいのだが、、となる。 ここまでを確認するように。続く。
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452 :962[]:2010/03/22(月) 22:53:51 ID:CF2ad5n1 - 次に、コードが切り替わる速さと割合を考えてみよう。これを
ハーモニックリズムという。M.M.=100を耳に馴染ませると、コードの 切り替えの適当なポイントがなんとなくわかるはずだ。このメロにとって、 適切なコードのリズムは、二分音符毎か、四分音符の単位で、コードを 連結していけばいいのではないかとなる。特に、このメロは、ただ音階の 隣の音に動くだけの場合が多い。二度で動く。だから三度で積まれた、 三和音を単純に当てはめていくならば、メロと一緒のリズムでコードも動いて いけばいいんじゃないの?となる。 この適切なハーモニックリズムの割り出しというものは、時に、自動作曲の 試み並に難しい。というわけで、とりあえず、メロとのバランスで過不足なく、 コードを当てるならばどうなるか、そしてコードの移り変わりを、しっかりと 聴くことができる余裕があるのか、という点を考えてみること。 さて、少しちがう方向から。 既出だが、ハモる、というのは、キーのなかで三度下の音をつけると 上手くいくという話があったと思う。ではやってみよう。どうだろうか。 決して破綻はしてないということがひとつ、割といい感じもする。 音がズレては聞こえないが、ベストにも聞こえない。 この状態をmidiにしたので、時間がある人は、単純にコードネームを つけてみよう。ここまではメロの下に三度をつけていったら、コードも わかるんじゃね、という初心者的なアイデアの再確認だ。しかしこれは 残念ながら、100パーは、うまくはいかない。メロのサポートとしてはいいが、 コードをこのままつけていってもハズレて聴こえてくるだけで、 バランスを著しく欠くことになる。聴いてみよう。メロの下に三度つけたもの と、さらにメロをトップノートにして三和音を機械的につけたものだ。 http://up.cool-sound.net/src/cool12403.mid.html とはいえ>>451のようだと、上の例もおかしく聞こえないかもしれない という心配があるが、、続く。
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453 :962[]:2010/03/22(月) 22:56:12 ID:CF2ad5n1 - >>452の話は、>>448が言ったことに通じる。
>伴奏がコードを鳴らしている上で メロディがハモリになっているのが今の普通の形 そうなのだ!ポピュラー音楽ではコードが一定のリズムで鳴っている 上にメロをサポートする音を「ハモる」といっている。だから、 コードトーンを適当に当てがえばOKというのは、これが前提になっている。 バックで、すでに整ったハーモニーの流れがあるから、コードトーンを 使えばそれなりに、メロをサポートできる。そして単にメロに三度を つけていっても、破綻して聞こえない。なぜなら、伴奏の上にのっかっている だけだから。参考までに言うと、ジャズのブラスのボイシングも、 とりあえずは伴奏が前提で、ブラスの自由なボイシングが可能になっている。 というわけで、普通の音楽の場合、音楽的にハモるのは、まずはメロに対して、 コード進行が適切であることが前提ということになる。では戻って、 >>449で、どうにかしてキーCのダイアトニックを当てはめようか、 まではいった。引き続き、適切なコード進行を考えていこう。今日はこれでおしまい。 BPMが速いほうは後で。
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