- 新P2P Perfect Dark mission67
547 :[名無し]さん(bin+cue).rar[sage]:2010/03/07(日) 21:26:25 ID:HtxQ2gOh0 - AES 256bit の解説なら、こんなのがあった
http://q.hatena.ne.jp/1227586381 原理的に言うと、固定の鍵の長さを持つ暗号方式であれば、すべての鍵を試せば必ず解読できることになります。 で、256 bit で表現できる鍵の長さは、 115,792,089,237,316,195,423,570,985,008,687,907,853,269,984,665,640,564,039,457,584,007,913,129,639,936 通り になります。日本語の数の数え方で最大の「無量大数」を超えてしまいます。仮に、1 秒間で1兆種類の鍵のチェックが出来るコンピュータがあっても、約 367 阿僧祇 年かかります。 これは、AES に限らず 256 bit の長さの鍵が使えるすべての暗号方式で同様のことが言えます。 じゃぁ、暗号方式なんて何でも良くて、鍵の長さえ長ければ、となりますが、暗号を破る側は、全部の鍵を試して調べるのは、全く現実的でないので、暗号化後の結果と元のデータと比較を行ったり、 様々な数学的、統計的な特徴を見つけて、すべての鍵を試さずとも暗号を破る方法を考えます。 AES に関しては、元々はアメリカの政府機関が推奨する暗号として、コンテストをやって勝ち抜いた暗号化方式で、今のところ、決定的な問題は見つかっていません。 数学の専門化がよってたかって調べた結果ですので、素人が考えるよりも、今後弱点が見つかる可能性は低いです。 現時点では、実際に使われている暗号方式の中で、最も信頼が置ける暗号方式といってよいでしょう。 実は暗号が破られのは、安易なパスワード(鍵)を使っている場合や、そもそも、鍵自体がばれてしまっていたら、どんな強力な暗号も簡単に解読できます。 ですので、 ・AES 256bit 鍵は十分に安全 ・だけど、パスワード(鍵)の取り扱いが重要 ということになります。
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