- PC内部完結の限界 2nd Limit
616 :名無しサンプリング@48kHz[sage]:2008/06/26(木) 02:56:52 ID:SUaMg1v5 - 音ってさ、物理現象だし数値にも置き換えられるけど
厳密に言えばある音に対して、それを聞いた複数の人が すべて違った印象を受けると思うのね。 聞く人の体調 聞く人の体格 聞く人の感情 聞く人の歴史 etc.... さらに聞く環境、気温、場の雰囲気など 考えられるファクターは多数あります。 言いたいのは基準がすごく曖昧なものだということ 基準あいまい→わからない→偉い人の発言→偉い人が言うからそうなんだ →雑誌にも書いてある(確信)→あの音は太い、厚い、芳醇w ってな経験のある方は結構いらっしゃるのではないですか? 内部完結の話もその流れにあると思うのよ、わたくしは だってさ、アナログだろうがデジタルだろうが 耳に聞こえてくるときはすべて空気の振動でしょ? 何か明らかな差があるときは、機材そのものの個性であって 決して アナログ=ファット デジタル=線が細い・飽和する って事じゃないよ。 アナログミキサーだってめちゃくちゃ飽和させられますよ? デジタルが飽和するってひとはどれだけレベル突っ込んでるか 見直したほうがよいと思うよ
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617 :名無しサンプリング@48kHz[sage]:2008/06/26(木) 03:07:03 ID:SUaMg1v5 - 連投すんません
わたくしが知っている限り デジタル(PC内部完結)でミックスしても 適切にレベルをとる限り まったく飽和しませんよ。 アマチュアみなさんは 適正レベルを守ってないと 思います。 DAWって簡単にいじれちゃうから プラグインとかバンバン挿しちゃうでしょ? アナログだと結構手順を踏まなくちゃいけないことが 実はレベルをしっかり監視(確認)する作業を含んでいるんですよ。 その分メンドクサイけどね。 便利なDAW 机上の知識のみ(それも中途半端) 理解しないまま適当な操作 これでレベルパンパンな内部飽和ミックスの出来上がりです。 今現在のPCやDAWソフトなら 適切なレベルで録音した音源を使うことで 素敵なミックスが出来上がると わたくしは言い切っちゃいますよ。(異論は承知で) 良い時代になりましたね! ちなみに私はSamplitudeを愛用しております。(遍歴logic→PTLE→Cubase→Samplitude)
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618 :名無しサンプリング@48kHz[sage]:2008/06/26(木) 03:23:45 ID:SUaMg1v5 - わたくしはこれからの時代、内部ミックスで
素晴らしい音楽を作ってくれる人たちを 応援していきたいと思っています。 みんながんばろうぜ! 最低限の音質(意図しないノイズまみれ・無音とかw) を確保すれば後は、よい作曲・パフォーマンス・ミックスを行うだけだよ。 大事なのは これらの要素のほとんどが製作者のマインドにかかわる事で 機材の差でとんでもなく差が出るのは 実はわずかなものなんですよ。 はっきり言うけど音楽製作の世界には 楽器屋さんとメーカーと一部の無責任な人たちによって 高い機材に対する信仰・迷信が強力に出来上がっていると思う。 また、知識があいまいだったり業界が閉鎖的だったり こうあって欲しいというユーザーの希望も 迷信作りに大きくかかわっている。 獲素絵素江瑠とかニー部とかと末期の音の差って? シルキーなのがニー部で荒いけど太いのが末期だって? さみしいけど思い込みが半分以上あると思うよ。 ノイズが感じずらく好みの音がするプリアンプがついた オーディオインターフェイスがあれば あとは自分が好きな音がする楽器を弾いたり 歌えば良いだけ。 そして自分を信じて内部完結ミックスで 作品を世に出してください。かげながら応援しています。
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620 :名無しサンプリング@48kHz[sage]:2008/06/26(木) 06:00:56 ID:SUaMg1v5 - 寝る前にもうひとつ書き込みします。
当然ですが 内部完結ミックスはアナログミックスとはまったくの別物だという事です。 アナログミキサーでミックスするイメージが強すぎるせいか 忘れがちな(混乱しがちな?)ようです。 内部完結の特性を理解することで 満足のいくミックスに近づけると思います。 ヒントは定位とノイズ、そしてクロストークです。 アナログミキサーでは構造上のためなのか 複数ある音を厳密に1つの音のようにできないようです。 (複数の音まぜる→音がにじむ→音が太いと感じる) デジタル、この場合DAWのミキサーで混ぜますと 同じ定位の場合、複数の音をまぜると1つに聞こえます。 (複数の音まぜる→音が重なる→1つに聞こえる→音が細い・クリア) また、内部ミックスですと圧倒的にノイズが少ないので アナログミックスと比べて、言わば音のレイヤー数が少なくなります。 たとえると24chのアナログミキサーなら24ch分のノイズトラックがある形になります。 あわせて48chのトラックといえるのです。 電子回路はノイズレベルを0にすることはできません。 入力段にある様々な回路で発生する微細なノイズが歪み成分となり 一種のオーバードライブを生み出します。 それがレコーディングの段階とミックスの段階と2段階にかかるわけです。 アナログミックスが暖かいと言われる秘密の一つはここにあります。
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621 :名無しサンプリング@48kHz[sage]:2008/06/26(木) 06:20:56 ID:SUaMg1v5 - 歪み過ぎは音の飽和を招きます。
しかし的確な歪みは音の分離をよくし 音自体に存在感を与えます。 内部ミックスを行うときは 定位のとり方に工夫をし、歪みを上手に混ぜることで アナログに負けない音の太さ とデジタルならではのクリアーさを 併せ持った現代的なミックスを行えると思います。 わたくしの稚拙な表現のために 誤解や批判があると思いますが あえてこの様な書き込みをした理由は 高額な機器がなければ 素晴らしい音楽ができないと思う人たちが多い現状の中で 内部完結でも素晴らしい結果を出せることを お知らせしたく書き込みました。 わたくしの素性をさらすと 多くの方々に迷惑がかかりますので 伏せさせていただきますが 決して自己満足のためではないことを ここに記して終わりといたします。 それでは失礼いたします。
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